▼はじめにご挨拶

ページをご覧いただきありがとうございます。山本心理相談室の臨床心理士の加藤です。

臨床心理士というと、病院や学校のカウンセラーとして知っていただいている方もいるのではないかと思います。山本心理相談室としてホームページを起ち上げた頃は、同じ心理士からご紹介いただいた方のみ相談を受け付けていましたが、1年半ほど前から本格的にTwitterを開始し、様々な相談者や援助者の方とインターネットのチャット上でお話する機会が増えました。

そこで驚いたのがSNS上で助けを求めている人が溢れていること、その多くが未成年や料金を払うことのできない貧困世帯の若者でした。親の虐待から逃げられない子、児童養護施設を出て生活保護を受けながら生活している子、新卒で就職先が決まらず困り果てている若者などなど…たくさんのお問い合わせをいただく中でそういった未来を担う若者のセーフティーネットを場所も時間も問わないインターネット上で作れないかと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。

若者のインターネットとの親和性、記憶に新しい座間事件などの影響で、ごく一部の自治体がSNSでの相談業務を始めましたが、まだまだ全体に行き届くには時間を要する状態です。当相談室も緊急性のあるケースを中心にできる限りボランティアで対応していますが、全てには対応しきれない状況です。かといって従来のように料金を払える方だけ対応していては、「どんなに困っている若年層も自己責任で頑張るしかない」と切り捨てている事と同義だと強く感じました。

どんな人にも相談できるチャンスを提供し、若者が適切なケアを受け希望を持てるお手伝いをするために、皆さんのお力をお貸しいただけないでしょうか。

▼このプロジェクトで実現したいこと

未成年者をはじめ、経済的に困窮している若者に無料のカウンセリングサービスを提供したいです。

▼プロジェクトをやろうと思った理由

SNSの悪用・自殺勧誘などが問題になっている中、多くの未成年者をはじめ、経済的に困窮している若者が無料で心理的な相談・援助を求めていることが、これまで運営してきたWEBカウンセリングへの問い合わせ内容によりわかりました。また、未成年では親の承諾を得ないと有料のカウンセリングを受けにくく、家族関係で悩んでいる子供たちは親に頼めずに利用できないという実態もあります。

今現在インターネットの中に氾濫している無料カウンセリングは、公共のものはごくごく一部の自治体しか実施しておらず、大半はただ単に本人が病気になった経験だけで行っているものや、訓練を全くせず、知識を学んだだけで実力と倫理規範が伴わない方がカウンセラーと名乗っているものが数多く存在しています。そのため、相談しても何も解決せず、聞き役の承認欲求を満たすだけの無意味な会話、誤った方向への誘導、知識の羅列などにより問題が先送りされている事態がはびこっています。また、SNS上では未成年者や困っている人を狙った犯罪に巻き込まれる割合が高く、安心して使えるシステムになっていません。

知識も実習も経験も十分に積み上げた臨床心理士によるカウンセリングは本来有料で受け付けるものですが、未成年者や経済的に困窮している方など本当に支援を必要としている方が相談できないという大きな壁となってしまっています。したがって皆さまの力によって無料メールカウンセリングというカタチで「支援が必要な人に届く支援」を実現していきたいと考えています。

サービスの提供方法としてはメールカウンセリングという方法を取ります。それは電話相談のように”相手につながらない状態”を避け、かつ、会話履歴が残ることで相談者本人が相談時間以外でも何度も読み返すことができ、困っている方に”相談者不在の状態”を作らないというメリットがあるためです。

▼これまでの活動

山本心理相談室にて、臨床心理士・看護師・保健師のキャリアによる知見に基づき、休職・退職・復職、精神科や心療内科の受診に関する質問や、うつ、子供の発育及び発達障害、PTSD、睡眠障害、パニック障害、子育て、虐待サバイバー、AC、引きこもり、不登校、人間関係など幅広くカウンセリング業務を受け付け、5年以上の実績を持っています。

▼資金の使い道

20万円が集まりましたら困窮世帯で若年層の相談者10名限定で無料のメールカウンセリングを提供します。全てサービス代とサイト運営費に使わせていただきます。

▼リターンについて

[3千円]

・お礼のメール

[5千円]

・お礼のメール

・活動報告のメール

[1万円]

・お礼のメール

・活動報告のメール

・メールカウンセリング体験(ご希望の方のみ、3返信)

[1万5千円]

・お礼のメール

・活動報告のメール

・心理に関する勉強会(一般の方向け、希望者のみ)

[2万円]

・お礼のメール

・活動報告のメール

・事例検討会を含む勉強会(心理士など専門職の方のみ対象、事例は参加者から募集し、勉強内容は対象の方の希望も反映します)
※開催場所は関東内の公共施設になります。

 ▼関連サイト・SNS

山本心理相談室:https://xn--28ja5fxfq968al3ya.com/

山本心理相談室Twitter:https://twitter.com/yamamotoshinri

  • 2018/02/20 15:18

    今までのボランティアは虐待などで緊急性のある方のみTwitterのチャットにて相談先をお知らせする対応をしておりましたが、一人でも支援してくださる方がいらしたので、アンケートにお答えいただいた方にメールカウンセリングを開始しました。   支援者の方の善意のタスキを必ず繋げてまいります。 ...

  • 2018/02/15 22:47

      この度はご支援を賜りましてありがとうございます!   今回の最大1年間のメールカウンセリングの対象は10名の方限定ということで、世代や収入に関するアンケートにお答えいただいた方の中から抽選となります。早速何名かの方からご応募があったので、事前アンケートを送付させていただきました。 ...

  • 2018/02/11 10:20

    支援していただいた方は支援者様のご指定のお名前を随時こちらの活動報告の欄に掲載させていただきます。掲載したくない方は一言ご連絡ください。

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