こんにちは。寄居町ブータン陸上大会支援委員会です。寄居城北高校陸上部で活動する高校生と、寄居町役場の有志が一つのチームになり「ブータン初の陸上大会の開催を応援する」をミッションに活動しています。
私たちの住む寄居町は、2020年東京オリンピックでのブータン王国オリンピック陸上チームの事前合宿地となっています。2016年、2017年には10代の陸上選手たちがブータンから寄居町に訪れ、トレーニング合宿を行いました。
ブータンから来た陸上選手の一人に、ブータンでの日々の練習や陸上大会などがどのようなものなのかを聞いてみると、
「コーチがいない」
「ハードルやストップウォッチなど必要な物品が無い」
「陸上競技場は国内に1つしかない」
「全国大会など大規模な陸上大会はまだ開催されたことない」
と言われ、とても驚きました。
私たちのような練習環境や大会などの機会があることは決して当たり前のことではないと頭ではわかっていたつもりでしたが、目の前の、同じように陸上に打ち込む同世代の選手からそれを聞いたことは、とてもショックなことでした。
そんな時、寄居町役場の職員の方から、「ブータンオリンピック委員会の方がブータン初の陸上全国大会の開催を検討している」というお話を伺いました。ブータンの陸上選手たちとって素晴らしいチャンスになる!と思って聞いていると、どうやら大会開催の資金が不足しているとのこと。
日本では選手が大会登録費を出して出場するのが当たり前ですし、「資金不足で大会が行われない」と言う話も聞いたことはありません。
ただ、ブータンでは状況はかなり異なるようでした。
そこで、私たち寄居城北高校の生徒たちと寄居町役場の有志で、ブータン初の陸上全国大会の開催を応援したいと思い、この委員会を立ち上げました。
また、ブータン初の陸上全国大会には、私たち陸上部からも出場選手を送り出したいと考えています。
もちろん、選手たちはただ大会に出場するためにブータンに行くのではなく、2020東京オリンピックをキッカケに生まれたこの交流を、2020年以降もずっと続けていくための、関係づくりの役割を果たすことをミッションにします。
具体的には、ブータンの選手たちが寄居町の小学校・中学校でブータンについての授業をしてくれたように、私たちも、ブータンの学校に伺って、日本のことを紹介する機会を頂こうと考えています。
「『広報よりい』より」
皆さんのご支援をよろしくお願いします!
支援委員会の高校生の想い
小林楓佳(こばやしふうか)(投てき)
寄居城北高校2年の小林楓佳です。陸上部では、投てきをやっています。寄居町は、名水百選に選ばれた美しい水と自然に囲まれた町です。荒川の清流、関東平野に育てられた野菜はとてもおいしいです。
そして、あたたかい人がたくさんいます。そんな寄居町をもっとブータン王国の人たちに知ってもらいたい、そして交流を深めたいと思っていたところ、2018年4月にブータンで初めて陸上全国大会が開催されると聞きました。
私も陸上選手としてその大会に参加してみたい、今度は日本人である私がブータンの子供たちに日本や寄居町の紹介をして、文化交流を進めていきたいと強く思いました。
無事クラウドファンディングの目標金額が達成されて、ブータン初の陸上大会を開催することができたら、ブータンでの様子をみなさんにご報告し、その後も寄居町とブータンの友好の架け橋になりたいと思っています。
ぜひ賛同いただき支援をよろしくお願いします。
山口夏生(やまぐちかお)(100m、200m、幅跳び)
寄居城北高等学校2年の山口夏生です。私は、2020年の東京オリンピックを楽しみにしています。それは、私自身も陸上部で日々努力している、アスリートの一人だからです。
私が通う寄居城北高校は、鉢形城址や玉淀河原のある寄居町にあって、たくさんの生徒たちが毎日元気に通っています。寄居町には行事もたくさんあって、北條祭りや水天宮祭、産業文化祭などには寄居城北生もたくさん参加しています。
2月におこなわれる駅伝には、寄居城北高校の運動部員はもちろん、先生たちもチームを組んでがんばって走ります。私はこのような学校と町の雰囲気が、とてもすてきだなと感じています。
ブータン王国の皆さんとの交流を通して、寄居町や私たちのことを少しでも知ってもらい、たくさんの方たちと友達になって、これからずっと交流していけるようにがんばりたいと思います。
皆さんのご支援をよろしくお願い致します。
寄居町役場有志の想い
事前合宿に関する協定書の調印をきっかけにできたブータン王国との交流を町民全体で盛り上げたいと考えており、これまではブータンからアスリート、コーチを寄居町へ招待し、合宿や小学生との交流を町主導で行ってきましたが、今回は町民=寄居城北高校の生徒が主体となり、一緒に現地へ行ってブータンのアスリートの支援や文化交流を後押ししたいと思います。
ご支援金の用途
今回ご支援いただいた資金は全て本プロジェクト実現のために活用させていただきます。
・ブータン初の陸上全国大会の開催支援費用
① 地方の選手の、開催地であるブータンの首都ティンプーまでの移動交通費や滞在費
② 大会当日の陸上競技場の整備費
③ 大会運営に必要な物品の購入費
・寄居町の高校生が大会出場のための渡航費
・クラウドファンディングの手数料
リターンについて
ご支援くださった皆様には、私たちの活動を応援してくださっている写真家 関健作さんが撮影される、陸上大会での写真をご報告としてお送りします。
2018年5月には、寄居町で本プロジェクトの報告会(参加無料)を予定しています。この報告会のお知らせをお送りするとともに、30,000円以上のご支援をくださった皆様には、報告会後の懇親会へのご招待状をお送りいたします。
【追加しました!】
多くの皆様のご支援、本当にありがとうございます!
「30,000円」のご支援枠を、5名分追加致しました。
3000円
・お礼メール(現地での実施の様子の写真付き(関さん撮影))
10,000円
・お礼メール(現地での実施の様子の写真付き(関さん撮影))
・ブータンオリンピック委員会ピンバッチ
30,000円
・お礼メール(現地での実施の様子の写真付き(関さん撮影))
・ブータンオリンピック委員会ピンバッチ
・2018年5月に行われる報告会と懇親会への招待
私たちを応援してくださっている方々
<一般社団法人アスリートソサエティ>
http://www.athletesociety.org/
元陸上競技選手の為末大さんが代表理事をされている団体です。為末さんはブータンのスポーツ親善大使を務めていらっしゃり、寄居町とブータンオリンピック委員会が2020東京オリンピックの事前合宿に関して合意するきっかけをつくってくださいました。
△左から、為末大さん、ジゲル・ウゲン・ワンチュク王子、寄居町長
為末さんは2014年から何度もブータンに足を運び、陸上選手の支援を行っているそうです。
<写真家 関健作さん>
https://www.kensakuseki-photoworks.com/
関さんは青年海外協力隊として3年間ブータンで体育教師をされ、帰国後は写真家として活動されています。ブータンの言語(ゾンカ語)を流暢に話すことができ、ブータンの方々が寄居町にいらっしゃった際には、通訳としてご活躍くださいました。
【受賞】
2017年 APAアワード2017 写真作品部門 文部科学大臣賞 受賞。
2017年 第13回「名取洋之助写真賞」受賞。
【著書】
『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)
【写真集】
『祭りのとき、祈りのとき』(私家版)
今回は、ブータンでの陸上大会の様子を撮影してくださる予定です!
寄居町とブータンの交流活動実績
2015年12月
一般社団法人アスリートソサエティの紹介により、寄居町がブータンの事前合宿の招致の検討を始めました。
2016年5月
ブータンオリンピック委員会と、陸上選手がブータンから来日。
スポーツ施設の見学、選手のトレーニング、町民向けの陸上教室などを行いました。
「『広報よりい』より」
2016年10月
寄居町、ブータンオリンピック委員会、一般社団法人アスリートソサエティが事前合宿に関する協定書に調印しました。寄居町長、為末さんがブータンに行き、現地でサインをしました。
2017年5月
ブータンオリンピック委員会、陸上コーチと選手たちが、交流・トレーニング合宿として寄居町に滞在しました。陸上選手たちは、寄居町内の小学校でブータンについての授業を行いました。
「『広報よりい』より」
最後に
皆さんの暖かいご支援を、ブータンに届けたいと思います!
どうぞよろしくお願いします!
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