初めにご挨拶

こんにちは!初めまして。

「EkimaehouseSamaru」オーナの小野雄介です。

私は、「四万十町大正に賑やかさを取り戻す宿をつくろう」とプロジェクトを進め今年の7月にJR土佐大正駅前に「EkimaehouseSamaru」をオープンさせました。

現在は、改装をしながら営業をしています。

今回、「Samaru」が、より多くの方に来ていただけるように改装するための資金と、「Samaru」がある大正地域をお客さんに楽しんでいただくためのレンタバイク用バイクの購入資金の一部を皆様にご協力いただきたいくクラウドファンディングに挑戦します。

ご支援いただければ幸いです。

▼プロジェクトを始めようと思った理由

大分県出身の私が福岡での12年間のサラリーマン生活を経て四万十町に来たのは2015年5月。四万十町が募集していた地域おこし協力隊に応募したのがきっかけでした。それまで、『地域おこし』などというものに全く関わったことのない私でしたが、3年間の協力隊活動で地域と関わるうちに様々な地域課題に直面してきました。

中でも「大正商店街の活性化、賑わいの創出」という地域課題は、これまでにも多くの人が関わっており、地域にとって最重要ともいえる課題でした。

私の宿がある四万十町大正は、四万十川と梼原川が合流する場所にある山間の小さな町です。その中心部にある商店街は過去には営林署などもあり、沢山の人たちで賑わっていました。しかし、現在その面影はなく、車も歩いている人もまばらで閑散としています。

※現在の大正商店街の様子

そんな状況をなんとかしようと、地域おこし協力隊で大正駅前にあった元旅館の一部を改装し、外(観光客)と内(地域の人たち)を結ぶための施設「大正駅前にぎわい拠点」をつくりました。

その改装、運営に携わる中で地域の人たちから色んな話を聞くことができました。

「ここ(元旅館)は多くの人で賑わい、旅館だけでなく、宴会、食堂、喫茶店もやっていた」

「ここのお稲荷さんが美味しかった」

「ここでよく宴会をやった」

また、観光案内所も兼ねている拠点では外からのこんな声も聞きました。

「泊まりたいけど泊まるところがない」

そういった多くの声を聞くことで、少しずつ私の中でこの元旅館を復活させることができないかという想いがもたげてきました。元々移住に興味を持ち始めたきっかけが農家民宿の開業ということもあり、私ができる範囲での宿開業「ゲストハウス」という道を考えるようになりました。

それから、「ゲストハウス開業合宿」に参加したり、「国内旅行業務取扱管理者資格」を取得するなどゲストハウスを開業するための準備をしながら、2018年7月に「EkimaehouseSamaru」をオープンさせました。

改装中には地域の方が見学に来てくれたり、差し入れをくれたり、色々と応援してくれました。開業したあとも「足りないものはない?」「何か手伝ことはない?」など色々気にしてくれています。

今後は、外からのお客さんを増やし、町の中に人を増やすという流れをつくっていきたいと思っています。

▼ゲストハウスに込める思い

宿のコンセプトは“四万十と友達になる”

四万十町の人や自然とゲストさんが仲良くなってくれて友達になってくれたら、何度も友達に会いにきてくれるのではないかという思いを込めています。私の宿をきっかけに四万十町のいい人、いい所を知ってもらい、何度も足を運んでくれるようになってくれたらいいなと思っています。

宿をつくる上でのこだわりは「大正産」。

床板は大正産の杉と檜。大工さん、建具屋さん、電気工事屋さんなど大正の方、というように大正の人とモノにこだわっています。大正のモノを使って大正の人たちが作った「オール大正の宿」。そんな大正のすべてが詰まった宿をゲストさんに体験してもらいたいと思っています。

▼大正の四季の特徴とイベント・観光スポット

 山から海まで広がる四万十町は、気候にも恵まれ、四季折々の様々な風景を堪能することができます。1年を通して、多くの方に四万十町大正を楽しんでもらうために四季の特徴とイベントを紹介します!

 

:四万十川を彩る桜と青空

 《イベント》四万十ひな祭り街道、桜マラソン

 

:轟公園のつつじ、サイクリングに最適(運が良ければ町内でもヤイロチョウの声)

 《イベント》GWのふるさと祭り、8月のあゆ祭り

 

:中津川の紅葉、彼岸花

 《イベント》中津川の紅葉祭り、下津井の牛鬼

 

:とても寒く、1年に1度は必ず雪が降る

 《イベント》年越し振る舞いそば

 

大正の観光スポット

◎無手無冠

100年以上の歴史を持つ地元の造り酒屋。社名の無手無冠には”余計な手を加え無い、冠(賞)にはこだわらない無添加の酒”という意味があります。栗焼酎の「ダバダ火振り」を筆頭に日本酒やゆずのリキュールなど多種多様なお酒を造っています。酒造近くには焼酎を預けることができる「焼酎銀行」もあり、そのユニークな発想と美味しいお酒は全国から注目されています。

◎海洋堂ホビー館四万十・海洋堂かっぱ館

世界屈指のフィギュアメーカー海洋堂が”日本一辺鄙なところにあるミュージアム”としてつくったのが海洋堂ホビー館四万十です。廃校を利用して作った館内には所狭しとフィギュアが並べられており、観光客の目を飽きさせません。近くにはカッパだらけの海洋堂かっぱ館もあり、かっぱだらけの世にも奇妙な景色を楽しむことができます。

◎四万十の秘境下津井

大正中心部から酷道(国道)439号線を北上するすること30分。山の谷あいに突如現れる奥四万十の秘境下津井集落。その昔逃げる平家と追う源氏が両者疲れ果て、その場で仲良くなったという伝説も残る集落は、とても神秘的な風景が広がっています。夏には蛍が飛び交い、秋にはマツタケが獲れる、自然の恵みを感じられる集落です。

 

◎日本の原風景中津川

大正中心部から20分。山間に広がる中津川の風景はどこか懐かしく、日本の原風景を思い浮かばせます。春、夏、秋、冬、四季折々の風景はいつ訪れても美しく、カメラを手放すことができません。初夏の「どろんこ祭り」、秋の「紅葉祭り」など、季節ごとに行われるイベントも充実している集落です。

▼四万十大正にあるSAMARUだからこその魅力

・大正集成材工場(ヒノキカグ)が作った木の香りがするベッド

・大正産のヒノキと杉を使用

・図書館を併設(KoshoKosho)

・オーナーの人脈によるディープな大正体験

▼現在の様子

《洋室2名》

《洋室4名》

▼このプロジェクトで実現したいこと

《私が創り出したい大正》

・SAMARUが大正のにぎわい拠点になる

・大正住民と利用者との繋がりをつくる、広げる

・新しいスタートを始める場所になる

 →大正の町が少しにぎやかになっている

▼コメント

《四万十町役場大正総合支所地域振興課の北村耕助さん》

 何事にも積極的に取り組む姿勢が素晴らしい、活力あふれる小野くん。大正の地域住民からも愛され、信頼される存在となっています。四万十のほとりのゲストハウス「SAMARU」頑張れ!!応援しています。

 

《四万十町内の他のゲストハウス》

【かっぱバックパッカーズのオーナー村岡さん】

 かっぱっぱ~☆十川駅から徒歩8分「かっぱバックパッカーズ」の村岡です。土佐大正駅の駅前の開業楽しみにしています。同じ沿線上のゲストハウスとして、四万十町を!予土線を!一緒に盛り上げていきましょう!!

 

【ゲストハウス40010のオーナー松本さん】

土佐大正駅の目の前という、便利さも風情も兼ね備えた場所に、ゲストハウス開業準備をしていると聞き、とても楽しみにしています!小野さんの思いが細部まで詰まったゲストハウスが、たくさんの方から愛されますように!応援しています!

 

《大正の住民の方》

 高齢化の進む四万十町大正で事業を行うことは、とても大変なことだと思います。つまづきながら、立ち止まって考えてみたり苦労が絶えなかったと思います。でも、希望を持って前に進んでいる、小野くんを応援したいと思います。まだまだいろんなことがあると思いますが、大正の良さはこれからもっともっとわかると思います。四万十川のように穏やかなときもあれば、荒れ狂う濁流に吸い込まれそうになる時もあるかもしれませんが、必ず優しい清らかな四万十川は、戻ってきます。応援していますね。

 

《地域協働学部学生》

 私たちは高知大学地域協働学部の学生です。現在小野さんが行っている活動をお手伝いさせて頂いてます。小野さんの大正に対する思いを知り、考えを共有していく中で、ぜひ成功させたいと強く思うようになりました。多くの方に大正の魅力を知って頂きたいと思いますので、ご支援のほど宜しくお願い致します。

 

▼いただいた資金の活用方法

プロジェクトに支援いただいた支援金は以下のことに使いたいと思っています。

◎改装資金の一部として

 お借りしている旅館は400㎡近い大きな物件です。面積が大きいぶんやりたいことにチャレンジしやすい物件ですがその分、より良いものにするため資金が必要です。これまでに壁や床の張替えや色塗りなどで自分でできるところは自分でやろうと思っていますが、その材料や道具を買う資金の一部とさせてもらえたらと思っています。

※今後改装予定の部屋です。ここに地元の方とゲストさんが交流できるような”場”を作りたいと思っています。

◎レンタバイクの購入費の一部として

 四万十町の面積は642㎢あり、高知県では一番広く、淡路島や宮崎市とほぼ同じぐらいの広さを持っています。一方でバスや電車などの交通インフラは少なく、せっかくいい景色があっても見に行くことができません。そこで私の宿ではレンタバイクを導入しようと計画しています。レンタバイクなら多くの人が運転できますし小回りもききます。なにより自然を肌で感じてもらうことができます。そのレンタバイクを購入する資金の一部として支援いただいた資金を使わせてもらいたいと思っています。

▼リターン

3,000円:お礼はがき(大正の風景が描かれたもの※以下同じ)、ヒノキカグ鉛筆

5,000円:お礼はがき、ヒノキカグ鉛筆、宿泊券(1泊1名分※以下同じ)

10,000円:お礼はがき、ヒノキカグ鉛筆、コースター、宿泊券

30,000円:お礼はがき、ヒノキカグ鉛筆、コースター、宿泊券、大正を1日案内します

50,000円:お礼はがき、ヒノキカグ鉛筆、コースター、宿泊券、大正の居酒屋で奢ります(1名様)

          

 

▼プロジェクトメンバー

プロジェクトオーナーの小野雄介さん(一番左)を中心に
高知大学地域協働学部に通う大学生 7 名も一緒に活動し、応援している。 
 
左から順番に、
拜藤紘希(2 年)
岡寿美(2 年)
井上桃花(2 年)
南部紗弥香(2 年)
中井瑞希(2 年)
西岡由希(2 年)
島村真歩(2 年)

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