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はじめに・ご挨拶

はじめまして。本作のプロデューサー兼、監督の窪田将治です。

短編連作映画『稽古場』(監督:中村義洋・足立紳・窪田将治)劇場配給支援プロジェクトにご興味を持ってくださり、ありがとうございます。


2020年10月に中村義洋監督と足立紳監督の3人で集まり「ワークショップから短編を撮ろう!」と思い立ち動き始めました。

ちょうどその時期に文化庁の「文化芸術活動の継続支援事業」もあり参加する俳優部は受講料を経費として落とせるし、我々はコロナ禍の中での制作スタイルを模索することができる。

コロナ禍だからって何もやらず沈黙することが正しいとは思えない。だって活動屋だから。

クローズドで募集を開始したにも関わらず、15人限定参加のところ150名(倍率10倍)を超える応募があり各監督が厳選な書類選考の上、決定した15名+1名が集まった。

(15名限定だったが、どうしてももう一人見てみたいと、結果16名でのワークショップとなった。)

この時期は皆、飢えていたのだと思う。

そして監督と俳優部の【3日間×3監督/計9日間】のワークショップを行い、各俳優の資質を吟味し、最終日にキャスティング。

その後、各監督は予算・時間・設定など全てにおいて同条件の下、演出し制作した。

撮影各1日+合評会1日を含め全11日間という異例の長期間型演技ワークショップに参加した俳優部16名の熱量と演技に対する思いを「稽古場」を舞台に、各監督がスクリーンに映し出しました。

毛色の違う3作品が集まり面白くなっているかと思います。

少しでもご興味を持って頂ければ幸いです。よろしくお願いします。


このプロジェクトで実現したいこと

本年11月を目標に、劇場公開を目指していますが、ワークショップ映画という性質上、少ない制作費でやっと完成させたローバジェット作品であるため、劇場展開するにはまだまだ費用が足りていないのが実情です。

クラウドファンディングで皆様にご協力いただいた資金は劇場で上映するための経費、広告宣伝費などに充てたいと思っております。

今回のプロジェクトの返戻品は右項目の内容で設定させていただきます。


プロジェクトをやろうと思った理由

緊急事態宣言が発令された時、エンタメ業界に従事する者の多くは不安に駆られ今後どうしようか悩んだ人が多くいたかと思います。

私たちもその中の1人でした。

我々、監督陣は兎も角、俳優部は劇場も追われ戦う場を奪われた人が多く出ました。

映画館もまた、休業を余儀なくされました。

今回のプロジェクトの劇場興行収入は参加俳優部(合計16人)に均等分配する事になっています。

 3人の監督(中村・足立・窪田)は収入分配は放棄してます。

参加費を支払いワークショップに参加したと言うことは、俳優部はこの作品の出資者である事だと思い、そうしました。


監督プロフィール

中村義洋

1970年8月25日、茨城県出身。 93年、大学在学中に8ミリで撮った短編「五月雨厨房」が、ぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。 大学卒業後、崔洋一、伊丹十三らの助監督として現場に参加。 99年『ローカルニュース』で劇場映画監督デビュー。その後、『刑務所の中』『仄暗い水の底から』『クィール』 など、話題作の脚本も手がける。2007年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で新藤兼人賞・金賞を受賞。 その後の作品に『チーム・バチスタの栄光』(08)『フィッシュストーリー』(09)『ゴールデンスランバー』(10)『奇跡のリンゴ』 (13) 『白ゆき姫殺人事件』(14)『殿、利息でござる!』(16)『忍びの国』(17)『決算!忠臣蔵』(08)など。

<コメント>

 落ち込むことの多かった2020年という年で、今回の短編映画の撮影は、ああ、私は本当に現場が好きなのだなあ、と今更ながらに気づかされた、生涯忘れ得ぬ日となりました。何かと後ろ向きだった私に「そんなこと言ってたら何もできないじゃないすか」と半ば強引に巻き込んでくれた窪田監督と、泰然自若として終始笑みを浮かべていた足立監督に感謝申し上げます。

 『リアクションマスター』は実は十年ほど前から、いつかやれないかと虎視眈々とチャンスを窺っていた作品です。こういう映画があったらどうかと一人考えてはほくそ笑む、とてもふざけた仕掛けの映画ですが、この悪ふざけに怒るどころか共犯者として嬉々としてつき合ってくれた俳優の皆さんに、改めて、心から感謝申し上げます。

 そうして元気になった御礼というわけではないんですが、今回のクラウドファンディングにご協力頂けましたら、リターンには暑苦しいほどの全力で臨ませて頂きますので、何卒ご支援のほどよろしくお願いします。


足立紳

1972 年、 鳥取県出身。 日本映画学校 (現 ・ 日本映画大学) 卒業後に相米慎二監督に師事。 助監督、 演劇活動などをへてシナリオを書き始める。 脚本家として日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞した 「百円の恋」 (2014) を始め 創作テレビドラマ大賞 「佐知とマユ」 (2013) 「嘘八百」 (2018) 「嘘八百 京町ロワイヤル」 (2020) など。 映画監督としては 2016 年に 「14 の夜」 を発表。 東京国際映画祭 ・ 日本映画スプラッシュ部門に出品。 2019 年には 「喜劇 愛妻物語」 が東京国際映画祭 ・ コンペティション部門にて最優秀脚本賞。最新作「アンダードッグ」(2020)は映画版・連ドラ版ともに配信中。

<コメント>

コロナ禍のワークショップで出会った、面白くて素敵な俳優さんたちと短編映画を作りました。ワクワクすることを失うことが多いときに、僕にとっては数少ない楽しい時間でした。

苦しいコロナ禍ではありますが、そのコロナ禍設定でちょっと笑えて少し元気が出るような作品を目指しつつ、魅力的な俳優さんたちが、そのまま魅力的に映ってくれたらと思って作りました。

この俳優さんたちを、是非多くの方々に観ていただきたいです! 応援よろしくお願いいたします!

窪田将治

1974年宮崎県出身。 1997年日本映画学校卒。在学中には脚本家・池端俊策氏、映画監督・細野辰興氏に師事。 卒業後、自主映画制作の傍らミュージックビデオの演出やファッションショーなどの映像演出を手掛ける。2006 年に『zoku』で劇場映画デビュー。2009年には女子プロレスを題材にした映画『スリーカウント』で長編映画 デビューを果たす。 2010年『失恋殺人』(主演:宮地真緒)、2011年『CRAZY-ISM クレイジズム』(主演:馬場良馬)、 2012年『僕の中のオトコの娘』(主演:川野直輝)と3年連続でモントリオール世界映画祭“Focus on World Cinema”部門に正式出品されるという快挙を達成し、海外でも高い評価を受けた。2021年4月には「裸の天使 赤い部屋」「聖なる蝶 赤い部屋」の2作品がシネマート新宿にて公開。

<コメント>

2020年は悶々としたコロナ禍で、思うように行かない世界になってしまいました。
この短編は理想とかけ離れ、思うように行かない人間が爆発する話です。こんな世界だからこそ思い浮かんだ話です。作品の中でくらい爆発させてくれと。
結果、魅力的な5人の俳優部が鬱憤を晴らすかの如く輝いているかと思います。
きっと時代を担う俳優がいると信じてますので、皆さんも歴史の目撃者となって貰えると嬉しく思います!応援よろしくお願いします。


【キャストプロフィール】

中村組「リアクション・マスター」

松木大輔/1974年 広島県出身
20歳の頃より舞台、インディーズ映画、商業映画、路上コント等、ジャンルにとらわれず活動。
主な出演作に『BLUE/ブルー』(𠮷田恵輔監督)、『東京ウィンドオーケストラ』(坂下雄一郎監督)、『ばぁちゃんロード』(篠原哲雄監督)、『100回泣くこと』(廣木隆一監督)、『わたしが発芽する日』(野本梢監督)、舞台『ぶたい版 中学生日記』(演出 山下敦弘監督) 等。

中垣内彩加/
不登校だった高校時代、あるTVドラマに救われ、今度は自分が、子供達·女性達を勇気付けたいと、俳優を志す。両親に猛反対されるが、「MARCH以上の大学に入ったら好きなことをしていい」という言葉を受け、立教大学入学。同大学在学中に、TVドラマ 水曜ミステリー「ホテルGメン具志堅陽子の殺人推理2」泊玲子役にてデビュー。
主な出演作に、「星屑の子」(内田英治監督)、「12ヶ月のカイ」(亀山睦実監督)、「あいが、そいで、こい」(柴田啓佑監督)などがある。特技は剣道、韓国語。

望月めいり/静岡県出身。俳優・ダンサー
これまでにNibroll作品をはじめ、国内外の舞台公演に多数参加。
ゆず、EGO-WRAPPIN'等のアーティストのライブやMVに出演。振付も行っている。
俳優としては主演映画『風下の歌、川上の虹』がロンドンレインダンス映画祭オフィシャルセレクションに選出されるなど、出演作が国内外の映画祭で多数上映され、受賞をしている。

廣田琴美/香川県出身。
約17年の会社員・社会人をへて、アラフォーで芝居の道へ。数々のワークショップに参加し、「裸の天使 赤い部屋」(2021年)で商業映画デビューを果たす。自主製作映画を中心に、TVCM「さくら祭典」「JAグループ岡山」、MV「風といっしょに」(小林幸子&中川翔子)、舞台「TIMETRAIN」(SCANP主催)など活動を広げている。母親役で参加した短編映画「マカリス」(2019年)はカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに選出された。

金城大和/1983年9月9日、沖縄県出身。
2013年『獣電戦隊キョウリュウジャー』有働ノブハル/キョウリュウブルー役でテレビドラマデビュー。以後、『TEAM -警視庁特別犯罪捜査本部-』『水戸黄門スペシャル』などに出演し、2017年には『尚巴志』にてテレビドラマ初主演を果たす。2014年からは声優業にも進出し、アニメでは『遊戯王ARC-V』『新テニスの王子様』『ラストピリオド』など、また吹き替えでは『テッド2』『ビバリーヒルズ・コップ〜Netflix版』『誰よりも狙われた男』『ジョン・ウィック』『ナイトクローラー』『キャッスル・ロック』などでメインキャラクターの声を担当し、多方面で活躍中。


足立組「しちゃったね」

仁科かりん/2000年3月27日 東京都出身。
10代から映画作りに興味を持ち、俳優を志す。主な出演作品、映画『ファンファーレが鳴り響く』(2020年/森田和樹監督)、『青い青い青い青い青い青い』(2021年/朱眼マナツ監督)、『A MIDSUMMER DAY’s DREAM』主演(2021年/小松原茂幸監督)ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021CinematicTokyo部門入選。舞台『朝の気配』主演(2019年/川上一輝 作・演出)。ドラマ『シェフは名探偵』、レギュラー出演した『お茶にごす。』がAmazonプライムにて好評配信中。

横江泰宣/1975年生まれ、埼玉県出身。
20代に小劇場での活動後、近年は映画、ドラマ、CMなど映像を中心に出演中。直近の主な出演作品に「裏アカ」(加藤卓哉監督)、「スパイの妻」(劇場版、NHK版 黒沢清監督)、「喜劇 愛妻物語」(足立紳監督)、「神様のカルテ」(テレビ東京 谷口正晃監督)、「夜がどれほど暗くても」(WOWOW 谷口正晃監督)など。

中野歩/1996年、東京都生まれ。
都立総合芸術高校演劇専攻卒業。大学在学中から舞台や広告、ドラマなどに出演。小柄な体型を生かしたコミカルな役からシリアスな役までこなす。主な出演作は【舞台】ブロードウェイミュージカル『ピーターパン』【ドラマ】『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』【広告】『明治エッセルスーパーカップ』【MV】Lunakate『スタートライン』等。

宮地真緒/1984年2月2日生まれ、兵庫県出身。AB型。
2002年にNHK連続テレビドラマ小説『まんてん』のヒロインに抜擢され女優デビュー。2005年にはミュージカル『ピーターパン』の主演を務めた。主な出演作に、ドラマ『WATER BOYS』CX、『科捜研の女』 EX、『立花登青春手控え3』NHK、映画『ピカ☆☆ンチ LIFE IS HARD だから HAPPY』(04/堤幸彦監督)、『白ゆき姫殺人事件』(14/中村義洋監督)、『恋のしずく』(18/瀬木直貴監督)、『夜明けまで離さない』(18/森岡利行監督 )、『カンパニュラの夢』(21/作道優監督)などがある。

西村佳祐/1989年北海道旭川生まれ。
映像作品を中心に幅広く活動。特に、コメディ要素が強い作品を得意としている。以下主な経歴。
【映画】「コンフィデンスマンJP ロマンス編」(監督:田中亮)「キュクロプス」(監督:大庭功睦)
【TV】にじいろカルテ(テレビ朝日)作家刑事 毒島真理(テレビ東京)大河ドラマ「いだてん」(NHK)など

田中偉登/2000年1月24日生まれ、大阪府出身。O型。
2012年『13歳のハローワーク』でドラマデビュー。主な出演作に、ドラマ
相棒15』EX、 『エール』NHK、『アノニマス』テレ東、『イチケイのカラス』CX、『無用庵隠居修行』BS朝日、映画『るろうに剣心』(大友啓史監督)、『孤狼の血』(18/白石和彌監督)、『アイスと雨音』(18/松居大悟監督)、『のぼる小寺さん」(20/古厩智之監督)、『朝が来る』(20/河瀨直美監督)など。待機作多数で注目の気鋭俳優である。


窪田組「パッション・ゲーム」

遠山泰市/1991年千葉県に生まれる。
2014年、東京学芸大学を卒業後に俳優活動を開始するも、すぐに挫折。しかし、そこで改めて映画の魅力に気づき、取り憑かれ、2017年に活動再開。映画24区などで鍛錬を積み、2019年に映画『台風家族』(市井昌秀監督)で劇場映画デビュー。その後『グラフィティ・グラフィティ!』(2020年 松尾豪監督)。最新の出演作は『茜色に焼かれる』(2021年 石井裕也監督)。公開待機作として『息ができない』(冨樫森監督)がある。※『台風家族』『茜色に焼かれる』は“鈴木太一”名義での出演。

財田ありさ/1992年10月生まれ、神奈川県出身。
映画『そこにいた男』、『AI崩壊』、『新宿パンチ』 、『22年目の告白-私が殺人犯です-』、『春夏秋冬物語』、『ピンクとグレー』、『MONSTERZ』、ドラマ『連続殺人鬼カエル男』、『潤一』、『獣になれない私たち』 、『チェイス 第1章』、 『先に生まれただけの僕』 、『ゆとりですがなにか 純米吟醸純情編』他、舞台・CM・MVなど、多数出演。

穴田結海/1999年。北海道出身。フリーランス。
窪田将治監督『聖なる蝶 赤い部屋』女子高生ミサ役
長谷川徹監督『不倫ウイルス』ヒロインの親友役

白戸達也/1992年、埼玉県出身。
2016年、 Netflixドラマ『火花』で俳優デビューを果たす。以後映像作品を中心に活動する。その他出演作品に、Netflixドラマ『モブサイコ 100』(18)、映画『左様なら』(18)、映画『ミッドウェイ』(19)、映画『人数の町』(20)、映画『MINAMATA ミナマタ』(21)などがある。
趣味特技はバレーボール、水泳、ロードバイク、英語。

安倍乙/2000年1月18日生まれ、21歳、大阪府出身。
応募総数約5,000人の中から選ばれ、2017年より秋元康プロデュース「劇団4ドル50セント」の劇団員として活動。
主な出演作にテレビ朝日「おっさんずラブ」、Netflix「全裸監督 シーズン2」、ABEMA「オオカミくんには騙されないシーズン3」など。近年では、テレビ朝日系「ロンドンハーツ」“ロンハーに時々呼ぶかもしれない女性タレントオーディション”が話題となったほか、雑誌「with」のレギュラーモデルを務めるなど、女優業を中心にモデル・グラビア・バラエティとマルチに活躍。


資金の使い道

劇場公開に向けての宣伝広告費。

・ポスター、チラシ、前売り券などの作成(デザイン・印刷等)費用と通信送信費、イベント経費、公式ホームページ作成、ネット上の宣伝媒体(予告編など)、上映素材(DCP) の経費に使用

1)上映配給宣伝費

・ポスター・チラシ・前売鑑賞券などの作成費 150,000円

・ホームページ作成 100,000円

・デザイン費 100,000円

2)上映時諸費用

・予告編制作・運営費 100,000円

・郵送・通信・交通費・雑費 50,000円

・DCP作成費:100,000円

・パブリシスト経費 900,000円

3)その他・上映イベント等の諸経費

・交通費・謝礼・雑費等 200,000円

4)クラウドファンディング手数料

※金額は予定

スケジュール

・2021年11月頃~劇場公開予定

・映画館:東京・神奈川他 主要都市
※現状、横浜シネマリンさんにて上映内諾を頂いております。


リターンについて

コロナ禍を鑑み、リモートなど参加しやすい物を用意しております。

是非、ご協力頂ければ幸いです。


最後に

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。

みんなで力を合わせ創り上げた作品です。

よりよい環境で皆様に届かせたいと考えています。
少しだけでも構いません、お力添えのほど、どうかよろしくお願いいたします。

中村義洋/足立紳/窪田将治


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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