◆はじめに

みなさんこんにちは。塩谷瞬と申します。現在、俳優としての活動をしながら海外支援などのボランティア活動を行っています。

今回クラウドファンディングに挑戦し、アフリカの難民地域に井戸を掘削したいと思います。ネットを通じ拡散することで、多くの人にこのアフリカの現状を知っていただきたいと思います。ぜひ応援お願いします!

◆9億人に影響を与えてる水問題

今世界では約70億人の人達が暮らしていて、その中で9億人もの人が安全な水を確保できずにいます。その中でもっとも苦しんでいる人の多い国がアフリカなんです。

テレビの撮影がきっかけで、10年前僕はアフリカのケニアで世界一の大家族と生活を共にしました。

水をくみに行くのに片道数時間かけて歩いて行き、水をくんだ後また数時間かけて家に戻ります。苦労して手に入る水は川の赤土で濁っているのです。

この濁った水を見たときの衝撃は今でも忘れられません。

※画像はイメージです

川の中は濁った水で重金属があったり、コレラが発生したりします。

水源地域に近づけば近づくだけコレラが蔓延しているので、死に至らめます。

                         ※JulienHarneis撮影

井戸を掘ることで、水不足を防ぐだけではなく、安全な水にアクセスできる環境を作り、彼らの病気を防ぐことができるのです。

◆井戸を掘って終わりではない

今回僕は井戸を掘りにいきますが、井戸を掘ってプレゼントすることがゴールではありません。お金をかけて井戸を作ることで救われる人たちはたくさんいますが、一緒に井戸を掘ることによって、アフリカの人々に技術を伝えていきたいと考えています。

僕らが伝える技術は日本が誇る「上総掘り」です。上総掘りは、掘り抜き井戸の代表的な工法で、費用は安く、技術さえ学べば誰にでも作ることができるのです。

現地で活動されている技術者の方々にご協力いただき、この上総掘りの技術を伝えていきます。

水問題で困っている現地に向かい、地質調査を始め、資材集め、井戸堀りを行います。技術を伝えるため、こちらで全て行うのではなく、参加してもらうことが大切です。 

※画像はイメージです

技術者が住民にノウハウを伝えながら行い、わずか1週間ほどで完成となります。

技術を伝えることで、僕たちがいなくても井戸を掘ることができるようになります。彼らがまた他の誰かに技術を伝えることができます。

住民の暮らしが豊かになるだけではなく、助け合いの精神が生まれることで、笑顔が生まれます。

◆資金の使い道について

目標金額である300万円を達成することで、ケニア、タンザニアの国境の近くに4つの井戸を掘ります。

アフリカでの活動は「活動報告」で掲載していきますので宜しくお願い致します。

僕はこの地から問題を解決し、少しでも笑顔に変えていきたいと強く願います。

どうか皆様あたたかい心でのご支援ご協力宜しくお願い致します。

◆最後に

井戸を掘り住民の暮らしが豊かになるだけではなく、アフリカの中からも助け合いの精神で貧困をなくすように変えていくアクションをしていくことで、将来的により多くの人が笑顔になっていくと考えています。

この次のプロジェクトで作るワールドヒーローズのドラマや映画で、その現象や困難を乗り越える方法を世界中の人に知ってもらおうと思います。

どうぞ宜しくお願い致します。

World Hero's Project一同

代表 塩谷 瞬

 

◆プロフィール


▲塩谷瞬

1982年 石川県金沢市出身。

15才の時、自分の波瀾万丈な人生経験を生かせる職業は俳優ではないかと考え上京。
「忍風戦隊ハリケンジャー」で主演デビュー、映画「パッチギ!」にて日本アカデミー賞新人俳優賞他を受賞。
その表現力は様々な役所で繊細に光ることから主演、助演映画が続き2007年度には日本映画・最多出演賞を受賞。

主な出演作品に映画『パッチギ!』『出口のない海』『赤い文化住宅の初子』『象の背中』『日輪の遺産』「ばななとグローブとジンベイザメ」
舞台「トロイラスとクレシダ」演出 蜷川幸雄「ジャンヌダルク」演出白井晃「僕たちの好きだった革命」演出鴻上尚史など

最近では世界200か国を巡り、アフリカやネパール、東ティモールなど海外支援活動や、

JICAと電通と「なんとかしなきゃプロジェクト」を立ち上げる発起人メンバー。
http://nantokashinakya.jp/

Wonderful Life Projectを立ち上げ、児童養護施設の訪問、世界の子どもたちへの「夢の授業」を行っている。
東日本大震災、ネパールの震災、広島の土砂災害、熊本地震では、被災直後から現地支援を積極的に行っている。
2014年9月、ネパールでのボランティア活動や海外支援活動が評価され、ネパールフェスティバル2014にてネパールの親善大使に任命される。

公式サイト
http://shunshioya.com

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