歴史的な19世紀のレンズを現代のアナログ&デジタルカメラ用レンズとして蘇らせる

プロジェクトは2013/07/26にSUCCESSし、パトロンの募集を終了しました。
新たなるゴール

皆様のご協力で目標金額を早くも達成致しました!
ご支援頂いている皆様、誠にありがとうございます!
でも、プロジェクト期間はまだまだ始まったばかり。
開発チームは早くも世界中の大きな反響から、違うマウントやアダプターについて検討を進めているそうです。
皆様の反響があればある程、ロモグラフィーの情熱が燃え上がります!そして、開発の可能性が広がります!
と、いうことで、すでにご支援頂いている皆様もテンションが上がる更なる目標金額を設定致しました!

▼▼3万円以上ご支援頂いている皆様に▼▼
500万円達成で …全員(*)にPetzvalレンズを新品同様ピカピカに保てるように特製クリーニングクロスをプレゼント致します!
900万円達成で …全員(*)にPetzvalレンズと他のグッズも入れて持ち歩ける特製コットンバッグをプレゼント致します!
950万円達成で …全員(*)にPetzvalレンズを安全に持ち運ぶことができる専用のレザーポーチをプレゼント致します!
1,000万円達成で …全員(*)にPetzvalレンズのレンズキャップを真鍮製で制作し、プレゼント致します!
(ブラックエディションのリターンの方へはブラックのキャップを制作致します)
(*Petzvalレンズを含む3万円以上のリターンをご支援頂いている皆様に限らせて頂きます。)

■19世紀に誕生した伝説のレンズをNikon FとCanon EFマウント対応のアナログ&デジタルカメラ用レンズとして蘇らせるプロジェクト。

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▲Canon 5D と 古いPetzval レンズにより撮影

今から約170年前、19世紀。数多くの写真が、人気の高かった「Petzval」という名前のレンズで撮影されていました。このレンズはその名の由来となったJoseph Petzval(ジョセフ・ペッツバル)によって1840年、ウィーンにて誕生し、写真界の発展に大きな影響を与えました。Petzvalレンズで撮影された写真は中央がシャープで、背景に渦巻くボケが現れる特徴があり、すぐに他のレンズで撮影された写真と見分けがつきます。この独特の写りは唯一無二のものです。

私たちロモグラフィーは今回このCAMPFIREプロジェクトで、21世紀のフォトグラファーの為に、このPetzvalレンズを蘇らせます。あなたのカメラがフィルムを使用するアナログカメラであっても、デジタルカメラであっても問題ありません。この新しいLomography Petzval Portrait Lensは、Canon EF と Nikon F マウントのカメラで使用できるよう設計されています。プロジェクト達成の暁には、Petzval写真を簡単に手に入れることができるようになります。この実現は、今までとは全く違う写りをもたらすでしょう。静止画だけでなく、デジタル一眼レフカメラで見たこともないような動画をこのレンズで撮影することも可能となります!

Petzval レンズはハイクオリティーのガラス光学レンズです。クリエイティブな可能性を追求する方、自身の写真を時代を越えるアートワークへと高めたい方、そんな全ての方々にとって、このレンズは絶対に手に入れたい製品となることを確信しています。

達成後、ご支援者の皆様はCanon EFマウントまたはNikon Fマウントに対応するPetzvalレンズを手に入れることができます。どちらのレンズも最新のデジタル一眼レフカメラにも、古いアナログカメラにも取り付けられる製品となります。

ご注意ください:このページでご覧頂くことができるPetzvalレンズの製品写真は、サンプルとして制作したプロトタイプです。最終的に完成するレンズは仕様の都合上、デザインが若干変更となる可能性がございます。完成するレンズボディーは真鍮製であり、Petzvalのロゴ、シリアルナンバーが刻印されます。また、このページでご覧頂くことができる各写真も、このプロトタイプにより撮影された写真です。私達はすでにこの結果にとても興奮していますが、プロジェクト開始より実際の製品ができあがるまで、レンズがより一層強い効果を発揮できるよう努めます。販売価格は$499/€499を予定しています。

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▲Canon 5D と 古いPetzval レンズにより撮影

■ポートレート写真に再び革命を。

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▲Canon製カメラとNikonカメラ製カメラにLomography Petzvalレンズプロトタイプを取り付けたイメージ

開発から約170年も経過した今、なぜロモグラフィーはPetzvalレンズに焦点を当てたのでしょうか。私たちはただ再造形するレンズを探しているのではありません。魅力あるレンズを再び設計し、全く新しい時代のカメラに対応する為に再実用化を行います。

オリジナルのPetzvalレンズは本当に革新的な発明でした。Petzval氏が設計したレンズのスピードとパフォーマンスは特にポートレート写真に良く合い、私たちが今日知る広告写真の誕生に大きな影響を与えました。彼が発明したレンズが1840年に写真界を変えたように、新しく誕生するLomography Petzval Portlait Lensは21世紀に現代の一眼レフカメラ界に、信じられないようなインパクトを及ぼすことでしょう。

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▲アンティークのPetzval レンズ(左)とLomography Petzval Lens(右)

■誰もが心奪われる独創的なレンズ効果

現代のレンズのほとんどは、像面湾曲を最小限に抑えるよう設計されています。その為、全てのイメージにフォーカスが合った写真となります。しかし、Petzvalレンズはこれとは全く異なる光学効果による写真となるよう設計されています。このレンズで撮影された写真は中央の狭い範囲がとてもシャープに写り、円形のボケが外側のエッジに向かって現れます。この効果は写真中央の明瞭な範囲に、見る者の注意を強く惹きつけます。

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▲Petzvalレンズの設計図。中央の被写体にピントが合うと、端の被写体のピントがずれる

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▲通常のレンズの設計図。被写体全体にピントが合う。

試作のPetzvalレンズで撮影された写真は、美しく渦巻くビネットが背景に現れています。この効果を知るには、このページでご紹介しているプロトタイプで撮影されたPetzval写真をご覧頂くことが一番です。このレンズが持つクリエイティブでユニークな効果は新しい時代のフォトグラファーであるあなたにも愛されるに違いありません。撮影後の編集作業で写真にフィルターを加えるのとは全く違う、直にレンズを取り付けて写し出されたリアルな光学効果を実現します。

■プロジェクトを成功へと導く熟練したエンジニア

新開発されるPetzvalレンズはロシアにあるZenit社の光学スペシャリストチームによって設計され、組み立てられます。Zenit社にはレンズ製造における熟練した技術者がおり、今日の一眼レフカメラに対応するPetzvalレンズを設計する十分な技術を持っています。このようなプロジェクトを達成することができる知識を現在持ち得ている企業は世界中にごくわずかしかありません。

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▲Lomography Petzval Lensの製図

Petzvalレンズを再開発することは簡単な課題ではありません。スタートラインからこのプロジェクトの始動を実現することは実に大変でした。Zenit社のチームは1840年のオリジナルPetzvalレンズを、特徴的な効果を残したまま現代のカメラと動作するよう、再測定し、再計算して、再び図面をひきました。私たちには新しい製造材料、オリジナルPetzvalレンズより進化したレンズを創り出すこと、よりスムーズなフォーカス技術等の土台があります。新しいLomography PetzvalレンズはオリジナルのPetzvalレンズのように真鍮製です。そして、プレミアムなロシア製の光学ガラスレンズを搭載しています。

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▲Canon 5D と 新Petzval Portrait Lensプロトタイプで撮影

■オリジナルPetzvalレンズの裏に潜むストーリー

オリジナルのダゲレオ&ジルーカメラは1839年に紹介されました。このカメラはCharles Chevalier氏により設計されたレンズを使用していました。ダゲレオタイプ(*)のカメラは現代のアナログ写真の原点に足跡を残し、重要な基礎となっています。しかし、Chavalierレンズにはいくつかの問題点がありました。それは暗く、f/15のレンズでした。遅いと言われてもピンとこない方もいるかもしれませんが、このレンズで撮影する場合、明るい太陽の下でさえ、10分以上露光に時間が掛かってしまいます。(*ダゲレオタイプ=世界最初の実用的写真技法、日本語では銀板写真とも呼ばれる)

レンズの開発者であるJoseph Petzval氏はウィーンの大学の数学教授で、当時、1840年に紹介されたレンズに対抗する設計に取り組んでいました。(ところで、Petzval氏が住んでいた場所、ウィーンはLomographyの本社がある場所なんですよ!)彼が開発したレンズはf/3.6の設計でChevalierレンズより20倍早く、中央が極度にシャープな写真を生み出すことができました。

間違いなく、オリジナルのPetzvalレンズは19世紀に製造されたカメラで動作する為に設計されています。この時代のカメラといえば、ほとんどは大きなフォーマットのアナログカメラです。今日、小さなフォーマットのカメラと簡単に動作するPetzvalレンズを見つけ出すことは極度に難しく容易に入手することは不可能です。さらにせっかく見つけることができたPetzvalレンズも古い時代に造られている故、大抵故障しています。新しくできあがるLomography Petzval Portraitレンズはこのような問題点が全て解決され、あなたのアナログまたはデジタル一眼レフカメラでこのレンズによる魔法のような効果をお楽しみ頂くことができます。

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▲大判カメラに取り付けられたアンティークのPetzvalレンズ

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▲大判カメラに取り付けられたアンティークのPetzvalレンズ

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▲大判カメラに取り付けられたアンティークのPetzvalレンズ。ウィーンのJoseph Petzval氏の墓にて撮影。

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▲Joseph Pezval氏の肖像画

■Petzvalが映し出す動画

Lomography Petzvalレンズの最もエキサイティングな仕様の1つとも言えるのが、Petzvalの効果を伴うデジタル一眼レフカメラの動画を簡単に撮影できることです。撮影後の編集ではとてもとても難しい独特の効果を実現します。しかも、それはあなたの一眼レフにこの新しいレンズを取り付けるだけで簡単に現実化することができるのです!

■ウォーターハウス式絞りシステム

Lomography Petzvalレンズは古典的なウォーターハウス式の絞りシステムで動作します。その為、レンズには差し込み式の板のセットが付属します。各板には異なるサイズの絞り穴が開けられていて、このサイズが各f値と一致します。例えば、f/4で撮影する際はf/4穴の板を選択し、レンズの溝に差しこみます。f/11ならf/11の板といったような具合です。下記がLomography Petzvalレンズで選択可能な絞りです:

・f/2.2
・f/4
・f/5.6
・f/8
・f/11
・f/16

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▲ウォーターハウス式絞りシステム=1858年、イギリスのジョン・ウォーターハウスによってイギリス写真協会に提案された差込式絞り

■レンズ仕様

・焦点距離:85mm
・開放絞り値:f/2.2
・絞り:ウォーターハウス式絞り、f/16までの6段階
・イメージサークル:44mm
・画角:30°
・レンズマウント:Canon EF マウントまたはNikon Fマウント
・電子接続:不可
・最短撮影距離:1m
・フォーカスメカニズム:ギア式マニュアルフォーカス
・レンズ構成:3群4枚
・フィルター径:67mm
・サイズ:120mm x 85mm x 80mm(*プロトタイプをベースにした予定サイズです)
・質量:500g(*プロトタイプをベースにした予定質量です)

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このMTFチャートはその効果領域における標準解像度下のPetzvalレンズのパフォーマンスを表しています。この表は2013年7月に制作されたLomography Petzval Portraitレンズのサンプルを参考にしています。

■あなたのご支援が必要です!

ロモグラフィーは今、このプロジェクトに取り組んでいることに大変ワクワクしています。そして、新しいPetzvalレンズが現代の一眼レフカメラに使えるようになるその日が待ち遠しくてたまりません!このプロジェクトをご覧頂いている皆様も同じように興奮して頂けることを心より願っています!

あなたにもぜひこのミッションをサポートして頂けたら嬉しいです。私たちがこの夢を現実にするためには、あなたの助けが本当に必要です。このCAMPFIREプロジェクトが皆様のご支援により達成することができれば、レンズの設計がパーフェクトなものとなり実現することができます。あなたのご支援はロシアで初めて製造されるレンズの初期費用となります。このプロジェクトページで開発の課程を随時アップデート致します。現在計画しているスケジュールでは、このレンズのお届けは2014年2月(*)を目指しております。(*この日程はあくまでも目安の為の予定です。現段階では、このお届け日をお約束することはできませんので、予めご了承ください。)

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▲限定版のブラックBlack Petzval Lens のモックアップ(最終カラー、テクスチャーは変更となる可能性あり)

■Lomographyとは

ロモグラフィーとは、クリエイティブで実験的なアナログフィルム写真に情熱を燃やす世界規模のコミュニティーです。

オーストリア、ウィーンの本社を拠点とするLomography Society International は、1990年代初頭にある学生たちが旅行中にロシア製の小さなカメラ Lomo Kompakt Automat(LC-A) と巡り会ったことから始まりました。彼らは、無作為にお尻の位置から撮ったり、時にはビューファインダーをのぞかずに撮ったりする内、このカメラが生み出すびっくりするような写真に仰天しました。色は鮮やかで、深い彩度があり、 写真には、周辺の光量が暗くなるビネットのフレームが描き出されていました。それは、彼らが今までに全く経験したことのない世界でした。帰国するとすぐに、多くの友人たちが彼ら自身の為のLOMO LC-Aを求め始めました。こうして、アーティスティックな写真への新しいスタイルに火が付き、皆さんがご存知のLomographyが生まれました。この学生達は現在のロモグラフィーの代表です。

昨年、ロモグラフィーは創立から20周年を迎えました。この20年間、私たちはたくさんの新しいカメラを誕生させ、復活させ、フィルムを製造し、イベントを行い、アナログ写真を盛り上げる活動を続けて参りました。

昨年発売した6X12フォーマットを撮影することができる新しい中判オートカメラ Belair X 6-12、360度のパノラマ写真を撮影することができるカメラ Spinner 360°、35mmフィルムで動画を撮影することができるムービーカメラ LomoKino、60年代にカルト的人気を誇ったクラシックカメラ Diana F+の復刻と開発。このように、ユニークなスタイルのカメラを世界中に送り出しています。また、カメラだけではなく、新しいフィルムやカメラアクセサリー、サービスの開発にも取り組んでいます。昨年には世界的に生産が終了して惜しまれていた110フィルムの復活を実現させました。また、フォーマットが特殊なロモグラフィーカメラの現像及びプリントやクロスプロセス等の現像方法をユーザーの皆様に手軽にご利用頂けるよう、自社で現像サービスも行っています。

私たちは、今までもこれからも変わらずアナログ写真を楽しみ続けるために、皆様により良い商品をご紹介できるよう努めてまいります!

新商品 Lomography Petzval Portrait Lensプロジェクトはロモグラフィー社内の開発チーム、デザインチームによってスタートしました。
全プロジェクトの統括は代表であるMatthias Fiegl、Wolfgang Stranzinger、Sally Bibawyが務めています。

ロモグラフィーの歴史についての詳細や全商品については、公式サイトをご覧下さい。

■配送情報

Lomography Petzvalレンズは日本だけでなく、実現後、世界各国で入手可能となる予定です(*)。しかしながら、CAMPFIREサイトでのご支援は日本国内のみお受付しています。発送に関してご不明点がある方はメッセージにてご質問ください。(*このプロジェクトの資金は英語圏ではKickstarter、台湾ではFling Vより併せて募っています。)

■リスクとチャレンジ

私たちはこのプロジェクトの実現、そして、計画通り製品化できることに自信を持っています。ロモグラフィーはリスクとチャレンジに現実的に立ち向かいます。本プロジェクトの実現において最も重要なことは、オリジナルPetzvalレンズのユニークな効果を保ちつつ、製品を再創造すること、そして、現代のアナログとデジタル一眼レフカメラに動作する仕様に作り上げることです。この製品の製造に関わるパートナー、Zenit社は信じられない程の光学技術を持っていますが、このレンズはロモグラフィーが今まで製造してきた製品とは全く異ります。すでに、新しいレンズの計画過程は良い方向に進んでおり、動作するプロトタイプが完成しています。しかしながら、今後の開発過程において何らかの問題が発生するリスクを配慮し、準備を重ねていかなくてはなりません。

私たちは新しいPetzvalレンズのクオリティーが目標となる対象に到達するため身を投じます。それ故、期日通りの中途半端な完成に躍起になり、製造過程を急ぎたくはありません。支援者となる皆様へ本当に特別なレンズを創り上げる為に時間をかけたいと考えています。現在の計画では、できあがる初ロットの発送を2014年2月と予定しています。しかし、この段階では予期せぬ問題が起こり、プロジェクトの完了が延長される可能性があることもお伝えしておかなくてはなりません。

ご支援される皆様はどうか安心してお待ち下さい。私たちは美しく、あなたが長年待ち続けたクラシックなPetzval効果を生み出すことができる逸品をお届けすることに尽力します。

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19世紀の伝説的なカメラレンズ「Petzval」を蘇らせるプロジェクト。過去の銘品がアナログ・デジタル対応で再発されるプロジェクトにカメラファンの熱い視線が集まりました。

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