▼はじめにご挨拶

 

はじめまして、おさかなマイスターのヒメノです。 

大都会・東京の、先の見えない会社員生活で心身を消耗していた2年前。

ふと立ち寄った職場の近所の魚屋さん(角上魚類)が、私の人生を変えました。

 

宝石のようにキラキラと輝く瞳、美しい鱗や体表の色にすっかり心を奪われ、

3か月間毎日通い続けるうちに、気づけばサラリーマンを辞め、築地に飛び込んでいました。

 

 

現在は「東大卒おさかなマイスター」として、

女性や若者向けのおさかなイベントを開催したり、

女性向けのおさかな雑貨をデザイン・販売したり(REAL FISH

関西のローカル番組(「おはよう朝日土曜日です」テレビ朝日)に出演するなど

多方面で活動を展開しています。

 

 

 

”若者の魚離れ”が囁かれる今日この頃ですが、

普段接しないおさかなと、よりディープなふれあいを望んでいる人が意外に多いことに驚きながら、

日々このお仕事に、やりがいを感じています。

 

 

 

そんなおさかなを愛する私が、唯一苦手としているもの。それがホヤ

東京のスーパーで購入した、鮮度の落ちたホヤは、

苦くて渋くて、お世辞にも美味しいと言えたものではなかったのでした。

 

このプロジェクトは、そんな私の苦手を克服すべく

宮城県は石巻市(寄磯浜)に、新鮮なホヤを求めて旅に出たことから始まりました。

「甘くておいしい」と言われる、鮮度の高いホヤを求めてー

▼ホヤって・・・

 

 

魚でも、貝でもない。目も口もないのに、根っこがある。

尾索動物亜門・ホヤ綱に属する、とても風変りな生き物です。

 

その姿はまるで

 

 

 ピグモンです。かわいすぎます♡ 

 

でも

ひとたび皮(カラ)をむくと、

黄桃のようなオレンジ色の、潮の香いっぱいの、プリプリの身が現れるのです。このギャップ!!

(ビールにピントが合ってしまいました。てへ。)

 

これを、老若男女が美味しそうに、

お醤油もつけずに、美味しい美味しいとおかわりをする。

それが、6月18日に石巻市寄磯浜で開催された「金華ほや祭」で目の当たりにした光景です。

 

写真は掲載できませんでしたが、かわいい5歳の小さな男の子は

この朝どれのホヤをペロリと4つも、食べていました。 

 

 

私ヒメノも、突然漁師さんたちに混じって、↓のホヤ試食会場をささやかにお手伝いし、

少なからぬバイト代(=ホヤ)をいただきました。

 

 

  

そして気づけば、あんなにも苦手だったホヤを、3つも食べていました。

しかも、生で。

 

 

(漁師さんのオススメは、ほや&ビール!!)

 

優しくも明るく、ホヤを愛する漁師さんたちのおかげもあり、

こうして私の苦手は見事、克服されたのでありました。

 

▼このホヤが今、廃棄処分の危機に!!

宮城は、ホヤの国内生産量の約八割を占める、ホヤ大国。マボヤの養殖が日本一の都道府県です。

しかし去年に引き続き、最大の輸出先である韓国からの輸入禁止措置により

6000トンにも及ぶホヤの廃棄が予定されています。

 

ソース:http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201704/20170418_13014.html

 

駆け出しホヤホヤのおさかなマイスターとして、

漁師さんたちが大切に、愛情たっぷりに育てた、これから甘味が最盛期を迎える旬のホヤを

みすみす見捨てることは、どうしてもしたくないのです。

 

だからこそいま、鮮度抜群のホヤを、みんなで食べてみませんか??

というのが、このプロジェクトの趣旨です。

この宮城遠征期間中および帰宅後に、ヒメノが習得したホヤの調理法・レシピをひっさげて

小規模ながら「ホヤとの遭遇パーティー(ホヤパ)」を開催したいと思います。

  

バター焼き

ホヤ酢

蒸しホヤ

お刺身

ホヤキムチなど・・・・

 

▼目標設定

目標は、このホヤパでホヤを1トン消費すること

 全体の予定廃棄量からすれば、1/6000と微々たるものですが

当然ですが、何もしなければ、ただすべてが廃棄されるだけなのです・・・!

 

今回この目標を達成すべく、

1000(キロ)÷ ホヤ1個分0.3(キロ)=3333個

一人当たりの試食が3個、おみやが4個の計7コの消費を想定して、

4日間各4回、定員30名の合計480人の

ホヤパへの動員目標を設定しました(正確には476名)。

 

リターン設定を5000円×480名として、最大で2,400,000円

今回キャンプファイヤーにおける初回のプロジェクトであるということもあり、現実的な数としてその半額、

1,200,000円を目標達成額に設定しました。

 

▼こんな人におすすめ

1.酒飲みのあなたへ(ビールや日本酒に合います)

2.珍味好きのあなたへ(ちょっぴりナマコに似ています)

3.冒険好きのあなたへ(分類上も、その味も、大変めずらしい生き物です)

4.最近疲れているあなたへ(疲労回復に効果のあるタウリンが含まれています)

5.新しい話題がほしいあなたへ(朝礼等のネタになります)

6.三陸を応援したいあなたへ(楽しみながら応援することができます)

 

▼資金の使い道

8月12日(土),13日(日)、19日(土),20日(日)の

4日間×4回(合計16回)に及ぶ「ホヤパ」開催にかかる経費。

(ホヤを含む材料購入費、クール便の送料、会場費、人件費、お酒代、移動費等)

※目標額の中には、Campfireに支払う支援総額の8%の手数料、その他決済手数料が含まれます。

 

▼リターンについて

リターンは1種類のみ。

ホヤパの参加日時によって、リターンをお選びください。

 

【5000円】

①ホヤパ(1.5h)参加権

-ヒメノによる、ホヤのおさばき実演

-立食形式のお食事提供(まるで貝のような蒸しホヤ、ホヤ刺し、ホヤ酢、ホヤキムチなど)

-日本酒 or ビールのワンドリンク

②宮城の養殖ホヤのお土産(むき身ホヤ1本+ホヤ1玉)

 

※ホヤレスキューパーティーは、Lab+Cafe (最寄駅:本郷三丁目駅)にて行います。

 

↓過去のヒメノによる魚介系イベントのようす↓

 

▼最後に

普段の生活では、なかなかお目にかかることさえない、ミステリアスな存在のホヤ。

この廃棄の危機に、未知との遭遇を楽しんでみませんか?

新たな味覚の冒険を通して、新しい自分を見つけることができる・・・かもしれません!

  • 2017/07/10 01:23

    私でさえ苦手意識のあった「ホヤ」を食べる、この”ホヤ救出”プロジェクトに対して 今のところ3名ものご支援をいただいております・・・! ;; この「活動報告」の場を借りて、心から感謝申し上げます。 本当にありがとうございます。   現在新聞各社等へのPRを行っている最中で、 どうにか...

  • 2017/07/06 22:44

    三陸の中でも、オレンジ色が濃くて甘いと評判の、寄磯のホヤ♡ 漁師さん直々に、捌き方を教えてもらいました!     ホヤの捌き方について、ネットなどでは 「まずマイナスの突起から切り落として・・・」などと複雑な手順が書いてあったりしますが これは大胆にして効率的な捌き方!!さすがです...

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