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Fight for 35mm フィルムのために立ち上がろう!

現在の支援総額

268,500

33%

目標金額は800,000円

支援者数

57

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/09/12に募集を開始し、 2012/10/08に募集を終了しました

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現在の支援総額

268,500

33%達成

終了

目標金額800,000

支援者数57

このプロジェクトは、2012/09/12に募集を開始し、 2012/10/08に募集を終了しました

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35mmフィルムが危ない!

そのことは気付いていたし知っていた。フィルムの質感はもちろん好きで、フィルムをスクリーンで観るのは格別だ。ただ、映画はなくならないし、何をしていいかも分からなかった。


■35mm存続運動のために署名活動を行っています

今回、35mm存続運動のために署名活動をしようと思ったのは4月25日に配本作業を手伝った「映画芸術」最新号(5月1日発売)の「<映画俳優>という希望」でムラジュンさんこと俳優の村上淳さんが35mmフィルムの存続の危機のことを自発的に話していたからです。ムラジュンさんが映画館で観ることを優先する映画好きなのは知っていましたが、この言葉がこちらの背中を押してくれた。ムラジュンさんは友人なので電話で話をして、35mm存続運動の署名活動をすることにしました。

既にFilmexの35mmからデジタルへの転換のフォーラムもおこなわれ(そのフォーラムにはムラジュンさんも参加)、動きはありますが一般の映画ファンも参加できる形で何かできないかと思い、今までこちらが「ホットファズ」「ハングオーバー」などの公開署名活動をしてきたので署名活動をしようと思い至りました。一般の映画ファンが参加できるのが良いと思ったのは、ツイッターやブログなども良いですがまとまった形にすることで問題提議でき、35mmの危機及び存続のことを話せる場を気軽に設けたかったのもあります。


■35mm存続運動は海外でも行なわれています

次の記事にあるように海外の監督たちも懸念を示していて、クリストファー・ノーランが今年に入ってから「ダークナイト・ライジング」のフッテージ上映を映画監督を集めておこなったときに(そこにはこちらの友人のエドガー・ライト、ダンカン・ジョーンズを含む、イーライ・ロス、ブライアン・シンガー、マイケル・ベイ、ジョン・ファヴロー、スティーブン・ダルトリーなどがノーランの連絡で集まった)、3D及びデジタル撮影をしないフィルム主義者のノーランが「あなたたちをここに来てもらったのは、ある秘めた動機からなんだ」と35mmフィルム存続の嘆願をしたことも頭に残っていて何かできないかと思っていたからでもあります。

35mm_main
<with ダンカン・ジョーンズ監督>


 

<Movie Studios Are Forcing Hollywood to Abandon 35mm Film. But the Consequences of Going Digital Are Vast, and Troubling>
http://www.laweekly.com/2012-04-12/film-tv/35-mm-film-digital-Hollywood/

エドガー・ライトのツイートでニュービバリー(タランティーノが所有する映画館)が35mm存続の署名活動をしたのも思い出しました。こちらもツイッターやブログで次のように書きました。

<エドガーのツイートで知った35mmフィルム存続希望の署名サイト。目標10000なので是非署名を! RT @edgarwright Film fans. Sign this now. RT @newbeverlyjulia So close to 9000 signatures! Lets get this to the studios! http://www.thepetitionsite.com/1/fight-for-35mm/ >
http://d.hatena.ne.jp/HotFuzz/20120121

次の世代にフィルム文化を残すためにも必要なことと思います。ヌーヴェルバーグの監督たちがシネマテーク・フランセーズからアンリ・ラングロワが解雇されそうになったときに(1968年2月、財務省の圧力の下、当時の文化相がシネマテークの運営経営方法の転換を要求したため)立ち上がりデモなどをしたようにアクションを起こすことは大事です。シネマテーク・フランセーズはフランス政府が大部分出資するパリにある私立文化施設で、結果、ラングロワはシネマテークのトップにもどることができました。まずはやってみることが大事です。


■フィルム映画の現状

浅草の映画館3館、銀座シネパトスなど映画館の閉館が次々に発表されています。この一端にはフィルムからデジタルへの機器の移行にかかる費用に耐えられなくて閉館もあり、今後は地方の映画館も閉館になっていくものと思われます。

また、先日、20世紀フォックスがアメリカでの35mmフィルムによる映画配給を2年以内に終了することが正式に発表。

<CinemaCon 2012: Fox Will Stop U.S. 35mm Film Distribution Within Two Years>
http://www.hollywoodreporter.com/news/cinemacon-2012-fox-35mm-john-fithian-chris-dodd-distribution-digital-exhibition-315688


■ドキュメンタリー映画を製作します!

キアヌ・リーブスが既にこの問題で動き出していて「Side By Side」というドキュメンタリーを製作中です。「Side By Side」も素晴らしい作品になると思いますが、ここに書いたように、こちらもまた少し違った視点でドキュメンタリーを1本でなくシリーズ化して製作していきます。(2013年春、都内にて公開予定)

<「Side By Side」予告編>


■今回のプロジェクトで目指すこと

具体的には次を目指します。

・1ヶ月に500名の署名を目標とする
<署名Web>
http://311everydayliving.com/fightfor35mm/post.cgi

・35mmフィルムの保存の法律化/フランスの法律にあるように法律に35mmフィルム作品の保存を明文化する(日本にはフィルムセンターがあるが税金で運営されて買い取る形)

・フィルムの上映会を行う。
(参考/午前10時の映画祭がいったん終わるのも35mmフィルムからデジタルの移行)

・35mmに関するドキュメンタリー製作:日本の監督、撮影監督、照明、編集、メイクアップ、脚本家、俳優などスタッフ/キャストに撮影取材。また、日本だけでなく、アメリカ、イギリス、韓国、インド、オーストラリアなど海外の映画スタッフ/キャストに取材。
現在分かっている状況ですと、このページの動画の冒頭にあるようにダンカン・ジョーンズ監督(「月に囚われた男」「ミッション:8ミニッツ」)は取材及びこのWebの画像のアップのOKをいただきました。ダンカン・ジョーンズ監督との出会いは次を参照ください http://intro.ne.jp/contents/2011/10/26_1643.html エドガー・ライト監督(「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ」「スコット・ピルグリム vs. 邪悪な元カレ軍団」)とマイク・フィギス監督(「リービング・ラスベガス」「TIMECODE」(00・未公開&未ソフト化・スターチャンネルでのみ放映)ではいち早く簡易なデジタルカメラを取り入れて映画を製作)は取材日程を調整中。他に撮影取材の依頼の連絡をしたのはウィリアム・フリードキン(「エクソシスト」「フレンチ・コネクション」「.A.大捜査線/狼たちの街」)などがいます。決まったら随時発表していきます。


■リターンについて

支援していただいた皆様には、感謝の気持ちを込めてメッセージをお送りいたします。
また、支援していただいた金額に応じて、本プロジェクトにて製作する映画(2013年春、都内にて公開予定)の上映会チケット、映画のエンドクレジットにお名前を掲載、内覧試写会ご招待、監督&スタッフミーティングご招待、編集現場にご招待、上映時にはトークゲストとしてご招待、などをご用意させていただきます。

内覧試写会、監督&スタッフミーティング、編集現場ご招待、トークゲストとしてご招待、などにつきましては、詳細が決まり次第、活動報告かメッセージ等でご連絡さしあげます。

ご質問やご要望がある方はご連絡ください。


■ご支援をお願いいたします!

作ったドキュメンタリーは上映活動及び後にネットでも観られるようにして、少しでも多くの人に観ていただいて、この35mmフィルム存続の話し合いのきっかけを与えていきます。

そのために活動の最初の資金として200万円を基礎資金にするので(これでもまだまだ足りないのですが)、20%の手数料を引かれるため250万円をクラウドファンディングで集めます。まず、80万円に設定してクラウドファンディング目標に250万円を目指していきますのでよろしくお願いします。

これらのために海外も含む支援コメントを集め、文部科学省、さまざまな映像関連の協会、映画会社などにも働きかけていきます。


[参考]
http://fightfor35mm.web.fc2.com/

[最新ニュース]
フジフィルムがフィルムの生産中止を発表/これで将来的に映画をフィルムで撮影することが出来なくなる可能性大になりました(2012年9月10日付け記事)。

<Fuji Says It Will Discontinue Some Motion Picture Products>
http://m.deadline.com/2012/09/fuji-discontinue-motion-picture-products/

「フジフィルムは、ぼくの「ブリック」「ブラザーズ・ブルーム」のフィルムのストック先だ。(フジフィルムが35mmフィルムの生産をやめることは)全く恥ずべきことだよ」
ライアン・ジョンソン(映画監督/「ブリック」「ブラザース・ブルーム」「LOOPER」)
”Fuji was our print stock for Brick & Bloom. This is a damn shame.”
https://twitter.com/rcjohnso/status/246663893265559552
https://twitter.com/rcjohnso/status/246692499060563968

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