▼はじめにご挨拶
株式会社ネクステッジテクノロジーです。触らずにPCの操作を可能にする、タッチレスインタフェース aeroTAP(エアロタップ)の開発と販売を行っています。
この度、aeroTAP 3Dカメラの生産を始めることになりました。aeroTAP 3Dカメラは、弊社aeroTAPでの利用において、タッチレス操作のインタフェースデバイスとして開発しましたが、このデバイスはステレオ画像だけでなく、深度画像を簡単に取得できること、USB2.0/3.0でコンピュータに複数台同時接続できることから、もっとこのデバイスの様々な活用方法を当プロジェクトを介して創造力豊かな人たちにも使ってもらえないかと公開にいたりました。。
例えば、深度画像の取得にホストコンピュータのリソースを一切使わないため、Raspberry Piなどのデバイス、タブレットやスティックPCなどでに接続してしたり、複数の3Dカメラを1台のPCに接続してリアルタイムで3D再構築などが可能になります。
これを使って、色々な利用用途を様々な視点から発見/展開して頂ければと期待しています。
▼このプロジェクトで実現したいこと
本プロジェクトでは、aeroTAP 3Dカメラの存在を知って頂くだけでなく、タッチレスインタフェースとしてだけでなく、その他利用用途を創造して頂ければと考えています。
本プロジェクトを公開することで3Dカメラの使い方についてさまざまなクリエイター方とコネクトできることを期待しています。
▼リターンについて
リターンは、今回生産する製品の先行かつ特別価格での提供となります。
製品の予定販売価格は、15,000円(税抜き)を予定しています。技術仕様は下記の通りです。本製品は、aeroTAPのライセンスを含みます。別途ライセンスの必要はありません。
インタフェース USB2.0/3.0, MIPI(別モデル)
UVC互換ステレオ画像の取得
*深度画像の取得には、専用SDKが必要。
ステレオ画像 320x240 から1280x720
深度画像 320x240, 640x480
ベースライン 30mm
有効距離 250mmから2500mm
FPS 3/10/15/30/60 (解像度に依存)
その他詳細は、プロジェクトサイトを参照してください。
aeroTAP SDKで提供するもの
距離画像による物体検出と追跡
手のひら検出と追跡(開いた手、閉じた手)
ジェスチャ認識
カメラのRAWデータ(ステレオ画像、深度画像)へのアクセス
▼プロジェクトをやろうと思った理由
aeroTAP 3Dカメラは、aeroTAP(エアロタップ)の性能強化のために開発していましたが、より多くの使い方のアイデアが思い浮かぶ中、「とても自分たちだけでは、このデバイスの持つ可能性を引き出しきれない」と考えるようになりました。もっと多くにクリエイター方に使ってもらいたいと考え、最も最初の段階の生産化をクラウドファンディングと連携して進めることになりました。
▼これまでの活動
本製品は、COMPUTEX TAIPEI 2016にてデモ展示しました。
この時の筐体は、3Dプリントの第3版のものです。現在の最終デザインは、写真のとおりです。ヘッド部分と土台部分は切り離し可能です。ヘッド部分下部には、三脚用のスクリューが埋め込まれているため、汎用の三脚を使った自由な設置が可能になります。詳細は、決まり次第、報告します。
弊社では、このデバイスを使ったタッチレスインタフェースを開発しています。
3Dカメラを使った、タッチレスインタフェースでは、ドラッグアンドドロップは3D方向へのドラッグが可能になります。
また、カメラ近くでは、指先によるポインティグが可能なり、近くから遠くまで操作範囲が広がります。
特に注目して欲しいポイントは、CPUへの負荷です。計算量の多い画像処理を行っていますが、消費率は5%-10%( Intel i5)程度の大変低い負荷が維持できています。GPUも不要です。
これは、aeroTAPタッチレスインタフェースのこだわりです。インタフェースとしての役割は、機能だけでなく、その存在も脇役に徹しています。メインのリソースは、すべてコンテンツ(アプリケーション)に開放するデザインです。
マウスを動かすのにCPUを100%消費するとしたら困りますよね。 似たような製品があればCPU消費にも着目して見てください。違いがきっとわかるはずです。
*aeroTAPの医療向け、デジタルサイネージ向けを始めとするビジネス向け販売については別途ご相談ください。
また、弊社では、今後aeroTAP 3Dカメラを利用したさまざまな方式のタッチレスインタフェースを開発する予定です。
皆様の幅広いご意見、御要望を是非お聞かせください。
▼資金の使い道
本プロジェクトで集めた資金は、生産体制作りに係る資金への補完として、また販促活動に係る資金への補完として利用する予定です。
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