▼はじめに

映画『神さまの轍』は、昨年11月に京都府井手町という小さな町で撮影が行われました。

1年半前の当初、この映画は、いわゆるご当地映画・地域活性化映画として、井手町オールロケで行う短編映画としての構想を持って企画が始まりました。

監督が実際に町に足を何度も運び、実感したことは、ロードバイクに乗った人たちがたくさん町を通過していくということ。「聖地」といえるほどではなくとも、大正池や万灯呂山展望台といった景色の豊かな、ロードバイク愛好家の集まる場所が町にはありました。

そこから、この映画の企画は膨らんでいきました。

(*万灯呂山展望台は、チラシのメインビジュアルにも採用されています)

 さらに監督が目をつけたのは、「通過」という言葉。

井手町は、関西圏どこに出るにしても行きやすい交通に便利な町なのですが、誰もが通過して立ち止まってはくれません。近年は人口の減少や若者たちの都市への流出も町の大きな課題となっていました。

 

そんな現状から、人生の通過点に悩む若者たちが、ロードバイクと出会い、町で成長や葛藤を繰り返す物語が誕生しました。

最初は、京都府内のみの公開を検討していたのですが、町民たちの想いも載せたこのプロジェクトは次第に大きくなり、長編映画として脚本が執筆され、昨年11月に撮影が行われるに至りました。

 

現在、映画は、河瀬直美監督「あん」や深田晃司監督「淵に立つ」の配給を手掛けた、エレファントハウスによって配給されることが決定し、秋以降の全国劇場公開に向けて準備が進んでいます。

▼迫力あるロードバイクのレースシーン

クライマックスのレースシーンは、ロードバイク選手と観客併せて300名が撮影に参加。迫力のあるレースシーンが展開されました(特報映像をご覧ください)

 

 

『神さまの轍』は、日本では珍しい、原作なしのオリジナルストーリーによる、ロードバイクの映画です。

ロードバイクに青春を捧げた青年たちの物語は、クライマックスのレースシーン、きっと見るものすべての胸を打ちます。

そして、日本中のロードバイクファンに、この映画を届けたいです。

▼フレッシュなキャスト陣

W主演の配役の映画『神さまの轍』

プロのロードレーサー、佐々岡勇利役には、10月からBS-TBS『水戸黄門』で格さん役での出演が決まっている、荒井敦史さん。勇利の中学時代からの親友で、人生の進路に悩む青年に、月9『貴族探偵』や朝ドラ『ひよっこ』に出演の岡山天音さん。

2人の中学時代を、映画『真田十勇士』『ソロモンの偽証』の望月歩さんと、映画『海よりもまだ深く』『HiGH&LOW THE RED RAIN』の吉沢太陽さんがそれぞれ演じています。

さらにその脇を、ベテランの阿部進之介さんや、津田寛治さん、六角精児さんが固めており、フレッシュな中に見ごたえのある演技で映画を彩っています。

         

            (荒井敦史さん)  

  

           (岡山天音さん)

▼映画『神さまの轍』概要

【あらすじ】

人生の目標や夢を見つけることが出来ず、進路に悩む中学三年生の勇利と洋介。

二人はひょんなことからロードバイクを貰います。どんどん乗りこなしていく勇利(望月歩)と、手こずってしまう洋介(吉沢太陽)。

二人の差は開いたまま、彼らは大人になるのですが……

2010年、2016年、2019年と物語を展開し、若者たちが『今』を必死にもがく姿が、胸のすくクライマックスのレースシーンへと一閃につながる『青春』×『京都』×『自転車』映画。

【完成予定尺】

90分

【監督・脚本】

作道雄(映画『マザーレイク』他)

【出演】

荒井敦史 岡山天音

望月歩 吉沢太陽

川村亮介 久保陽香 アベラヒデノブ 小貫加恵 松林慎司 月亭太遊 泉原豊

阿部進之介 津田寛治 六角精児

▼これまでの活動

2017年5月28日、井手町にて完成披露試写会が行われました。

400席は2日で満席。詰めかけたお客様たちからは、映画への高評価をいただきました。

読売新聞

京都新聞

■上映会の感想まとめ

https://togetter.com/li/1115241

(試写会には荒井さんと岡山さんと監督が来場、会場は大盛り上がりでした)

 ▼資金の使い道

全国上映のための、宣伝費に使わせていただきます。

宣伝費が上がりますと、より多くの劇場での公開が可能になります。

映画『神さまの轍』を全国の劇場で上映したい。その思いで、クラウドファンディングを開始するに至りました。

▼最後に

映画『神さまの轍』は、京都府の小さな町 井手町で1年半前から企画が始まりました。

今年、いよいよ日の目を見るときが来ました。

日本全国の方々にこの映画を知っていただきたい。広めていただきたい。劇場でご覧いただきたい。

製作陣一同、今の想いです。

どうかご支援の程、宜しくお願い致します。

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