2013年内の完成に向けて、有志クリエイターによる制作チーム“記憶図書制作委員会”が、脱出ゲーム+水彩画+アニメーションによるファンタジーアドベンチャーゲームを制作!
■ゲーム概要
『リゼットの処方箋』はクリックで主人公のリゼットと共に謎をとき明かす旅に出るゲーム。
リゼットと共に“記憶の本”へと飛び込もう!
▲主人公の少女リゼットを、クリックで仕掛けを解き先に進ませよう
▲相棒の黒猫ゲーデも活躍!
▲仕掛けを解くためのパズル要素も
タイトル:リゼットの処方箋~記憶の本と揺れる天秤~
ジャンル:2Dパズル系ポイント・アンド・クリック型アドベンチャーゲーム
頒布形態:ゲームプレイフリー
プレイ人数:1人
公開媒体:Webブラウザ向けFlashゲーム
完成予定:2013年内完成予定
公式ホームページ:http://www.resette.net/
公式Twitter:@kitokai_resette
外部公開用企画書(PDF):http://www.resette.net/resette_plan.zip
■ごあいさつ
皆さんこんにちは!
この度は私達 ”記憶図書制作委員会”によるゲーム制作プロジェクトページをご覧頂き、ありがとうございます。
私は今回のゲーム制作プロジェクトを主催しています、高橋ワタルと申します。ゲーム中のストーリー、音楽、エフェクトの作成や、マップ、イベント、仕掛けなどの設計を担当しています。
■“自分達が面白いと思うゲームを作りたい”という想いから始まったプロジェクト
私はもともとゲームの音楽が作りたいという動機で、音楽制作をメインに創作活動をしていました。しかしながら、なかなか作りたいゲームに関われる機会というのは少なく、「だったら自分で企画してしまおう」と考えていました。その頃ちょうど、現在のグラフィック担当である虎瀬くのさん、プログラム担当のさば缶と知り合う事が出来まして、温めていたストーリーをベースに、「水彩画の背景の中を歩く絵本のようなゲーム」は面白いんじゃないか、「パズルや仕掛けがストーリーの演出にもなっているようなゲーム」も良いんじゃないか、というような話をしているうち、二、三時間後にはゲームを制作する事が決定していました。現在は更にグラフィック担当として飴谷くこさんも加え、4人のメインスタッフでゲームを制作しています。
■3つのゲームコンセプト
1.“外へ出ていく” のではなく“中に入っていく” ことでストーリーと連動して展開していく脱出ゲーム的ゲームシステム
▲行く手を阻む仕掛けを解いて、リゼットを先へと進ませよう
リゼットの処方箋のゲームシステムはいわゆる “脱出ゲーム” を想像すると簡単でしょう。画面上のアイテムを取得したり、パズルを解いたり、仕掛けを動作させる等の操作を行うことで、主人公のリゼットを先へと進ませていくというアドベンチャータイプのゲームです。
従来の脱出ゲームとの違いは2点あります。
1点目は、脱出ゲームが閉じ込められた状態から“外へ出る”のを目的とするのに対し、リゼットの処方箋は人の精神世界の“中へと入る”のを目的としている点。
そして2点目は、仕掛けを解いていく度に“ストーリーと共にゲームが展開”していくという点。
この2つのポイントが、リゼットの処方箋におけるゲームシステムの柱となります。
2.水彩画の背景とデフォルメキャラクターによる絵本の中のような世界観の構築
▲”眠り病”になってしまった少年アシルとリゼットの出会い(?)
ゲーム中の背景にはアナログの水彩画を採用しています。
“水彩画を取り入れたゲームを作る”というのが、ゲーム企画当初からのモチベーションの1つです。この水彩画の背景の中を、デフォルメキャラのCGが動きまわるという組み合わせによって、絵本の中を冒険しているような世界観を構築します。
▲森の中の大樹
▲異国の街“リルヘイム”
▲記憶が”本”になった世界、記憶図書館
3.“アニメーション”“表情変化”“エフェクト動画”を用いた躍動感のある演出
▲AfterEffectsによる演出
▲主人公の少女リゼットは表情豊か。時々叫んだりします。
ゲーム中、キャラクターは歩いたり、走ったりといった動作の他、会話中の表情変化、瞬き、口パクなどのアニメーションによって感情豊かな表情をします。また、AfterEffects によるエフェクト動画を加え、ゲーム全体に躍動感を与える演出を行います。
これら3つのゲームコンセプトによって、“2Dパズル系ポイント・アンド・クリック型アドベンチャーゲーム”は形作られます。
■オープニングアニメーション制作を開始!
▲制作中のアニメーション絵コンテ
ゲーム本編に加え、今年4月から主題歌に合わせたオープニングアニメーションの制作も開始しました。こちらはゲームスタッフとは別にアニメーションチームを作り、絵コンテから仕上げまで本格的に作っていこうというコンセプトで制作を進めています。現在はオープニング楽曲のデモと絵コンテの制作まで完了しており、これより原画制作に入ろうという段階です。
■クラウドファンディングを通して、継続的に創作活動が出来る仕組みを
最近ではソーシャル系ゲームの一部、数年前であればいわゆる”DLC商法”などと言われてしまうようなゲームの売られ方に、私は日頃から疑問を持っていました。ゲームに対するリアクションというのは、金銭だけでなく、Webページで感想を書いたり、二次創作的な話を作ったり、友達とそのゲームの事で話をしたりと色々存在するはずで、それらの蓄積によって、1つのゲームを中心とするコミュニティが形作られると考えています。そのため「ゲームに対するリアクションはプレイヤー側が選択出来るようにしたい」という思いがあり、制作の当初から「ゲームそのものはフリーで公開する」という事は決めていました。
その上で、「応援してくれる有志の方からは資金支援して頂けるような場も作りたい。そこから継続的に制作が出来る仕組み作りに繋げられないか?」という思いがあり、制作開始当初(2011年当時)はゲーム公開後にWeb投げ銭やPaypalによる寄付などのサービスの利用を考えていました。そんな中で、最近このクラウドファンディングというサービスの存在を知った時、まさに「求めていたのはこれだ!」と感じ、今年4月のオープニングアニメーション制作決定を機に、応募する事にしました。
■資金的支援をしてくださった方を“ゲームを形作った1人”と私達は考えます。
クラウドファンディングを通して行われた資金的支援を私達は“ゲーム制作支援”と定義し、設定額以上ご支援下さった方に対しては、専用グッズのプレゼントの他、お名前を今作のスタッフロールに“制作支援スタッフ(パトロン)”として掲載させていただき、ゲーム内でお礼をするという手法を取ろうと考えています。(掲載を希望しない方を除く)
設定額と謝礼内容は下記の通りです。
500円支援すると
お礼のメッセージをお送りします。
1000円支援すると
“制作支援スタッフ(パトロン)”としてゲーム中のエンディングスタッフロールに掲載致します。※1
2000円支援すると
スタッフロールへの掲載
+先行サウンドトラックをプレゼント。※2
CD版に先行して、データ版サウンドトラックをプレゼント致します。
配布時期はゲーム完成から約2ヶ月後(2014年2月頃)を予定しています。
3000円支援すると
スタッフロールへの掲載
+ノンクレジット版オープニングアニメーションムービーをプレゼント。
パトロン様限定特典として、スタッフ名等の記載の無いノンクレジット版オープニングアニメーションムービーデータをプレゼント致します。
配布時期はゲーム完成から約2ヶ月後(2014年2月頃)を予定しています。
5000円支援すると
スタッフロールへの掲載
+先行サウンドトラックの配布(データ配布)
+ノンクレジット版オープニングアニメーションムービー(データ配布)
+限定ゲームメイキングブックとリゼットの処方箋"前日譚"をプレゼント。※3
背景CGや仕掛けが出来るまでの流れや、キャラクターの原案、シーン、音楽の解説等を一つの本としてまとめたゲームメイキングブックに加え、本編の前日譚を綴った漫画をプレゼント致します。
配布時期はゲーム完成から約4ヶ月後(2014年4月頃)を予定しています。
10000円支援すると
スタッフロールへの掲載
+先行サウンドトラック
+ノンクレジット版オープニングアニメーションムービー
+限定ゲームメイキングブックとリゼットの処方箋"前日譚"
+好きなキャラクター1人を描きおろした水彩画をプレゼント
パトロン様限定特典として、ゲームに登場するキャラクター1人を手描きで描き下ろしたハガキサイズの水彩画をプレゼント致します。また、お名前入りメッセージも添えさせて頂きます。(メッセージは希望者のみ)
配布時期はゲーム完成から約4ヶ月後(2014年4月頃)を予定しています。
※1
特定の宗教、法人、団体名や、公序良俗に反する単語が含まれるお名前については掲載出来ない可能性が御座います。企業名・団体名は確認が取れた場合のみ掲載可能とします。
※2
後日同内容のCD版を頒布予定です。
※3
ゲームメイキングブックは一定の部数のみ印刷発注を行います。
支援スタッフ(パトロン)の方は必ず手に入れる事が出来、支援スタッフ(パトロン)の方へ配布した残りの冊数だけ後日頒布される限定版です。また、“前日譚”漫画は、体験版CD頒布時に先着100冊限定で頒布されたもののデータ版となります。
支援頂いた資金の主な使用用途は、“オープニングアニメーション制作費”となります。オープニングアニメーションはゲーム制作スタッフとは別にチームを立ち上げ、別途制作費が必要となるためです。
■さいごに
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
私達のプロジェクトに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
皆様からのご支援、お待ちしております!
最新の活動報告
もっと見る「リゼットの処方箋」 公開しました!
2014/10/06 19:09こんばんは!主催の高橋ワタルです。 皆様大変お待たせいたしました。 本日19時より、ゲーム「リゼットの処方箋 ~記憶の本と揺れる天秤~」を公開いたしました! 「リゼットの処方箋」は画面上のアイテムを取得したり、パズルを解いたり、仕掛けを動作させる等の操作を行うことで、主人公の少女リゼットを先へと進ませていくというポイント&クリック型のアドベンチャーゲームです。 前々からお伝えしている通り、本作はフリーゲームです!ぜひプレイして頂き、もし楽しいなと感じてもらえたら、周りのみんなにもぜひご紹介して頂けますと幸いです! – 仕様書の「し」の字も知らない学生の頃に企画を立ち上げ、気付けば三年が経ちました。 初めての1からのゲーム制作 初めてのクラウドファンディングへの挑戦 とにかく色んな事にチャレンジしていきながら、「これ本当に完成するのかな…?」という不安と共に制作を続けて参りましたが、無事こうして皆さんへゲームをお届け出来る事になり、本当に嬉しく思います。 制作が決まった時は、たった3人の企画でしたが、気付けばエンディングロールには100名以上の方のお名前を掲載するまでになり、多くの方に助けてもらったんだな~としみじみ思います。 最後まで制作に協力してくれたコアメンバーである、虎瀬くのさん、飴谷くこさん、さば缶さん、本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。 また、オープニングアニメーション制作スタッフや、クラウドファンディングで制作支援してくださった方など、リゼット制作に関わる全ての方にも、重ねてお礼申し上げます。ありがとうございました! 私としましては、多くの方にリゼットの処方箋というゲームを楽しんでもらえ、またリゼットというキャラクターを愛して頂ければこれ以上に勝る幸せは御座いません。 皆様、ぜひ「リゼットの処方箋」を楽しくプレイして下さい! それでは、どうぞよろしくお願いします! もっと見る
明日10/6(月) 「リゼットの処方箋」公開致します!
2014/10/05 19:36こんばんは!主催の高橋ワタルです。 お待たせいたしました。いよいよこの時がやってきました。 「リゼットの処方箋 ~記憶の本と揺れる天秤」 10/6(月) 19:00頃より公開いたします! ワーワー!(∩´∀`)∩ 9月中旬くらいからテストプレイを実施しておりまして、いざ色んな人にテストプレイしてもらうとコレが出ないアレが出ない操作不能ウワーー!って感じで、「おいやべえぞ」みたいな雰囲気の中色々と改修をして来まして、なんとか公開できそうだというところで、明日19時より公開させて頂く運びとなりました。 なんだかテストプレイの感想を色々貰っている時点で私なんかはもう感慨深ささえ感じていますけれども、ぜひ色んな人に楽しんでもらえるゲームになれたらなと思います。 それでは明日、よろしくお願いいたします! もっと見る
■オープニングアニメーション公開!&今後のゲーム制作に関して
2013/12/17 21:25こんにちは!記憶図書制作委員会の高橋ワタルです。 ついに完成しました!オープニングアニメーションを公開いたします! ▼ニコニコ版はこちら 【ニコニコ動画】リゼットの処方箋~記憶の本と揺れる天秤~ OPアニメーション いやはや何とか今年中に出せました。 色々とこだわり抜いて仕上げる事が出来たと思っています。 セル画で動くリゼットもまたよし! 今回、本当に素晴らしい方々にお手伝い頂く事ができ、こうして形にする事が出来たのは本当に嬉しいです。 また、スタッフの皆さんも勿論ですが、何よりCAMPFIRE様を通じてご支援下さり、このアニメ制作の最初の一歩を後押しして下さったパトロンの皆様には本当に感謝しております。 この世に一つしかないオリジナルのアニメーションが、まさに皆さんのご支援によって形になりました。ありがとうございます。 ■ゲーム公開時期延期のお知らせ さて、オープニング発表と合わせてでこのような報告になってしまい大変申し訳ないのですが、 ゲームの方の公開は今年には間に合いそうになく、来年に延期する事に致しました。 理由としては、スタッフ全員が私事の合間に時間を見つけて制作している状況のため スケジュールにズレが生じている事が大きな原因です。アニメ制作のせいって事ではないです。 経験則として、今まで私が1スタッフとして参加した事のある個人制作レベルのゲームだと、どれも大体3年くらい制作期間が掛かっているんですよね。 リゼットの制作も来年の春で3年目を迎えるという事で、やはりそれくらい掛かってしまうのは個人レベルの限界なのかなあと思う次第です。なんとかなるかなーと思っていたんですけどね。 楽しみに待っていてくださっているパトロンの皆様、パトロンでは無くとも楽しみにしてくださっている方々には本当に申し訳ないです。 必ず形にしてお届け致しますので、もうしばらくお待ち頂ければと思います。 アニメーションが完成したので、今後こちらでのご報告はあまりないかなーと思います。 (リターン関係のご連絡は随時おこなっていきます) ゲーム制作の報告の方は、リゼットの処方箋制作ブログの方で引き続きやっていければと思っております。 最後に、アニメーション中に掲載されておりますスタッフ全員のお名前をご紹介し、感謝の意とさせて頂きます。 みなさま本当にありがとうございました! ————————————————– 企画・原案・脚本 高橋ワタル キャラクターデザイン 虎瀬くの プログラム さば缶 音楽 高橋ワタル グラフィック 虎瀬くの 飴谷くこ オープニングテーマ 「Memorium ~I seek your face~」 作詞/歌: foolen 作曲/編曲: 高橋ワタル ヴィオラ 中田裕一 アコースティックギター RyoLion エレキギター 大久保潤 ベース doggy go レコーディング協力 Sebastian ミキシング 斎藤大茂(Nesteg Co.,ltd) 絵コンテ・演出・制作進行 虎瀬くの シーン構成 虎瀬くの 高橋ワタル 色彩設計 虎瀬くの 第一原画 ナガタニ ぶき 間宮 虎瀬くの 第二原画 香田結衣子 堕ねまる とりまる 小凪 虎瀬くの 動画 玄 小凪 山葵るお 大佐 小夏はれ 楠木やえこ ちょも ノレ 東雲ひろみ 虎瀬くの 仕上げ 玄 とりまる ちょも 楽泗 わた 背景 たみ。 千年凛 pon hu-ko なつお えだっち 大佐 章 ノレ 飯坂 圭吾 虎瀬くの 撮影 ラビットマシーン 制作 記憶図書制作委員会 ————————————————– もっと見る
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