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森鴎外の「高瀬舟」で有名な高瀬川。この京都の川にアートが出現!
ことし高瀬川は角倉了以が開削して400年。深い歴史の川がアートで癒されます。
京都高瀬川彫刻展は市民と歩んで8年目です。


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はじめに

私は彫刻家の貴志カスケと申します。現在、京都アートカウンシルの代表幹事を務めさせていただいております。京都高瀬川彫刻展は京都アートカウンシルのプロジェクトです。

京都アートカウンシルとは
京都アートカウンシルは「京都をアートで活性化しよう」というスローガンのもとに活動しているアーティスト集団です。今から十数年前に祇園の石段下にローソンができたとき、そのローソンと掛け合って派手なローソンカラーを抑えていただくように申入れをして、日本で初めてローソンカラーを落ち着いた色に変えてもらったという実績を持った団体です。その後、京都ではマクドナルドなども落ち着いた色に変えるという影響力を持ちました。
京都アートカウンシルは京都市の繁華街の中にある元・立誠小学校を中心にして地域住民と協力して桜祭りや夏祭りなどいろんなイベントを企画してきました。現在は京の路地裏をスケッチするスケッチ会や奇抜な祇園祭うちわ展を開催したりしています。京都高瀬川彫刻展も今年で8回目になります。

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これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景

京都高瀬川彫刻展=野外彫刻展とは
野外彫刻展はドアを開かずして美術作品が目に入ってくる展覧会で、押しつけがましいと言われればそれまでですが、特別な意識を持たずしてアート(彫刻)を鑑賞できる意義深い展覧会です。アート(彫刻)に関心がなかった人がアート(彫刻)に興味を持っていただく機会を限りなく提供することのできる展覧会なのです。
一方、日本にはヨーロッパのように建築物とともに彫刻を設置するという慣習もなく、街にも彫刻が多くは設置されていません。多くの市民の皆様は彫刻と接する機会が少ないのが現状です。私たちは少しでも多くの市民の皆さんに彫刻を鑑賞して味わってもらおうと京都高瀬川彫刻展を企画しています。
彫刻には絵画とは違う味わいがあります。決定的な違いは「そこにある実在するそのものが作品である」ということです。絵のように画面の中で遠近法や諸々のテクニックを駆使して、実在しない物を実在しているように見せる必要もないのです。それ故に彫刻は周りの景色と大いに絡み合い、影響を与えます。景色が一変する展覧会場の風景は新鮮なアートの風が吹いているように思えることでしょう。
高瀬川の展覧会場は京都で最大の繁華街です。京都市民だけでなく外国からの来訪者も多いところです。そのような地域がアートで文化的に高まることは非常に意義あることです。また、今年は高瀬川開削400周年の記念の年でもあります。様々な記念行事とともに高瀬川開削400年を盛り上げたいと思っています。

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プロジェクトで何を実現したいか?

京都高瀬川彫刻展は屋外に彫刻を設置することで、市民が特別な意識なく気軽に彫刻を味わうことができ、周りの景色と彫刻の調和を体験できる場であり重要な文化振興の場となることを望みます。

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具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

今年は高瀬川開削400周年の記念の年です。また、第7回まで開催できて来たのですが、この間作品集を作っておりません。主に作品集を作成する資金にします。京都高瀬川彫刻展は8回目の開催となり、ひとつの歴史を作ろうとしています。今年は高瀬川開削400周年の記念の年です。今年から作品集をつくって記録を積み上げていく計画です。いままで京都アートカウンシルの資金と京都府の補助金で運営をしてきました。しかし、その補助金を今年はいただくことができませんでした。理由は「同じ展覧会では新鮮味がない」とのことでした。行政にしてみれば同じところばかり補助金を出すことができない。広く補助金をばらまきたいというところでしょうか。
しかし、本来であればこのような展覧会は行政が市民のために主催してもよい展覧会です。でも、会場が繁華街であるために夜は泥酔者が往来して、彫刻が壊される危険性が比較的高い地域です。行政で開催しようとするならば、作品の補償などで多くの問題があり、企画をしようにもできない展覧会です。そういう意味でたいへん意義ある展覧会ですが、今回ははからずも行政からの補助金をいただくことができませんでした。そのためクラウドファンディングで皆様に支援を訴える次第となりました。
集まった資金で京都高瀬川彫刻展作品集を発行させていただくとともに、案内状やプレート、会場設営などの運営費に補てんさせていただきます。
作品集の作成は第8回京都高瀬川彫刻展が開催された時に写真撮影をしますので展覧会の事後になります。そしてこの作品集をクラウドファンディングのリターンにします。リターンが展覧会終了後となってしまいますがご容赦ください。

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支援のお願いとリターンについて

この展覧会は彫刻家の良心に基づいて創りあげられた展覧会です。酔っ払いや心無い人に作品が傷つけられるかもしれない危険を覚悟して彫刻家は出品してくれているのです。そういう意味で同じようなモノづくり作家で構成している京都アートカウンシルのような団体でなければできない企画でもあります。できる限り事件が起きないように市民の良識と芸術の未来を信じてこれから先もこの彫刻展を続けていきたいと考えています。
また、アーティストの力で、それも大都市の繁華街の中で野外彫刻展を開催しているのは日本広しといえどもこの京都高瀬川彫刻展しかありません。この京都高瀬川彫刻展の火を絶やしたくありません。皆さんのご支援をお願いします。

500円 リターン
1) お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。

3000円 リターン
1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)1冊

10000円 リターン
1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 作品集にお名前を記名します。(匿名可)

30000円 リターン
1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 ※作品集にお名前を記名します。匿名可
3)ノブコ・ウエダの作品 1点 ※限定5名様 (作品はこちらで選ばせていただきます)

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ノブコ・ウエダ プロフィール
個展〈表層作業シリーズ〉名古屋「8号室」から1982年まで名古屋にて発表
岡崎琉球島石彫シンポジウム企画参加
京都ギャラリー16で個展以後京都、中心に大阪神戸で個展
  2001年~京都彫刻家協会所属 京都野外彫刻展参加〈京都府立植物園〉
  2004年~A-21国際美術展参加〈大阪、ポーランド、台湾、ドイツ〉
  2005年~関西版画交流展〈京都市美術館、鳥取市あわや〉
  2007年 上勝アートプロジェクト参加〈徳島国文祭〉
       個展 京都ギャラリーはねうさぎ、フランスギャラリーART TENSION
  2011年 フランスブールジュ市企画展、ポーランドスプルスク市企画展参加
  2012年 ドイツ、ダルムシュタット滞在
  2013年 個展(ギャラリーMEISEI ,大阪UP2K,博宝堂ギャラリー)
  2014年 個展(ギャラリーオー)ニューカレドニア、スペイン企画展参加

50000円 リターン
1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 ※作品集にお名前を記名します。匿名可
3)玉川義人の作品 1点
  球形の動物シリーズ(色大きさなどで多少の違いがあります。)

1 ふくろうあかり(陶器 木 照明器具 高さ20cm幅16cm奥行き16cm) ※限定3名様
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2 招き龍あかり(陶器 木 照明器具 高さ20cm幅12cm奥行き12cm) ※限定2名様
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玉川義人プロフィール
京都アートカウンシル幹事
昭和42年3月 広島県庄原格致高校卒業
昭和44年3月 京都市工業試験場陶磁器科修了
昭和47年3月 陶磁器会社に就職の後、陶芸家川上力三氏に師事。
昭和54年   現住所に陶房を開く
円と球形をモチーフに作品を作る。
最近の出展
高瀬川彫刻展 2012・2013

100000円 リターン
1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 ※作品集にお名前を記名します。匿名可
3)貴志カスケの作品 1点 ※限定1名様

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題名 「Can get rid of by our hands」.・製作年2014・サイズ (80x80x80mm)
ミサイル、弾丸を象徴するようなボルトがナットでできた球体から飛び出るように刺さっている作品です。ネジでできているのであなたの手で外すことができます。お渡しできる作品は写真と同じシリーズですが少し異なります。

貴志カスケ作家歴
京都アートカウンシル代表幹事 京都彫刻家協会理事 日本美術会会員
1975-3    京都市立芸術大学術美術学部彫刻科卒
1983-7    京都府美術展(彫刻)  奨励賞
1984-4    京展  市長賞
1987-4    京展  須田賞
1988-5    西山高原アトリエ村展  (以後毎回出品)
1991-4    京展  須田賞
1992-4    京展  京展賞
1995-4    京展  京展賞
1998-3    日本アンデパンダン展(以後毎回出品)
1999-12    2000京都美術工芸展  優秀賞
2006-6    京展 京展賞 
2008     京都ベンチャーコンペション 京都新聞社賞
2010     第2回京信(京都信用金庫)・地域の絆づくり大賞 「ひらめき賞」

または

1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 ※作品集にお名前を記名します。匿名可
3)北村香織の作品 1点 ※限定1名様

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作品タイトル:「生成」(素材:石膏原石 H10cm W10cm D10cm)

北村香織略歴
1967年 京都に生まれる
1986年 京都市立銅駝美術工芸高等学校卒業
1990年 筑波大学芸術専門学群美術専攻彫塑コース卒業
1997年 京都教育大学研究生修了
1997年より東京、京都、大阪にて個展、グループ展出品多数、京都 にて小、中、高校の社会人講師等の活動。
2012年よりマイクロレジデンスの企画開催(山懐庵)を手掛ける
現在、二紀会準会員、京都彫刻家協会会員 京都アートカウンシル会 員、山懐庵主宰

あるいは

1)お礼のメールと共に京都高瀬川彫刻展の開催状況の写真を添付します。
2)京都高瀬川彫刻展 作品集(仮称)3冊 ※作品集にお名前を記名します。匿名可
3)山崎良の作品 1点 ※限定1名様

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作品タイトル 階段のある風景 (素材:木 h 26cm w16cm d10cm)

山崎 良プロフィール
1966 - 京都生まれ
1985~’88 - 長崎総合科学大学建築学科在学
1989 - 石彫の勉強の為イタリアピエトラサンタにて制作
1989~’90 - ヨーロッパ、アメリカ、南アメリカを中心とした世界旅行をする
1996 - 京都彫刻家協会に加盟
1999~2000 - イタリア ピエトラサンタにて制作
展覧会・個展 多数

最後に

ページを見ていただいてありがとうございます。京都では2015年に京都国際芸術祭が開催されます。私たち京都アートカウンシルはこの京都高瀬川彫刻展の他に京都の田の字といわれる地域をスケッチしています。毎月、京都の中心街を30名以上の画家たちがスケッチをしている様子はフランスのセーヌ川のほとりで画家がスケッチする風景のように、一つの風景になっています。スケッチは京都国際芸術祭の開催期間に皆さんにご披露いたします。京都のアートを引っ張っている京都アートカウンシルに今後ともご支援ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

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