こんにちは!Art-Loving代表 まんぼです。
この度、Art-Loving×かわさきシアターカンパニー Art-Lovingプロデュース公演Vol.6「かもめ」を3月24日(木)から27日(日)までラゾーナ川崎プラザソルにて上演する運びとなりました。

この舞台は当初、2020年6月に公演を予定していましたが、新型コロナウイルス感染症が拡大初期段階で、リハーサルが始まる予定だった4月頃は、全国一律の緊急事態宣言が発出された時期でした。先が見えない状況下で「いのちを守る」行動を優先し、2021年秋口に延期を決定しました。翌年、延期した日程で公演を開催しようと検討を重ねましたが、ワクチンが国内で浸透するには、今、しばらく時間を有すると判断し、最終的には2022年3月末に再々設定ということで、二度にわたり延期しました。

昨年終わり頃、欧米欧州にて、第5波の感染拡大ニュースを受け、日本は年明けから第6波に突入するのではないか、という懸念がありました。状況は二年前と比べれば、様々な対策により、ある一定の光は見えてきたのではないか、と多角的に検討を重ねた結果、活動を完全ストップするのではなく、出来得る最大限の対策を講じて、3月末に公演を実施しようと、最終的に決定しました。


年が明けて第6波が始まり、まん延防止等重点措置が講じられました。(13都県に発出中。1/19現在)依然として社会情勢は、厳しい状況にあります。私たちとしては、3月27日(日)千秋楽まで走り抜くことが出来るように、ありとあらゆる対策を講じていきながら、リハーサルを進めていきたいと考えています。つい先日のことですが、1月15日(土)に顔合わせを川崎市内にて行いました。大変有難いことに、2年前予定していた全キャストが参集してくださり、ようやく一同に会することが出来ました。

顔合わせ 2022年1月15日 @川崎 顔合わせ 2022年1月15日 @川崎

実際に声に出して、読み合わせしていくと、まだ見ぬ作品への創作の期待が大きく膨らみました。対面で、息遣いやリズム、間合いなどを感じながらの読み合わせという場と時間は、貴重で特別な瞬間です。

この登場人物たちを早く立体化して、「かもめ」の世界観を具現化したい、その思いは強まる一方です。先が見えない状況は続きますが、現況に嘆くのではなく、今、できることに集中し、少しでも多くの皆さんに作品をご覧いただけるよう、私たちも考えました。


新型コロナウイルスの拡大により、二年前から演劇界に定着し始めたことの一つは、劇場からのライブ配信です。実際にライブ配信導入にあたっては、各劇場がこれまで様々な投資を行ってきたと思います。劇場にとっては大きな負担増であったと思いますが、映像演劇の新しい扉を開いたといっても過言ではないでしょう。


映像演劇の難しいところは、いわゆる劇場中継になってしまっていて、視聴者が十分に作品を堪能することが、まだまだ難しいところです。未だに劇場へ足を運ぶことが出来ない方々、地方在住者で、首都圏まで観劇に行くのは難しい方々、そんな方々のために、映像作品をお届けしたいと思い、あれやこれと考えを張り巡らしました。

映像作家である塩田久人さんとの出会いが、私の考え方を大きく変えてくれました。
「良い演劇は、映像を通しても必ず伝わる。大切なのは、どのように映像で作品を届けるか、その一点に尽きる。これこそ映像作家の出番だ」と力強い言葉をいただきました。
今回は公演期間中、ライブ配信という形に拘らず、舞台本番終了後、私と塩田さんとで、十分に対話を積み重ねながら、作品全体のテーマや、各場面、場面における集中の対象はどこなのか、等々、作品について存分に語り合った上で、最終的には塩田さんに魅力ある映像作品として仕上げていただきます。
そして感染拡大により金銭的に劇場へ運ぶことが容易でなくなってしまった学生(小・中・高・大・専)たちを対象に、劇場へ無料招待すること(映像鑑賞も可)を考えています。

今回のクラウドファンディングでご支援いただく主な理由は、これまでにない、より魅力的な映像演劇を制作し、ご自宅で鑑賞いただける環境を整えること

Art-Lovingは演劇をとおして「生きる力〜つくる・はぐくむ」をコンセプトに、演劇制作から演劇教育まで、一貫して演者の主体性を引き出しながら、対話を重視した形成的な創作アプローチを実践し、行動的俳優を醸成します。
ヨーロッパの体系的演劇教育のような、一貫性のある再現性高い理論で、人のコミュニケーション能力を引き出し、自己表現から言語力と自己肯定感を高める『まんぼオリジナルドラマエデュケーション』を実践します。また多種多様な演出家のアプローチにも対応可能な、戯曲解釈方法の伝授、基礎的演技力向上に寄与します。

2016年 ドラマアカデミーとして、Art-Lovingを立ち上げる。
2016年 4月、Art-Loving vol.1 「Collected Stories~短編集~」をラゾーナ川崎プラザソルにて上演。
2016年 12月、Art-Loving vol.2 チェーホフ短編「熊」を恵比寿スペース29にて上演。
2017年 ドラマアカデミーArt-Loving第一期生 俳優クラス・社会人クラス修了公演。
2019年 1月よりアートプロデュースカンパニーとして正式に発足。
2019年 8月、Art-Loving vol.3 畑澤聖悟作「親の顔が見たい」をラゾーナ川崎プラザソルにて上演。
2019年 12月、Art-Loving vol.4「チェーホフ讃歌~熊と結婚申し込み~」をAPOCシアターにて上演。
2020年 9月、Art-Loving vol.5 畑澤聖悟作「親の顔が見たい」をAPOCシアター にて上演。


●映像作家による、映像作品の制作(従来型のライブ配信という形ではなく、映像コンテンツとして良質なものを制作する)
●小中高生、大学生、専門学生を対象に無料招待券の充当

●5,000円のリターン
あなたの5,000円は、映像作品「かもめ」鑑賞チケットとご支援いただいた方にA4サイズ・有料公演パンフレットをご提供いたします。

※パンフレットは4月30日までにお送りいたします。
※映像作品は公演終了し、5月31日に鑑賞いただけます。

●10,000円のリターン
あなたの10,000円は、映像作品「かもめ」鑑賞チケットと、クラウドファンディング終了までにご支援いただいた方で、ご希望の方には、映像作品のエンドロールにお名前を掲載します。A4サイズ・有料公演パンフレットをご提供いたします。

※支援時に必ず備考欄に、映像作品のエンドロールでご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きますのでご了承ください。また、特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
※パンフレットは4月中を目途にお送りいたします。
※映像作品は公演終了し、5月中を目途に鑑賞いただけます。

●30,000円のリターン
あなたの30,000円は、映像作品「かもめ」鑑賞チケットと、クラウドファンディング終了までにご支援いただいた方で、ご希望の方には、映像作品のエンドロールにお名前を掲載します。A4サイズ・有料公演パンフレットをご提供いたします。
元ワインインポーターの演出家まんぼによる、日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンド(軽井沢までの往復交通費、宿泊費は含まず。日時につきましては社会情勢を考慮の上、主催者とご支援いただいた方で協議して決定します。)

※支援時に必ず備考欄に、映像作品のエンドロールでご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きますのでご了承ください。また、特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
※パンフレットは4月30日までにお送りいたします。
※映像作品は公演終了し、5月31日に鑑賞いただけます。
※日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンドにつきまして日時は協議の上決定しますが年内で実施します。

●50,000円のリターン
あなたの50,000円は、映像作品「かもめ」鑑賞チケットと、クラウドファンディング終了までにご支援いただいた方で、ご希望の方には、映像作品のエンドロールにお名前を掲載します。A4サイズ・有料公演パンフレットをご提供いたします。
元ワインインポーターの演出家まんぼによる、日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンド(軽井沢までの往復交通費、宿泊費は含まず。日時につきましては社会情勢を考慮の上、主催者とご支援いただいた方で協議して決定します。)
軽井沢 ワインテイスティング ランチにご招待いたします。(1名様まで)

※支援時に必ず備考欄に、映像作品のエンドロールでご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きますのでご了承ください。また、特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
※パンフレットは4月30日までにお送りいたします。
※映像作品は公演終了し、5月31日に鑑賞いただけます。
※日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンドならびに軽井沢 ワインテイスティング ランチにつきまして日時は協議の上決定しますが年内で実施します。

●100,000円のリターン
あなたの100,000円は、映像作品「かもめ」鑑賞チケットと、クラウドファンディング終了までにご支援いただいた方で、ご希望の方には、映像作品のエンドロールにお名前を掲載します。A4サイズ・有料公演パンフレットをご提供いたします。
元ワインインポーターの演出家まんぼによる、日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンド(軽井沢までの往復交通費、宿泊費は含まず。日時につきましては社会情勢を考慮の上、主催者とご支援いただいた方で協議して決定します。)
軽井沢 ワインテイスティング ディナーにご招待いたします。(2名様まで)
そして、演出家まんぼが担当するメディアへの出演権をご提供いたします。(ご希望の方に)

※支援時に必ず備考欄に、映像作品のエンドロールでご希望のお名前をご記入ください。記入がない場合はCAMPFIREにて使用されているハンドルネームを使用させて頂きますのでご了承ください。また、特定の人物を比喩するお名前や公序良俗に反するお名前は掲載をお断りする事が御座います、ご注意ください。
※パンフレットは4月30日までにお送りいたします。
※映像作品は公演終了し、5月31日に鑑賞いただけます。
※日帰り千曲川ワインバレーツアーアテンドならびに軽井沢 ワインテイスティング ディナー 、メディア出演権につきまして日時は協議の上決定しますが年内で実施します。



Art-Loving プロデュース公演 vol.6
Art-Loving × かわさきシアターカンパニー合同公演「かもめ」


作:アントン・チェーホフ  演出・上演台本:まんぼ

【公演日】
2022年3月24日(木)~ 3月27日(日)全6ステージ
24日(木)19:00~ / 25日(金)14:00~ / 25日(金)19:00~
26日(土)13:30~ / 26日(土)18:30~ / 27日(日)14:00~

開場は開演の30分前です。
開演直前は受付が大変混み合いますので、お時間に余裕を持って、ご来場ください。

【会場】
ラゾーナ川崎プラザソル https://www.plazasol.jp/
〒212-8576 川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ5F

【あらすじ】
女優を志望するニーナは、思いを共にするトレープレフが書いた作品を上演する。
憧れである女優アルカージナと、名を馳せている作家トリゴーリンが見守る中で行われた上演が失敗に終わり、2人の関係性がギクシャクし始める。
それぞれの運命の歯車が狂い始め、彼らが取った行動とは…。
そして、彼らが望む人生は手に入るのだろうか?
全世界で愛され続けているアントン・チェーホフ不朽の名作「かもめ」に挑みます。

【キャスト】
ニーナ役:瑞生桜子 / トレープレフ役:佐山 尚
ポリーナ役:ひとみまさこ / シャムラーエフ役:上村健太郎
マーシャ役:西村めぐみ / メドヴェージェンコ役:小林英樹
ソーリン役:三木美毅 / ドールン役:水上 武
アンヌシュカ役:鈴木千賀子 / アンヌシュキ役:須田絵美莉
トリゴーリン役:梶原 航 / アルカージナ役:鳥越さやか

【スタッフ】
演出:まんぼ(Art-Loving)
映像作家:塩田久人
舞台監督:渡邊 歩(株式会社Reson) / 舞台美術:奈良花美(劇団夢幻)
演出助手:西村めぐみ(nico Voice Stage)・山本聡子
ムーブメント:今井夢子(椿組/Manhattan96) / ムーブメント補佐:伊藤南咲
音楽監督:水流ともゆき
音響:斎藤裕喜(Québec)/ 音響操作:宇田川大介
照明:小坂章人
広報宣伝統括・題字:三上毅(Art-Loving / 陽のあたる教室)
衣装コーディネーター:中村愛
制作:佐々木潤子(ZINGY ZAP Enterprises)・須田由美子(ZINGY ZAP Enterprises)
プロデューサー:小山真理(Art-Loving)

主催:Art-Loving / かわさきシアターカンパニー

【協力】
有限会社ジャングル / nico Voive Stage / 航跡 / ALBA / verde / ミキミキコネクション / 昭和精吾事務所 / Enziru LifeTheater 陽のあたる教室

【新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策ガイドライン】
https://www.art-loving2016.com/seagull-guideline2022

【公式サイト】
Art-Loving
https://www.art-loving2016.com/seagull2022
かわさきシアターカンパニー
http://kawasaki-tc.com/wp/

【お問い合わせ】
info@art-loving2016.com(小山・三上)

まんぼArt-Loving 代表 & 演出家 / 演劇共育ファシリテーター / ラジオパーソナリティー / EtonHouse Karuizawaコミュニティコーディネーター など

16歳から演劇学校でヨーロッパ式の演劇について本格的に学び、体得。イギリス・イタリアへの演劇留学の経験を持つ。舞台の俳優・演出家として活動する一方で、学生や企業向けのワークショップを手がけている。二児の父となり子どもたちの成長を見守る中、現代日本における「生きづらさ」に胸を痛め、2016年に「生きる力~つくる・はぐくむ」をコンセプトにArt-Lovingを立ち上げて演劇教育の実践を本格化。子どもたちに向けた「生きる力を育てる演劇共育」クラスのメインファシリテーターである。
【主な実績】
●2012年 一般社団法人国際経営者協会「即興劇でイノベーションを学ぶ」
●2012年 一般社団法人「国際経営者協会」にて経営者を対象としたワークショップでベストプログラム賞を受賞。
●2016年 日本私立小学校連合会・関東地区私立小学校教員研修会 学校劇部会 
●2019年 舞台「親の顔が見たい」。「学校でのいじめ」をテーマに現役教師をキャストに抜擢。
「教師における演劇表現と即興的表現の教育力を体験する」
●慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 CLASS TAKAHASHI 
 2007年~2017年 「即興劇でイノベーション&リーダーシップを学ぶ」


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2022/03/20 12:35

    Art-Lovingが定期的に配信している、ライブ配信「Art-Loving Lab」にて本公演「かもめ」のキャストをゲストに迎えて、稽古中のエピソードや2年越しで上演する作品への思いなど、トークを繰り広げています。Youtubeにてご覧いただけます。Art-Lovingプロデュース公演Vol...

  • 2022/03/20 12:10

    クラウドファンディングへご支援をいただきました皆様、日頃より当プロジェクトおよび、舞台「かもめ」を応援くださっている皆様、誠にありがとうございます。昨日、たくさんのご支援により、終了を前にプロジェクトを無事、達成することができました。どうお礼の気持ちをお伝えしたら良いのか、感謝の気持ちでいっぱ...

  • 2022/02/28 00:59

    昨日も昼夜、場所を変えてのリハーサルでした。舞台「かもめ」の本番にむけて、どんどん進んでいきます。今回の見ごたえの一つでもあるのが、ニーナとトレープレフの劇中劇です。本公演・演出まんぼのたっての願いで、椿組 / Manhattan96の今井夢子さんに無理を言って、ムーブメントの振付をお願いしま...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください