MicroWorksが2003年に発表した処女作「Jump Out Mirror」
シンプルな鏡の中に手鏡が埋め込まれていて実際に取り出すことができます
2004年を最後に販売休止していたこのミラーを10年越しで復活させます!
■手鏡の居場所は鏡の中。
あなたの家にはいくつの鏡がありますか。
自分の部屋やリビング、玄関、バスルーム、廊下、クローゼットの中など、数えてみると思った以上の数になるのではないでしょうか。
種類も全身を映す姿見から卓上サイズのもの、持ち手のついた手鏡など様々な用途やサイズの鏡が存在します。
コンパクトな携帯用ミラーなどカバンやポーチの中の鏡も合わせると、生活のあらゆるシーンにおいて鏡は意外と身近な家具であり、道具であると言えると思います。
多くの鏡は壁に貼付けられていたり、スタンドが付いていたりと、それぞれの目的に合わせて定位置や置き場のようなものがあると思いますが、そんな中で手鏡の置き場って意外といつも困ってしまいます。
サイズ的に引出しやポーチの中に入れるにはちょっと大きく、かと言って台の上に平置きしておくと存在感があって気になります。
立てて置けたり、フックやスタンドが付いているようなものもありますが、もっと手鏡に相応しい居場所は無いものか。。。
Jump Out Mirrorはそんな日常の中で感じたちょっとした違和感から生まれたミラーです。
このミラーはシンプルな四角いミラーと持ち手付きの手鏡が一体になっていて、お互いはマグネットで吸着しています。手鏡が収まっている状態だとシンプルなウォールミラーですが、手鏡を使う際はそこから容易にパコッと取り外すことができます。また鏡と手鏡を一体にすることで手鏡の置き場の問題が解消されるだけでなく、合わせ鏡が容易にできるという利点も新たに生まれました。
というわけで、手鏡を置いておくのに相応しい場所は「鏡の中」という結論に至ったのでした。
(写真 白木裕二)
■10年越しの復活を。
処女作であるJump Out Mirrorを発表したのは2003年
2004年いっぱいで販売を一旦休止してから気が付けば約10年
2003年の東京デザイナーズブロックにて発表、その後2004年いっぱいまで代官山のセレクトショップVIA BUS STOPにて販売をしていただき、鏡で15,000円近い金額、また名も無い新人デザイナーの商品だったにも関わらず、約1年で100台以上が販売されました。
この作品を通じて自分の提案したものが多くの人に共感される喜びを知るのと共に、実際のマーケットにおいて購入されることで自信にも繋がりました。その後の自分自身やMicroWorksの方向性にも大きく影響し、今日までの活動のモチベーションにも繋がった作品であり、とても思い入れの深い大事な作品でもあります。
ただ残念ながら、VIA BUS STOPがインテリア商材の取扱を終了してしまったり、ミラー自体の製作コストが合わなくなってしまったことが原因で一度Jump Out Mirrorの販売は休止せざるを得なくなってしまいました。
ただ、その後も多くの方々から購入の問い合わせや再販を望む声をいただき、細々とではありますが、ずっと再販を目指して動いておりました。
そしてようやくこの度、再発売への準備が整い、今回この10年ぶりの復活プロジェクトを公開する運びとなりました。
今回CAMPFIREさんを通じて、個人的にも非常に思い入れの強いこのJump Out Mirrorを復活させたいと考えております。
■以前より更に改良されての復活!
バリエーションの増加や、他にも色々と細かい配慮が散りばめられています
壁に取り付けられなくても大丈夫!
今回の復活プロジェクトに伴い手鏡の形状を改良致しました。また、1種類しかなかった手鏡のバリエーションを3種類にしようと考えております。
まずは持ち手もシンプルな円形の手鏡「Circle」、続いて全体的に少し装飾的なシルエットの「Square」、そして最後にフリーハンドで描いた線をデータ化した「HandDrawing」の3種類があり、お好みの手鏡をお選びいただけます。
どの形状も実際にモデルを作り、手に取った時の持ちやすさやなど様々な検証を行いました。それぞれ特徴的な形ですが、形状によって角度や位置もビミョーに変えています。
ちなみにJump Out Mirrorの手鏡は持ち手が横からひょっこり出ています。
これは手鏡を取り易くするためというのはもちろんですが、もし壁への設置が難しい人が棚の上に置くなどして使用する場合でも手鏡が取れるように、このような収まりにしています
これによってミラーの設置場所や使用シーンが少しでも広がれば嬉しいです。
そして今回新たな仕様としてミラーをタテ、ヨコどちらでも設置できるようにしました。設置壁面の広さなどの環境に応じて縦で使ったり横で使ったり、ご自由に設置できます。
また横長で設置していただくと手鏡が左下に飛び出るので、左利きの方が取りやすくなる狙いもあります。
小さなことですが、以前のタイプのJump Out Mirrorを使っている中で気付いた点は、新しいバージョンでの改良点として反映されております。
ミラーを裏返していただくとこのような穴が空いていますので、設置したい所にビスを打って取り付けます。
※画像はタテとヨコで穴と穴の距離が違いますが、最終製品は穴と穴の距離を縦横共通にしますので、よりタテとヨコの切り替えが簡単にできるようになります。
ちなみにJump Out Mirrorはアクリル製のミラーを使用しております。
これは、手鏡を取り出す際などに誤って落としてしまった時にも割れたりケガをしないようにするためです。
ただアクリルミラーと言ってもメーカーや品物によって品質が大きく異なります。アクリルミラーはガラスミラーと比べると「引き」で鏡を見た時に少しだけ歪みが生じる場合がありますが、Jump Out Mirrorに使用しているミラーは様々なミラーで試した上で、その中で最も品質の高いアクリル製ミラーを採用しておりますので、日常的に使用する範囲で全く気になることはありません。
※ただしアクリル製なので高温多湿の環境でのご使用には向いておりませんのでご注意ください。
お手入れ方法について
アクリル製だからといってガラス製と比べて特別なメンテナンス等をする必要はありません。
もし表面が汚れた際は中性洗剤をつけた濡れた布でお拭きください。アクリルは傷がつきやすい為、その際は必ず柔らかい布をご使用ください。
また、アルコールや薬品は亀裂や破損の原因になりますので絶対につけないで下さい。
(写真 白木裕二)
■CAMPFIRE限定のJump Out Mirrorやオリジナルミラーが作れるリターンも。
支援をしていただいた皆さまには、10年ぶりに復活するJump Out MirrorやMicroWorksのオリジナル商品はもちろん、通常では販売していないMicroWorksの商品や、更にはCAMPFIRE限定のJump Out Mirrorもご用意致します。
・CAMPFIRE限定「Jump Out Mirror」
▲今回のプロジェクトを記念したCAMPFIRE限定の「Jump Out Mirror」です。
CAMPFIRE限定仕様は通常四角いベースのミラーの角を丸くしたバージョンです。通常タイプと比べると形状的には少し柔らかい印象になります
手鏡の形状も3種類の中からご自由にお選びいただけます。
※画像は合成イメージです
サイズ
全体W302 x H328 x T8mm (全体)
ベース W245 x H328 x T8mm (ベース)
手鏡 W119 x H215 x T6mm (手鏡)
※全体と手鏡のサイズは個体差あり(上記はCircle)
材質 : アクリル
型 : Circle / Spuare / HandDrawing
・Jump Out Mirror
通常タイプのJump Out Mirrorを入荷次第いち早くお手元にお送り致します。価格も通常価格より15%ほど安く、送料もこちらで負担致しますのでお得だと思います!
サイズ
W302 x H328 x T8mm (全体)
W245 x H328 x T8mm (ベース)
W119 x H215 x T6mm (手鏡)
※全体と手鏡のサイズは個体差あり(上記はCircle)
材質 : アクリル
型 : Circle / Spuare / HandDrawing
(写真 白木裕二)
・「Jump Out Mirror」ミニタイプ
▲こちらも角丸タイプと同様にCAMPFIRE限定のミニサイズJump Out Mirrorです。
手鏡は画像とは異なり、従来タイプの「Circle」をそのまま小さくした形で、持ち手を親指と人差し指でヒョイっとつまんで取り外せます。
従来タイプ同様、裏面は壁面に取り付けられる仕様になっているので、柱やちょっと空いたスペースに気軽に設置できます。
サイズ
W191 x H180 x T8mm (全体)
W160 x H180 x T8mm (ベース)
W65 x H117 x T6mm (手鏡)
材質 : アクリル
型 : Circle
(写真 白木裕二)
・あなたオリジナルデザインの手鏡の「Jump Out Mirror」製作
▲今回特別にあなたのオリジナルデザインの手鏡によるJump Out Mirrorを一つだけ製作して、それを差し上げます!
完全オリジナルなので、あなただけのJump Out Mirrorです。
細かいデザイン等はプロジェクト成立後、別途打合せや電話、メール等でのやり取りをして進める形になります。
※基本的には手鏡のアウトラインをオリジナルの形にできる、という感じです。
※手鏡もある程度の大きさや位置の制限が生じますので、ご了承ください。
・「Jump Out Mirror」プロトタイプ
▲今回のリニューアルに向けて製作した試作の内のいくつかをリターンとして出品致します。
ちょっとマグネットの吸着が弱かったり、サイズが最終型より一回り大きくて少〜し歪んで見えたり、使用しているミラーの種類が異なるため少し映りが悪かったりと、それぞれ少しずつ欠点がありますが、基本的には普通にミラーとして使用してもらえるレベルのものです。手鏡の形状もちょっとだけ違ったりするので、逆に貴重かもしれません。
・「Jump Out Mirror」撮影で使用したもの
▲今回の撮影に一度使用しただけの、ほぼ新品でほぼ最終型のJump Out Mirrorをリターンとして出品します。
一つ、壁にぶつけてCircleのベースミラーの角がちょっとだけ欠けてしまってますが、手前のミラーの板ではなく裏の黒い板の方なのでほとんど目立ちません。一度撮影で使っただけなので状態も非常に良いので金額を考えるとオススメです。各1つずつなので早い者勝ち!
・MicroWorks最新作「pot base」
▲昨年の12月にリリースしたばかりの「pot base」をリターンに加えます。
pot baseは真鍮製の小さな小さな鉢です。
そして鉢の中央からはネジの先端がひょっこり出ています。
道端に落ちている枝を差し込めば、枝の生え方や太さ、高さなどによって様々な道具や用途に姿を変えます。
自然の形から想像を膨らませ、用途も含めて使う人が考え、工夫する。
そんな道具との新しい関係を楽しんでいただける商品です。
サイズ : φ50mmx45mm
材質 : 真鍮
カラー:Copper / Gold / Black
商品詳細 → http://littlebitservice.com/?p=1727
(写真 品田裕美)
・Tail2本セット
▲昨年CAMPFIREを通じてリニューアルしたしっぽの傘「Tail」を2本セットにしてリターンに加えます。
動物、生地共に在庫内からご指定いただけます。
友人と協力して、リターンのTailをそれぞれ1本ずつ分ける感じでも良いと思います。
サイズ : φ1000mmx835mm (広げた状態)
生地詳細 → http://shippostore.com
プロジェクト詳細 → http://camp-fire.jp/projects/view/599
・Stickpecker
▲キツツキと木の形になっているマイ箸です。磁石でくっついていて割箸を割る時の感覚を毎回味わうことができます。これで心置きなく割箸とさようなら。Stickpeckerをパキッと割る度に森の生き物たちが少しでも住みやすい環境になるでしょう。
通常3,570円のところを、もしこちらのリターンで支援すると2,100円で手に入ってしまいます!
サイズ : W 24 / H 220 / T 5
材質 : アクリル
カラー:白
商品詳細 → http://littlebitservice.com/?p=298
・「Book Pack」限定クリアカラー
▲以前、実験的に製作したクリアカラーのBook Packです。通常販売しておらず、MicroWorksのオフィシャルオンラインショップ「little bit service」でも販売しておりません。Book Packは1枚のシートからできたブックカバーです。切り抜かれたモチーフはブックマークとして使えます。パタッと本を閉じてカチッとロックすると本がカバンに変身します。天気の良い日はお気に入りの本を挟んで公園へGO!
サイズ : W 170 / H 152 / D 15
材質 : ポリプロピレン
カラー:クリアグリーン、クリアオレンジ、クリアブルー
商品詳細 → http://littlebitservice.com/?p=1
■Jump Out Mirrorを提案するデザインスタジオMicroWorksについて
MicroWorks
MicroWorksは海山俊亮によって2003年に設立されたデザインスタジオです。日々の生活を楽しく豊かに変えてしまうようなコンセプチュアルなデザインを多数手掛けています。そのデザインの領域は幅広く、ステーショナリーや生活用品、家具、ファッションアイテムから本の装丁、クッキーまで多岐に及びます。それら今までの作品は、世界中の雑誌や書籍、新聞、ウェブメディア等の様々な媒体でご紹介いただいています。
「MicroWorks」の名前の由来はシンプルです。誰もが通り過ぎてしまうようなとてもとても小さなコト
ほんの僅かな感情
ほんの一瞬の情景
ほんの些細な行動
そういったマイクロな部分にフォーカスして身近なものを通して表現しています。
マイクロワークスの生み出すものを通してあなたの日常生活の様々なシーンが楽しく豊かになってくれたら嬉しいです。
MicroWorksデザイナー 海山俊亮
MicroWorksのデザイナーであり、今回のプロジェクトの発起人です。iidaのACアダプタシリーズや、プロダクトブランド「mass item」のクリエイティブディレクションなど、様々なプロジェクトで作品を発表する一方、セルフプロデュースレーベル「MicroWorks Label」ではオリジナルアイテムを企画・製造・販売しています。
また2012年に海山が発起人となり始動した「ジカバイ組合」を始め2010年秋に五反田のスケルトンビルで開催された「the new market」や「CARAVAN」などクリエイター発信の様々なプロジェクトにも深く関わっています。
ウェブサイト:microworks.jp
オンラインショップ:little bit service
twitter: @mwush
Facebook:microworks.jp
最新の活動報告
もっと見るラスト一日!
2014/03/04 13:26こんにちは。 1月末からスタートした当プロジェクトも気付けば残り1日。いや、半日。 現在の所30名を超えるパトロンの方々によって、258,800円ものご支援が集まっております。 ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます! 今回、状況的には正直かなり厳しい状況だと思っております。 ただ、CAMPFIREを通じて多くの方からJump Out Mirror実現に対しての後押しのコメントなどをいただき、とても心強く、また自信にもなっております。ありがとうございます。 残り僅かですが、最後までよろしくお願い致します! MicroWorks 海山俊亮 もっと見る
あと一週間!
2014/02/27 13:361月末から公開しているミラーの復活プロジェクトも気付けば残すところあと一週間!(というか6日!) お陰さまで多くの方からご支援をいただき、現在支援額は20万円を超えています。 ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます! また、このプロジェクトをSNS等で拡散してくださった皆さまもありがとうございます! 残り1週間で30万円を集めるのは容易ではありませんが、引き続き達成に向けて頑張っていこうと思っています。 残り期間も僅かなので改めて今回のCAMPFIRE限定のリターンをご紹介させていただこうと思います。 ・CAMPFIRE限定「Jump Out Mirror」 今回のプロジェクトを記念したCAMPFIRE限定の「Jump Out Mirror」です。 CAMPFIRE限定仕様は通常四角いベースのミラーの角を丸くしたバージョンです。通常タイプと比べると形状的には少し柔らかい印象になります。 ※画像は合成イメージです ・「Jump Out Mirror」ミニタイプ CAMPFIRE限定のミニサイズJump Out Mirrorです。 手鏡は画像とは異なり、従来タイプの「Circle」をそのまま小さくした形で、持ち手を親指と人差し指でヒョイっとつまんで取り外せます。 従来タイプ同様、裏面は壁面に取り付けられる仕様になっているので、柱やちょっと空いたスペースに気軽に設置できます。 サイズ W191 x H180 x T8mm (全体) W160 x H180 x T8mm (ベース) W65 x H117 x T6mm (手鏡) ・あなたオリジナルデザインの手鏡の「Jump Out Mirror」製作 今回特別にあなたのオリジナルデザインの手鏡によるJump Out Mirrorを一つだけ製作して、それを差し上げます! 完全オリジナルなので、あなただけのJump Out Mirrorです。 細かいデザイン等はプロジェクト成立後、別途打合せや電話、メール等でのやり取りをして進める形になります。 ※基本的には手鏡のアウトラインをオリジナルの形にできる、という感じです。 ※手鏡もある程度の大きさや位置の制限が生じますので、ご了承ください。 その他にもオリジナルのJump Out Mirrorやしっぽの傘TailなどもCAMPFIREを通じてご支援いただくことで、通常価格より安い金額でお買い求めいただけます! 詳しくはプロジェクトページをご覧ください! では、残り一週間を切っていますが、ぜひ引き続きSNS等での拡散などご協力いただけたら嬉しいです。 よろしくお願い致します! もっと見る
コメント
もっと見る