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就職留年をした国立大学の大学生が、2年間の就活をする中で社会の現状を知り、多くの後悔を感じた。同じような思いを味わう人が一人でも少なくなるように、本を出版することで、自分の後悔を伝えたい。20数年しか生きていない大学生からだからこそ、伝えられる人生感もある!

▼はじめに

はじめまして。
大阪大学法学部4回生の新路純也といいます。今年で23歳になります。

2015年3月に大学卒業予定なので、現在は、卒業まであと半年という期間を過ごしています。
僕の場合、大学は2010年入学で2015年卒業予定なので、4年制大学に5年間いることになりますが、単位がとりきれなかったわけでも、留学に行っていたわけでもありません。

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僕は「就職留年」をして、卒業が1年間遅れてしまったのです。
結果、2年間就職活動をし、最終的には東京のITベンチャー企業から内定をいただくことができましたが、多くの大学生が通過儀礼のように経験する「就職活動」を通して、いろいろなことを考えました。

▼僕がプロジェクトで実現したいこととは

「長々と文章が書いてあると、それだけで読む気をなくしてしまう」という人の気持ちはよく分かるので、最初に僕が実現したいことを書きます。何かピンとくるものがあれば、下の文を読んでいただき、支援を考えていただければ嬉しいです。

僕が実現したいことは、

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【中学生/高校生が自分の将来について考えるためのきっかけ作り。】です。
そのために、中高生のような若いうちから、広い世界を見たり知ったりできるようなきっかけ作りをし、好きなことを見つけられるようにしたいと考えています
そして、その方法として、書籍を制作するプロジェクトを考えました。
このような思いに至ったのには、以下に書くような、僕が今まで過ごしてきた人生と、就職活動を通して感じた後悔が関係しています。

▼プロジェクトをやろうと思った背景

【自分の人生と就職活動】
僕は大学に入学するまで、特に大きな失敗をすることもなく生活してきました。
特別貧乏でも裕福でもない家庭に生まれ、ケンカなどをしつつも、優しく良き友人に恵まれていました。中高でやっていたスポーツに関しても、特別上手い選手ではなかったけれど、上達は感じられたし、高校受験も大学受験も第1志望のいわゆる“偏差値”の高い学校に合格してきました。
そうして大学に入り、大学生活では、特に高尚な目標を持つことなく、「人生の夏休み」と言われる期間を満喫してやろうと、サークル活動や遊ぶことに従事していました。勉強なんて2の次、3の次といった形でした。

全く同じではないにしろ、こんな大学生って多いのではないかなと思います。

僕は、そんな感じで、少し要領が良いだけの、チャランポランで、一般的な大学生でした。

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(所属していたダンスサークルでの集合写真)

そうして、大学3年生になり、周りに流されるまま「就職活動」を始めました。
僕は、今まで「何とかなってきた」おかげで、深く考えることもなく、「最後には上手くやれるだろう」という妙な自信を持っており、「給料がよく、知名度のある企業」が最良だと思い、誰でも知っているような大企業ばかり面接を受けていきました。

そうやって進めていった就活の結果は、全て不合格でした。

結果が出てみて、僕はやっと自分の甘さを実感しました。
それから、就職活動を一旦仕切り直し、ちっぽけなプライドを捨てて、親・友人・先輩・社会人などさまざまな人に相談したり、自分について考えたりすることを繰り返し、就職活動をしていきました。

最終的にはいくつか内定をいただき、東京のITベンチャー企業に内定を決めることができましたが、そうやって2年間も必死に就職活動をしている中で、よく考えたことがありました。

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(IT系の企業でのインターン中の写真)

【後悔と伝えていきたいこと】
「自分の好きなこと、したいことって何だろう?」
僕は大学入学までは、友人にも家族にも先生にも「おまえすごいな」と言われてきたことが多いように思います。「学生は学校の勉強が仕事」という盲目的な言葉もあるくらいなので、特に中高生の間は一般的に学力(またはスポーツ)で成果を出せば、「すごいやつ、できるやつ」でした。
では、学生を終えて、そこから何をしますか?何をしたいですか?何をしていたらすごいのでしょうか?
就職活動をする上で、この問にぶつかりました。

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(高校時代の卒業アルバム)

社会貢献でしょうか?みんなが使う道路を作ることでしょうか?ホストになって女の子の悩みを聞いてあげることでしょうか?iPhoneのような新しく便利な機器を発明することでしょうか?政治家になって日本や世界を動かすことでしょうか?そもそも働くのが良いのでしょうか?
当然、仕事は誰かの役に立つからこそ存在するものなので、なにをしても、どこかの誰かからは「良い評価」をもらうことができますが、偏差値で計れるような明確な上下はなく、「他人からの評価」なんてものは曖昧な基準になります。
それまで、スポーツにしろ、受験にしろ、身の回りの人が「すごいね」と言ってくれるであろうことを必死になってやろうとし、他人の世界で評価されるように頑張ってきていただけの、自分の価値観をあまり持っていなかった僕は、本当になにがしたいのか分からなくなりました。言うなれば、「何でも良いし、何でも微妙」でした。
他人の評価を気にして生き、他人からの良い評価に満足して、自分で目標を持ち、そのために実行し、結果を出すなんてことをしてこなかった自分を心底後悔しました。

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(就活終了後に行った、二輪車での北海道一周の旅。やってみないと分からなかったことがたくさんありました。)

こんな僕が伝えたいのは、「内定をとるための方法」「面接の仕方」などのハウツーではありません。なんなら、就活をするのが正解だとかそういうことも思っていません。
僕が伝えたいのは、「僕のような後悔をしないための方法やきっかけ」です。僕のような後悔とは、「他人からの評価を意識して、自分の価値観を形成できないこと=自分が好きと言えるものがないこと」です。そして、好きと言えるものを見つけるためにも、もっといろいろな世界や選択肢に触れるようにしていれば良かったと思っています。そのため、僕が感じた後悔を伝えること、社会の現状を伝えることで、もっと広い世界や選択肢に触れるきっかけや、僕のようにならないきっかけを作っていければと思っています。
まだ先も分からない、20代前半の現大学生ですが、どこかの偉いおじさんが言うよりも、近い立場から、「後悔」というキーワードを軸に、後悔しない人生(中高大学生活)を歩んでもらうためのキャリアの考え方について伝えたいと思っています。

幼少期や小学生のときのように、中高でも大学生になっても、輝かしい夢を持って、語って、その実現に踏み出し続けられる人を1人でも多くして、面白い世の中にするために、今回のプロジェクトで書籍を作り、出版したいと考えています。

▼どうして書籍なのか。

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受験高校決定、文理決定、大学決定などは特に社会に出る際に、大きな影響力を持つと思います。しかし、日本の教育では、それらを決定する中高生が、今の社会や就職するということに対して、ある程度の知識や目標を持たないまま、「なんとなく」決めていってしまってる場合が多いと思います。そのため、そのような1回1回の人生の分岐点でロスをしないためにも、その時点で少しでもいろいろな世界や選択肢を考え、持っておいてほしいという思いから、ターゲットとしては中高生になります。
ただ、中高生に、能動的に本を買って読んでもらうというのは、難しいと思うので、中高生の保護者に購入してもらい、それを子供に渡すことによって、又は、教育関係者に購入してもらい、生徒に渡すことによって、ターゲットである中高生に読んでもらいたいと思っています。
そのため、出版にあまりお金のかからない電子書籍などではなく、紙の書籍として出版したいと考えています。

・支援金内訳
取材費(交通費,御礼金) − ¥50,000
書籍制作 − ¥400,000
ノベルティ制作 — ¥30,000
手数料 — ¥120,000
(Amazonでの販売を考えています。)

▼内容

本を構成する内容はシンプルです。
以下の2点で構成する予定です。
1)自分の就活、後悔についての話
2)企業人事への「就活の現状、魅力のある人についてや、働くということの現状(やりがい・辛さ)など」についての取材。

1)について⇒本やキャリアに興味を持ってもらうためのフックにする。
近い立場から、有名大学に行っているのにも関わらず、就職留年をしたり、そこで後悔したこともあったということを伝え、「キャリアなんて、まだ先の話だ」と考えている中高生に、自分のキャリアやこの本に興味を持ってもらうための、フックにしたいと考えています。

2)について⇒専門的な情報を得て、今後のヒントにしてもらう。
興味や危機感などが芽生えた中高生に、専門的で生の情報を伝えることで、その後、自分で考え、生きていく中でのヒントとしてもらいたいと考えています。企業人事に焦点を当てたのは、年間で多くの学生や転職者などを見ており、人のキャリアという部分に関して日々考えていらっしゃるためです。

これらによって、中高生にとって今生活している範囲でしか見えない世界ではなく、もっと広い世界を見せることによって、社会や就活の現状を知った上で、未来に向けて後悔のないような行動がとれるような、きっかけ作りをしたいと思います。

▼支援のお願いとイメージ付きでリターンの説明

■500円
(1)本気のお手紙をお送り致します。

■1,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。

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(シールイメージ(仮)「Stability is a decline. (安定は衰退)」)

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(シール貼付イメージ)

■3,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン

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(ボールペンイメージ(仮))

■5,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン
(4)完成した書籍

■10,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン
(4)完成した書籍
(5)書籍内のThanks欄に希望のお名前を掲載致します。(企業名可)

■20,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン
(4)完成した書籍
(5)書籍内のThanks欄に、中高生向けに一言メッセージを書いていただき、希望のお名前とともに掲載致します。(企業名可)

■50,000円
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン
(4)完成した書籍
(5)書籍内のSpecialThanks欄に、中高生向けに一言メッセージを書いていただき、希望のお名前とともに掲載致します。また、簡単な紹介も書かせていただきます。(企業名可)
(6)希望があれば、書籍完成前に記事をPDFにてお送りします。完成した章ごとに順を追ってお送りいたします。

■100,000円(2つまで)
(1)本気のお手紙をお送り致します。
(2)就職活動中、私が愛用していた言葉を使って作ったシールをお送りします。
(3)オリジナルボールペン
(4)完成した書籍
(5)書籍内のSpecialThanks欄に支援者様用フリーページ(見開き1ページ)を作成し、そこで中高生へのメッセージや支援者様の企業の紹介などをしていただけます。(取材可能であれば、取材させていただきたいです。)
(6)希望があれば、書籍完成前に記事をPDFにてお送りします。完成した章ごとに順を追ってお送りいたします。
(7)表紙又は帯の一部に、支援者又は支援企業として希望のお名前を掲載致します。

▼最後にプロジェクトにかける思いやページを見てくれたひとへのお礼のコメント

大学に入ってから。就職活動のタイミング。新しい世界に出会ったとき。
何かについて、「もう少し早いうちから知っていたら良かった」って思ったことありませんか。

「後悔してても仕方がない。」「人生なんかいつでもやり直せる。」
こう言うことをよく聞きますが、僕も本当にその通りだと思います。
時間がまき戻るわけでもないので、そこからやれるだけやった方が得です。

過去は、だんだんと年を食って、もうさまざまなことが過ぎてしまった僕たちには、気にするだけ無駄なことかもしれません。未来を考えた方が、楽しいし、希望に満ちています。過去は人生を今よりもっと楽しくすることはできません。

ただ、これは、「自分のためには」という話だと思います。
その後悔や惜しいと思った気持ちは、まだ経験していない人からすれば、大きな宝であり、人生を何倍にも楽しくするための、とびきりのスパイスになります。

いろいろなことに触れ合い、自分の好きなことを見つけ、人の目を気にせず、「好きだ!楽しい!もっとやらせろ!」と言いながら活動している人をもっと見たいです。
周りがそんな人だらけだったら、暑苦しいけど、ワクワクするじゃないですか。
そんな世界にするためにも、最初の一歩として、多くの人が通過する就職活動まで後悔することなく進める人を増やしたいです。

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

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