はじめに・ご挨拶

仙台市在住の柿沼伸良と申します。

コロナの影響で映画を作る製作者が少ない、出演するチャンスが少ない、そう悩んでいる役者さんは多いと思います。首都圏には多くの才能ある役者さん達がいます。一方、地方には三密を避け、ソーシャルディスタンスを保ちながら撮影できる場所があります。本プロジェクトでは、東京にいる役者さん達を地方に呼び、映画を制作するというものです。コロナとともに映画制作をしていく新しいモデルを築いていきたいと考えています。


プロフィール・経歴

柿沼伸良

1978年 仙台市生まれ 。

第3回キテミル川越ショートフィルム大賞奨励賞(2019)

中四国ラジオドラマ脚本コンクール入選(2016) 

MPA/DHUフィルムワークショップ第4回シノプシス(&ピッチ)コンテスト最終選考(2016)


脚本の中のどれかを制作します(※コロナの影響、資金によります)

・汽車に乗って

隆史(22)は、兄の広輔(28)と久しぶりに漁港に釣りに来ていた。昔話をする二人。広輔は高校卒業後、俳優になるといって上京した。が、一年前に戻ってきた。今は電車のレールを点検する保線作業員をしている。隆史はいろんな仕事を点々としながら地元でだらだらと音楽活動をしていた。東京で挑戦してきた広輔には隆史の姿が曖昧に思えた。広輔は釣り糸を垂らしながら隆史にハッパをかける。広輔は言う。俺なら汽車に乗るけどな、と。


・たとえばね、たとえばの話ね、

 漫画家を目指すミサキ(26)は芸術家の卵が集まるシェアハウスに入居する。その中に、造形作家の朔也(28)がいた。住人らが囲む食卓で、ミサキは漫画の設定を話し出す。だが構成が思いつかない。朔也はミサキを連れて散歩に出かける。そして、たとえばの話の続きを話す。その後、朔也は家庭の事情でシェアハウスを出ていく。残されたミサキは朔也の言葉を思い返し、たとえばの話の構想を思いつく。


・ガムテープ貼らせてもらえませんか

 ユキ(22)は車の助手席で目を覚ます。両腕両足、口にガムテープが貼られている。靴も履いていない。そこへ好江(40)が乗り込んできて、ユキの口のガムテープを剥がす。これからドライブへ行くという。現状を理解できないユキ。それよりも昨日までの記憶がない。好江はユキの部屋の隣に住む親切な女性。それは覚えている。好江は車を発進させる。不思議なドライブが始まる。


資金の使い道

キャストの交通費(東京 ⇔ 仙台 複数回)、宿泊費、報酬に当てます。


実施スケジュール

2020年11月 キャスティング

2020年12月 クランクイン

2021年 2月 クランクアップ

2021年 3月 ポストプロダクション終了

国内外映画祭へ出品


最後に

緊急事態宣言が発動していない今、県をまたいだ移動が可能になりました。もしまた緊急事態宣言が出た場合には、プロジェクトが中断する、そういったリスクはあると思います。それでもプロジェクトは完遂させます。どうかその点を理解した上で支援してくださると幸いです。

○著作物の権利について
制作した作品の権利は起案者に属します。(例)映画祭への出品、イベント等での上映など。


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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