はじめに・ご挨拶

みなさま初めまして、まずは本ページをご覧いただき誠にありがとうございます。

私は、慶應義塾大学の大学院に在学している大学院生です。

私は高校生の頃から約8年間和太鼓奏者として活動してまいりました。

趣味も特技も和太鼓が一番の和太鼓大好き大学院生です。

今回、かねてより考えていた「和太鼓」の新たな可能性を示すことに挑戦していきたいと考えております。

私が考える、演奏道具としてではない和太鼓の新しいカタチについて、私がなぜそのようなことを考えるに至ったかを含め、以下に記載いたしましたので、是非とも一読していただければと思います!

このプロジェクトを簡潔に言うと

昨今では、お祭りや和の行事でしか出番のない和太鼓ですが、実際に和太鼓を叩いてみることで得られる「達成感」や仲間との「連帯感」、老若男女問わず腕を振りおろせば演奏できる「シンプルさ」などは、特に子供達にとって価値があると考えています。ですが、子供が和太鼓に触れる機会は、現状ほぼありません。


本プロジェクトでは、演奏道具としてではない和太鼓の新しいカタチを示すことと子供達が和太鼓に触れる機会を増やすことを目標に、和太鼓側の視点だけではなく、教育に携わる方々の視点で、子供の情操教育を目的とした和太鼓の体験プログラムを作成し、それをワークショップとして実施することが概要となります。

ここで考える情操教育とは、学校などで学ぶ座学的な教育ではなく、道徳観や知的好奇心、豊かな感情などを養い、心を育てる教育をさします。
本プロジェクトでは、和太鼓を通じて、芸術的感性や他人への思いやり、やったことのないものに挑戦する好奇心、自分で考えて表現すること気持ちを育むことを目的としております。

子供達の学びのツールとして、和太鼓を!

プロジェクトをやろうと思った理由

私は、学生として学業に励む傍、演者として8年間、和太鼓に携わってきました。

そんな中、人々の和太鼓に対する関心の薄さや、和太鼓が活躍できる場面の狭さから来る
和太鼓という文化の縮小をとても苦しく感じています。

しかし、世間の持つ和太鼓の印象は

「お祭りでおじいちゃんが叩いてる賑やかし」「演奏するには修行が必要な楽器」「和をアピールするときに使われる伝統文化」といったものが多く、おそらくこのページをご覧いただいている多くの人にとって、和太鼓は「特別な空間で特別な人が演奏する自分とは関係ないもの」なのかと思います。

私はそんな和太鼓の現状を変えていきたいと考え、改めて和太鼓がもつ『良さ』について見つめ直しました。

「みんなで同じ音を揃えて叩くところ」「舞台で演奏することで得られる達成感」「叩けばちゃんと音が出るから誰でも演奏できるところ」・・・

様々な和太鼓のもつ『良さ』を再認識する中で

「このような和太鼓の良さはきっと何かの役に立つはずだ!」

「ただの演奏道具としてでは無い、もっと違った和太鼓のカタチがあっても良いのでは無いか?」

と考えるようになりました。


そこで今回私は、

「みんなで音を揃えて一つの曲を演奏する連帯感」

「作り上げた楽曲をお客様の前で披露し、拍手をもらう達成感」

「自分たちの手で演奏を完成させていく成功体験」

といった、和太鼓を体験することで得られる価値を子供達にお届けする事で、情操教育のツールとしてとして和太鼓を活用する【鼓どもチャレンジ】プロジェクトを立ち上げることといたしました。


実際にどんなプロジェクトなのか?

まず、子供の情操教育を目的とした和太鼓の体験プログラムを作成ですが、これは今まで和太鼓奏者の視点でのみ行われていた和太鼓ワークショップではなく、子供の情操教育という視点から「どんなリズムであれば子供は達成感を感じるのか」「仲間同士の思いやりを育むにはどんな楽曲が適しているのか」などといったことを考慮し改めて作り直すことを意味します。

そのために、和太鼓のプロだけではなく、教育のプロの方々(小学校の体育教師・学芸大学の教授・有識者など)と協力して作成していきます。

また、作成した和太鼓体験プログラムの内容や得られる効果をまとめ、文章や図を用いて解説した「プログラム書」も同時に作成し、全国の学校や児童施設に発信していくことで、子供の情操教育としての和太鼓の新しいカタチを広めていきたいと考えております。


次にワークショップの開催ですが、今回は試験的に作成したプログラムをもとに、トライアルとして1日和太鼓体験プログラムをご用意いたしました。


また、今回実施予定のワークショップの詳細については以下の通りです。

和太鼓やバチなど諸々のご用意に関しましては、こちらの方で全て準備させていただきます。
※こちらが準備するもの:和太鼓、バチ、初心者用楽譜、動画教材、etc

場所に関しましては、今回は東京都内の音楽スタジオを予定しております。
音楽スタジオ内に子供達を集め、和太鼓体験をしていただきます。

保護者の方々には、是非子供達が楽しく和太鼓に取り組む様子をご覧いただければと思います。

また、交通費はご自身での負担とさせていただきます。


参加までの詳細な流れにつきましてはクラウドファンディング終了次第ご連絡いたします。

今回作成したプログラムは、ワークショップでの結果をみて再度練り直し、最終的な完成版は各所教育機関や児童施設に配布し、和太鼓を活用した情操教育プログラムを全国に広めていきたいと考えております。


これまでの活動

私は、高校入学と同時に和太鼓を始めました。
大学入学後に外部の和太鼓チームに所属し自身でも年間70を超える公演を行うようになり、プロアマ問わず他の和太鼓チームとも広く関係を築いています。
また、大学院では「テストの点を上げる方法」を重視し、音楽や美術といった芸術科目を重要視していない教育を取り巻く現状に疑問を抱き、芸術科目が与える子供への影響と大人になってからの価値について研究しております。

資金の使い道

・和太鼓の調達費
・スタジオのレンタル費
・参加者分のバチ購入費
・報告書製作費
・プログラム製作費(各所調査費)

リターンについて

リターンにつきましては、今回のワークショップの内容や、私が感じた書簡、今後の展望を記した報告書や、子供用の和太鼓などをご用意いたしました。

実施スケジュール

11/1 参加者を確定次第スケジュール調整、並行してプログラムのブラッシュアップ

11月末までにスケジュール確定ならびに和太鼓、場所の確保

12月からスタート

ワークショップ終了後報告書作成

最後に

本プロジェクトに興味を持っていただけたのであれば、是非ご協力のほどをお待ちしております。

また、1日和太鼓体験ワークショップに参加してみたいと思っていただけた方は、クラウドファンディングページから受け付けております。

何卒よろしくお願いいたします。


本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください