旅人のスキルを住民に共有し、旅行者と地域を繋げる交流型ゲストハウスを札幌に作ります。
旅行先での人との交流を通して、素晴らしい旅の思い出を得れるお手伝いと、地域の人が世界中の旅人に触れることで、見識を広めたり、地域の魅力を再発見するきっかけづくりの場所を提供します。

▼はじめに

プロジェクト運営者のササキソウイチと申します。現在は10年来の親友であるオオハタと一緒に、札幌でゲストハウス「Social Hostel 365」を作っています。

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自分自身を一言でいえば、旅行大好き人間です。高校を中退後、東京に引っ越して日雇い労働に明け暮れたあと、もともと強い興味を持っていた海外旅行に出発。18歳で旅したアメリカの世界遺産「グランドキャニオン」に感動し、すっかり旅の虜に。以降、アジアを中心に計20カ国を旅しました。旅先で様々な旅人と出会い、語り合った夜、ようやくたどり着いた先に広がっていた絶景、異なる文化の中で味わう世界の多様性…

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19歳の時に旅した中国・チベット自治区ラサの街並

「世の中にはいろんな生き方をしている人がいる。大丈夫。自分らしく自由に人生を歩もう。」

いままで東京時代で時折感じていた学歴に対するコンプレックス、中退したことに対する後悔、将来への不安という、ずっと引きずりつづけていた想いが、旅は明確な答えを示してくれたように思います。「旅はするものだ。」10代の最後の年に、とても大事なキーワードを得ることができました。

▼これまでの活動の紹介とプロジェクトをやろうと思った背景

旅に明け暮れつつも、いずれは帰国する訳で、働かなければなりません。でもどうせなら面白いことをやりたい。そこで始めたのは、旅のフリーペーパーを作るプロジェクト。「JAYWALK」という名前で、半年間の準備期間の末、仲間と共に2012年に発行しました。

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札幌で配布を行なっていた旅のフリーペーパー「JAYWALK」

創刊号は「7日間で7カ国を7万円で旅する」当時就航で湧いた格安航空会社を特集したもので、実際に旅し、記事にしたもの。非常に反響が大きく、自信に繋がりました。と、同時に肝心の収益は赤字で、ビジネスのやり方を学ばないと、とも思った瞬間です。

その後知り合った方の人づてで、札幌のゲストハウスを運営する会社に入社。お客さんとしてしか利用していなかったゲストハウスでしたが、初めて運営側として関わることに。実際に仕事をしてみると、日本中、世界中から旅行者が集まり、非常に刺激的。旅人たちの経歴もとても面白く、いままでにも、世界的にも有名な写真家、ハーバード大学の医学生、某航空会社の機長、100カ国以上を旅してきた玄人バックパッカーなどと交流を深め、話す内容も非常に面白かったのです。

次第に、自分だけが、彼らの面白い話や勉強になる話を聞くのはもったいない、彼らが札幌にいることを広めて、地域の人が聞きにきたり、交流したりすれば旅人や地域の人、双方にとって魅力的なことなのではないかと考えるようになりました。

旅人同士が繋がれる場所が「ゲストハウス」なら、イスを少しだけ空けてあげて、そこに地域の人を入れてあげる「ソーシャルホステル」を、いつか作ろう。

一階交流写真
旅人同士の交流がホステルの醍醐味

そんな風に、漠然と考えていた中、親友のオオハタが会社を辞めてゲストハウスをやりたい、一緒にやろうと話を持ちかけてきました。そして物件を見つけて、お金を借り、自分たちの手で工事を始めました。今まさに形になろうとしています。

▼プロジェクトで何を実現したいか?

ソーシャルホステルのメインサービス「トラベラーズラウンジ」を運営します。
これはホステルに予約した旅行者が滞在期間内で予めイベントを企画、ホステル側がSNSなどでイベントを拡散し、地域の人を集め、イベント当日にイベントを通して地域の人と旅人が繋がり仕組みです。

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トラベラーズラウンジの仕組み
イベント参加者側からは、参加費としてワンドリンク付で500円を頂戴致します。そのお金はそのまま旅行者の滞在費に当てられるようになっており、人数が集まれば、滞在費が無料になることも。宿泊費を十分に賄うほど人とお金が集まった場合、ホステル側の収益(場所提供・イベント運営費用として)になる予定です。

イベントは、「ロンドン在住の映像クリエイターのワークショップ」「元アメリカ海兵隊員が教える護身術」など専門的なものから、「世界100カ国をまわった体験談」「旅行で使えるタイ語講座」などキャッチーなものでも良いと思います。

トラベラーズラウンジが併設されたゲストハウスのことを、私は「ソーシャルホステル(ゲストハウス)」と名付け、新しい宿泊カテゴリーとして世に広めたいと考えております。札幌からスタートし、全国に散らばる沢山のゲストハウスがトラベラーズラウンジを導入してくれれば、旅人は宿泊費無料で旅を続けることも夢ではないと信じています。

▼具体的になぜ資金が必要なのか?その資金がどう使われるのか?

トラベラーズラウンジのスペースとしてゲストハウスが入居するビルの一階を利用しようと考えています。その改装費用として資金が必要です。

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老舗とんかつ屋さんとして地域に長く愛されていたスペースです。当初は調達した資金で営業を始めようと考えましたが、ゲストハウスフロアの改修工事費用が当初の予想を超えて膨らんだ事、一階スペースの老朽化が激しく、使える設備が非常に限られていることが判明しました。プロジェクトを通して得た資金を以下の用途に利用させて頂きます。

改装工事写真
ホステルの内装解体風景。作業のほとんどは自らの手で行ないました

・トイレの修復
(うまく動作しないことが多々あり、修繕が必要です)

  ・暖房設備の設置
(現在、暖房が全く機能しておりません)

・ 天井に空いた穴を埋める
(現状は50cm四方の穴があいております。)

・ 必要数のテーブル・イス・食器の調達費用として
(家具は前オーナーさんが全て引き払ってしまいました。)

※50万円の調達目標に対して、10万円をCAMPFIRE手数料としてお支払いする形になっております。

▼支援のお願いとイメージ付きでリターンの説明

ご支援頂ける場合には、支援者さまに様々な形でリターン(お礼)させて頂きたいと考えております。

○ラウンジで使えるドリンク引き換えチケット
一階ラウンジが完成した際にお使い頂けるドリンクチケットをお送り致します。ソフトドリンクはもちろん、アルコールでも使えます。
※2015年4月から一年間有効

○運営者2人より、感謝のビデオメッセージをお届け致します。
私ソウイチとオオハタがあなたのために感謝のビデオメッセージを撮影し、お届け致します。
※2015年4月頃お届け

○ホームページにあなたのお名前を記載致します。
現在製作中のホームページに支援者さまのお名前を記載させて頂きます。運営を続けている間は半永久的に掲載されます。リンクをご希望の方は合わせてお申し付け下さい。
※2015年4月頃掲載予定

○トラベラーズラウンジ内にあなたのお名前を書いたプレートを作成・掲示致します。
設立支援者としてあなたの名前を書いたプレートを作成し、掲示させて頂きます。掲示は営業を続ける限り続きます。
※2015年4月頃掲載予定

○ホステルの宿泊券をお送り致します!
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ホステルのドミトリールーム
Social Hostel 365の宿泊券をお送り致します。全室ダブルベッドマットレスのプライベートドミトリールーム(相部屋)です。札幌にお越しの予定の方は是非ご活用下さい。乾杯しましょう!
※2015年4月から一年間有効

○ 一階トラベラーズラウンジの貸切権
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札幌都心に位置するトラベラーズラウンジの貸切権利をお届け致します。場所を探しているイベント企画・主催者さまは是非ご活用下さい。
※2015年4月から一年間有効。一回分(午前10時から午後11時まで利用可能)

○ Social Hostel 365貸切権
全12ベッドを持つホステルの一日貸切権利をお届け致します。チームで合宿、大人の修学旅行、泊まりでの女子会など、様々な使い方を提案できます。是非、ご活用ください。
※2015年4月から一年間有効

○Social Hostel 365 年間パスポートをお送り致します。
一年間有効の宿泊パスポートをお送り致します。期間内はいつでも宿泊可能です。(要事前予約)札幌に頻繁に訪れる方は是非ご活用下さい。2015年4月以降で利用開始月を決定頂きます。

○ソウイチが直接お礼を言いにお伺いします。
支援者の住所にソウイチが直接お礼にお伺い致します。往復の交通費が3万円を超える場合は別途ご負担頂きます。
(2015年4月〜2016年4月までの間にご都合の良い日時にお伺い致します。国内外問いません。)
2014-06-09 06.48.20
取材の為に貸切した電車内で。

できるだけ遠くに住んでいる方からの支援をお待ちしております!

▼最後にプロジェクトにかける思いやページを見てくれたひとへのお礼のコメント

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
多くの国を旅してきて、どんな絶景や遺跡よりも、思い出に残るのは、現地の人との交流です。
人と語り、思い出を共有するだけで、その土地をも好きになってしまう、また来たいと思えてしまう。シンプルですが、トラベラーズラウンジ、そしてSocial Hostelの理念は確かなものだと、自信を持って言うことができます。この仕組みを全国に広める為に、まずは札幌から成功事例を作りたい。その為のご支援を、どうぞ宜しくお願い致します。

  • 2015/06/06 08:38

        SocialHostel365の佐々木壮一です。ご報告が遅れてしまいましたが、ご支援者のお名前をラウンジに掲示しております。お返しするリターンのひとつです。 ぜひ見にいらしてください。また先日、ホームページも無事に更新でき、「ラウンジ」メニューの中に、ご支援者さま一覧をアップしま...

  • 2015/04/30 09:43

    無事、ラウンジオープンしました! 皆様の温かいご支援とお力添えのおかげで、無事一回ラウンジスペースをオープンすることができました! すでに多くの方にご利用いただけるようになっております。写真をいくつかアップしていきます。 先日行われたアクセサリーのワークショップの風景。イベント利用も...

  • 2015/03/13 18:34

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

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