はじめに
はじめまして。
ネコメシ。の熊谷典子と申します。
都内でケータリング屋を営んでおります。
洋服会社や雑誌編集社に勤務していたこともあり、雑誌撮影時の食事をお作りすることがほとんどです。
コンセプトは「マンマの味をお届けします」。
ちゃんとしてる、けど、肩の力を抜いた、そんなイメージ。
食材を持ち込む小料理屋
そんななか、わたしは考えました。
おいしい料理ってなんだろう?
赤坂のしゃんとした料亭さんはもちろんおいしい。
でも、場末の床ベトベトの中華だっておいしい。
このあいだ美味しかったイタリアンに行ったのに今日はあんまり。
わたしは薄味が好きだけど、あの人は濃い味がおいしいみたい。
実は料理ってもっと私的で、もっと我儘でも良いんじゃないかしら。
だってそのとき食べたいものが「あなたにとって」おいしいものだから。
きっとそれが「答え」。
そう、
食材を持て余してる人って結構いるんじゃないかしら。
お歳暮でいただいたハム、
釣ったはいいけどどうしたらいいか分からない魚、
一人暮らしなのに送られてきたブロック肉、
最適な料理法がわからないけど買っちゃった野菜、
日に日に干からびていく干物、、。
これらの食材であなたはあなたの「答え」が作れますか?
できないはず。
じゃあそれらを持ち込んでいただいて、わたしが料理を作りましょう。
それでわたしとあなたの「答え」が作れたら、きっと楽しい。
例えばチャーハン。
パラパラ?しっとり?
焦げ目無し?あり?
醤油?塩?
化調あり?なし?
女性の方、気を留めておいてくださいね。
男性にとってこの料理って意外とこだわりがあるもの。
彼好みに作れたら結構落とせますよ。
さて幸い、店舗にも恵まれ夢も広がったのですが、工事費が足りず今回の申し込みに至りました。
お店の構想
立地
三宿交差点すぐ。
こだわりのある個人店や個性的な人々が集るエリア。
もっと楽しいことしたい。もっと面白いことしたい。
業態(二種類)
・雑誌撮影時の食事に特化したケータリング
・雑誌編集社やクリエイターが集う小料理屋
食材と料理
もちろん食材持ち込みでなくてもお楽しみいただけます。
荻野農家の朝採れ野菜をその日のうちに。
食材持ち込みの場合は予約必須です。
お話して料理を決めましょう。
ただ基本は日本料理なので、ゴリゴリのフレンチなんかは難しいです。ごめんなさい。
食器とインテリア
イメージは「東欧の哲学者のヴンダーカンマー(趣味収集部屋)」。
旅先で見つけた珍品奇品、アジア、アフリカ、アメリカ、
様々な国からの「自分が好き」を詰め込んだ部屋。
食器は古伊万里をメインに同じ年代の違う国の多種多様な器を使用します。
資金の使い道
内装工事費です。
新築スケルトンなので床の防水や設備工事など自分の手伝えない範囲の工事費が不足しています。
リターンについて
一万円
ご予約いただき、相談のもとお料理します。
例えば(前菜、煮物、焼物、揚物、飯物+お酒)などが出来ますが、
全て前菜にしたり揚げ物にしたりお好みのお召し上がり方で提供いたします。
お出しした料理はお料理手帳に記載してお渡しします。
味の薄い濃いなどメモしていただければ次回の参考になりますし、備忘録として活用されても良いかと思います。
三万円
一万円の内容に相談できる幅が広がり、飲み放題がつきます。
また、MY箸、MY食器をお持ち込みいただけます。
お持ち込みいただいた私物はこちらで保管し、次回ご来店された際ご使用可能です。
五万円
小規模のパーティー貸切が可能です。
その他の内容と同様、メニューはご相談いただき決まります。
最後に
誰がおいしい、彼がおいしいって言ったって、それを決めるのは結局自分。
じゃあ自分が食べたい食材を自分好みに作れたら、とってもおいしい。
その「答え」を探す旅、私にお任せいただけると幸せです。
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