【ごあいさつ】
このページをご覧いただき、本当にありがとうございます!
私たちは学生団体IUYL(アイユル)です。
<KFKO学院前にて>
子どもの可能性を広げることを理念とし、現在カンボジアのシェムリアップ市にある、KFKO学院
でのDreamers Library Projectに現在取り組んでいます。
Dreamers Library Project
子どもたちが夢を育み、将来の可能性を広げることのできる図書館の建設を目指します。
概要:カンボジアのシェムリアップ市にある孤児院兼英語学校に図書館を建設する
目的:子どもたちが長期的に先生が少ない状況で学び成長できる環境を創る
図書館の建設、運営を通して子どもたちが成長できる環境を創る
村の子どもから大人までの人々の学びの場、憩いの場を創る
建設予定地(KFKO学院敷地内)
完成イメージ
カンボジアでの図書館建設に建設に至るまでの経緯
2016年に高校を卒業する際に、大学在学中に海外で何らかの形でボランティアをすることを決意しました。
当時4人だったメンバーと議論し、また様々な本を読み情報を集めていく中で教育面での支援が一番身近に感じられたので、教育に的を絞って具体的にできることを探し続けました。
教育面からのアプローチをしたいと決まったものの、活動地域・内容などの具体的なイメージが湧かなかった私たちは、立命館アジア太平洋大学主催のベトナムでのスタディキャンプに参加しました。そこでは、小学生に言語や文化を教えるという体験をさせて頂きました。
キャンプ終了後、自分たちの未来の活動へ繋がるものを探すため、カンボジアとタイを訪れました。
この時、カンボジアのKFKO学院(Khmer For Khmer Organisation)という現地の孤児院兼小学校を訪れた際に一人の教師との出会いがありました。
彼が現在、私たちと共に図書館プロジェクトを進めているソックンです。
自身もKFKO学院出身者であり現在は母校で英語教師をしています。
彼に話を伺う中で、彼が学校で英語を教える傍トゥクトゥクの運転手をして生計を立てていることや、生徒60名に対し先生が彼含め二人しかいないことを知りました。また、教育に対して熱い思いを持っている方であり、教え子たちに本を読んで欲しいとおっしゃっていました。
KFKO学院の現状
ー先生が少ないため、2-16歳の子どもたちが3つのクラスに分かれ勉強をしており、習熟度別学習が機能していない。
→生徒一人ひとりにレベルを合わせた学習ができていない。
ー村の家庭にはあっても小さな電球しかなく、勉強するスペースも十分ではないため、家庭学習や放課後の学習がおろそかになっている。
ー先生は十分な給料がもらえず、生計を立てるためにトゥクトゥクドライバーとして働きながら孤児院運営や一日4コマの授業を行っている。
→先生方の負担が大きい。子どもたちが放課後に自己学習できないため宿題を出すなどして、授業の負担を減らすこともできない。
ー図書館がなく、数冊ある本も活用されていない。
→子どもたちには本と触れ合う機会が現状ほとんどない。
ー雨季になるとトタン屋根が騒音を出し、横殴りの雨が子どもたちの学習を妨げる
私たちは先生方の負担を軽減し、教育機会を増やすこと、子どもの興味関心を沸かせる学習方法を考え、
プロジェクターによるネット配信授業を試みました。
しかし、授業にプロジェクターを有効活用してもらおうとの思いは、先生には必要とされませんでした。
電気は安定しておらず、黒板もバキバキで日光を遮る窓のない教室では、
綺麗に画面を映し出すことができません。
それ以前に、プロジェクターの授業を提案した段階から終始浮かない表情をしていた先生たちから
私たちは彼らに自分たちのやりたいことを押しつけていただけなのだと気づかされました。
こうあってはいけない、まず現地のニーズがあり、それに答えていくことが私たちのあり方なのだと大切なことに気付き、現地の先生と腹を割って話す中で聞くことができた本当のニーズが、図書館だったのです。
KFKO学院のニーズ
<教師不足>教えられている教科が英語のみ
→他の科目の知識を学ぶ機会
<教材不足>文字を読む機会がない(少ない)
→言語のアウトプットを行う機会
<教室の不整備>乾季の熱さは生徒たちの集中力を削ぎ、雨季は雨が教室の中まで入ってくる
→気候に邪魔されず、授業を行える場
なぜ図書館?
・本を読むことで、学校の授業では学ばない知識の探求ができる学び舎になる
・図書館があることで先生がいない間も子どもたちに自立的な学習機会が生まれる
・自分の興味あることを自分のペースで学ぶことができる
・学校に心地の良い自習の場を作り、子どもたちの教育環境を改善する
・知らなかったことを学び、好奇心の探求への積極性が期待できる
・英語の本を読むことで学校で学習した英語知識をアウトプットする機会となる
→希望にあふれる子どもたちの「現在、そして将来の選択肢を増やす」機会づくりに貢献する。
村の子どもから大人まで誰もが利用できる「みんなの図書館」
前々回訪問の際、KFKO学院周辺の家々に訪問させていただき、実地調査を行いました。
兄弟が多く、全員が学校に通えない家庭が多くあり
食べていくためにも、出稼ぎ労働は当たり前の状況。
ポルポト政権の影響によりご両親世代の識字率が著しく低く
電気も机も椅子もない家庭もあり、
複雑な問題を抱えた家庭がたくさん在りました。
しかし、お金がなくても、識字能力のない親は子どもたちにはよく学んで良い職業についてほしいと心から願っていました。
KFKO学院に通う子どもたちだけではなく、村の子どもから大人まで誰もが利用できる、
みんなの図書館ーDreamers' Libraryは彼らの思いから生まれたのです。
図書館を’あげる’’のではなく、一緒に作る。
ここに一つの継続性へのポイントがあります。
継続性への取り組み
図書館の管理で大事なことは利用者側の意識です。
自分たちの図書館であれば、自分たちの居場所・学習場所であれば、
ルールを守る意識が芽生え、秩序が作られていきます。
外からの支援でつくって"もらったもの"ではなく、自分たちで作り上げたのだという意識をもつ中で、子どもたちが図書館の建設、運営を通して成長できる環境を。
前回訪問では「どんな図書館にしたいか」「どんな本を置きたいか」など子どもたちから意見を集め、
また資金集めに一緒に関わるために、自分たちの得意なミサンガ作りを提案し、行ないました。
二月にファンディングによって外装が完成したあとは、本棚や壁画などの内装は子どもたち自身が協力して行っていきます。
私たちは「学生だからこそ。」
利益を追わず、子どもの可能性を高めるという目的に専念できる
一つの地域、学校に焦点を当てたインテンシブな支援ができる
自由な思考、常識にとらわれない行動力を持って課題に挑戦することができる
時間をかけて一人一人の子どもに触れ合うことができる
と考えています。
みんなの夢の詰まった図書館を、村の人たちの新たな居場所を共に作り上げたいと思っています。共感、関心頂けましたらぜひご協力お願いいたします!!!
たくみ日本語学校 カンボジア 今井巧さんからのコメント
途上国に対する支援の現状で、現地の人々が支援をしてもらう事が当たり前になっている傾向があります。
『私達は貧乏だから・・』
これは、先進国が途上国に対して行ってきた支援の形に大きな理由があると思います。
・村や孤児院や学校などに服や文房具などをバラ巻く。
・学校が無いからと無計画に学校建設を行う。
私も昔はそうでした・・ただの自己満足です。
でも、自己満足が悪いとは思いません、そこで救われるものもあります。
ただ、この一方的な支援の形が、受ける側から『当たり前』の感情を生み出してきたのかもしれません。
あるカンボジア人に質問をした事があります。
『先進国から支援をしてもらっている事をカンボジア人はどう思ってるんだろう?』
彼は、
『感謝していると思う。でも、これからはカンボジア人がカンボジア人を救える様にならないといけない』
そう私に言いました。
私が約6年前に始めてカンボジアに訪れた時に、一番知りたかった、一番聞きたかった、カンボジア人の本心です。
私が”学生団体IUYL”さんを応援したいと思ったのは、
このプロジェクトに対する学生達の決心と継続性を感じたからです。
『図書館建設が目的ではない』
これまでカンボジアの色んな地域を回り、古びて使えない日本語表記がある学校や、その他建築物をたくさん見てきました。
せっかく学校を建てたのに、
『そこで教える先生がいない』
『遠くて子供が通えない(自転車がない)』
『家業の手伝いが忙しくて学校に行けない』
『教科書や文房具を買うお金がない』
全てそうとは言えませんが、継続性のない支援の残骸がカンボジアにはたくさんあります。
ボランティアをするのに人数や経験はさほど関係ない。
たとえ100人のメンバーがいたとしても、絶対に折れることの無い覚悟や決心を持った1人には勝てない。
私はそう思っています。
学生団体IUYLと現地カンボジア人が共に図書館建設を行い、その運営を継続し、その結果『人材育成』を目指す。
ただ、与えるだけでなく、受ける側も一緒に行動を起こすことで、そこに継続性が生まれ、将来的にカンボジア人を救えるカンボジア人が育っていく。
私に言ってくれたカンボジア人の本心からも、未だ貧困国であるカンボジアに、今一番必要な事を、学生団体IUYLのメンバーがやってくれそうな期待と、このプロジェクトの未来の可能性を感じました。
皆様、是非応援お願い致します。
たくみ日本語学校
代表 今井 巧
FFF(Fresh Fruit Factory) Owner Hiro and Fumi さんからのコメント
カンボジアには無駄だとは思わずに、その無駄の積み重ねの先に起こるインパクトを信じて継続していく力が
必要である。
彼らはその力を信じて進み続けている!
For100years later in Cambodia!
リターンについて
¥30,000へのリターン
【ギフトボックスA】カシューナッツ
¥50,000へのリターン
【ギフトボックス Type B】 Ashi Goods by一般社団法人Kumae
+
【2018年3月の図書館開館式へのご招待(旅費は全てご負担いただきます。)】
す
¥100,000へのリターン
【ギフトボックス Type C】カラフルこもの入れ by Grove Jungle
+
【図書館に子どもたちへのメッセージを刻んでいただけます。】
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