ー幕が上がれば、そこは異世界だったー
福岡県は志免町の劇場H732シアターを基点に、劇場周辺の空き地や空き店舗を利用した演劇・パフォーミングアートのフェスティバルを実施。付近一帯に演劇リゾートをつくり出します。
その第二回目開催にみなさまのお力を貸していただきたく、CAMPFIREへプロジェクトを投稿いたしました。

■はじめまして。国際コメディ演劇フェスティバル2014です。

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▲左から森永大地(実行委員)、菅原太(代表)、濱田梨沙(実行委員)

フェスティバルを開催する上でわたしたちが最も大切にしていることは、「演劇のファンの方はもちろん、いままで演劇や舞台芸術に関わりのなかった方にもフェスティバルに興味を持っていただき、劇場へ足を運んでいただく」ということ。

平日を含めた約3週間のフェスティバル期間中、劇場で行われる公演以外にもオープンスペースでダンスやパフォーマンス、野外演劇、音楽演奏などを行い、非日常の世界をつくり出します。
また、蚤の市、オープンカフェ、ギャラリーなども展開。
その時間、その場所でしか味わえないLIVEの良さを体感していただきます。

【開催期間】
2014年9月20日(土)~10月5日(日)

【開催場所】
福岡県糟屋郡志免2-27-16
H732シアターとその周辺

【2014参加団体のご紹介】

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【会場やオープンスペースの様子】

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▲メイン会場であるH732シアター

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▲ギャラリー会場

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▲ オープンスペースでのパフォーマンス

公式HPはこちら。
http://h732.net/comedy

■昨年の様子です。

世界の演劇シーンに彗星のごとく現れた国際コメディ演劇フェスティバルは、2013年9月〜10月に福岡県は志免町にて第一回目を開催。

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お客様の8割がこれまで劇場で演劇を観たことがなく、これまた半数以上が劇場のある福岡県糟屋郡からご来場いただいた方々(アンケート調べ)あり、観客総動員数は全期間を通して1000名を超えました。
普段演劇にふれることのない方が、これほどまでに劇場に足を運んでくださるフェスティバルはほかに類をみません。

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▲終演後のお客様と出演者たち

終演後に記入いただくアンケートでは、
●劇場には初めて来ましたが、舞台美術が素敵で始まる前からとても楽しみになりました。外でのパフォーマンスにも引き込まれました!(10代)
●ふらっと寄っても楽しめるし、ガッツリ期待してきても楽しめる!こんなすばらしいフェスがあったんですね。サイコ―!!(40代女性)
●演劇はあまり見る機会はありませんが、町内でこのような素晴らしい劇を観ることができ感動です。(60代女性)
のように、お客様よりたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

また、昨年の参加団体は、フェスティバル全体のアットホームな雰囲気や町のみなさまのあたたかいおもてなし、志免町の美味しい食べ物などさまざまな部分を気に入ってくださり、そろって「また志免に来たい!」とそれぞれの場所へ帰っていきました。
中には「志免は第二の故郷だ」と言ってくださっている方も。

このように、足を運んでくださったお客様にも参加いただいた団体のみなさまにも愛される、それが国際コメディ演劇フェスティバルです。

■国際コメディ演劇フェスティバルとは。

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○国際交流に向けて
現段階ではまだまだ【国際】にほど遠いですが、今後は海外からアーティストを招致したり、逆にこのコンテンツを海外で展開したりしていきたいと考えています。

○コメディ作品に特化
フェスティバルを開催するにあたって、劇場近隣住民300名に「どのような演劇を観たいですか」といったアンケートを実施した結果、約8割の方が「コメディが観たい」と回答。 その結果をふまえ、劇場への入り口を広げ、普段あまり舞台芸術に触れる機会の少ない方に興味を持っていただくためにコメディ作品をメインとしました。

○劇場外での様々なイベント

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劇場外でのイベントにより「演劇に興味のない方々」にとても効果的にアプローチできます。
オープンスペースを含め複数会場の織りなす非日常の空間創出は、期間中「劇場」という区切られた空間を開放し、人々と出演団体をつなぐ重要な拠点となります。

また、長期間にわたって、複数会場・オープンスペースでのイベントを実施することによって徒歩圏内の複数会場で公演を実施することで≪演劇三昧≫という環境を生みだします。

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▲オープンスペースでパフォーマンスを鑑賞する観客のみなさま

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▲志免の美味しいパン屋さんに協力いただき販売した焼きたてパン

○独特なコンテスト方式

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<1> スタンディングオベーション方式
終演後、カーテンコールにて立ち上がって拍手をしている観客の人数を計測し、期間を通して一番割合の高い団体が受賞します。

<2> バスキング(投げ銭)方式
終演後、観客に事前にお配りした色紙に10円玉を包みステージに投げ入れていただき、その重さが一番多い団体が受賞します。

国際コメディ演劇フェスティバルのコンテストは【観客参加型】。
欧米でのエンターテイメント、日本の大衆演劇や大道芸などの独特な文化を演劇に取り入れました。
これにより、観客がアンケート用紙とは違う形で感情表現をすることができ、
客席と舞台の距離が縮まり会場に一体感が生まれます。
コメディアワードを受賞された団体へは、大きな石炭と次回参加の優先権を進呈。

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▲舞台上に咲いた色とりどりの投げ銭の花

○チケット料金が安い

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演劇、特にコメディは観客がいて成立する部分が多くあります。普段演劇を観ない方に気軽に足を運んでいただくために、期間中何度でもご来場いただけるように、チケット料金を低く設定しました。
ファミリーやおともだちどうしでも楽しめるように、枚数に応じた割引チケットをご用意する予定です。

県外の劇団が福岡の小劇場で公演を行う場合のチケット料金は、一般的に前売3000円程度です。それを考えると、わたしたちが設定するチケット料金がいかに安価かということをおわかりいただけると思います。

■ご支援いただいたお金は、2014年参加団体の交通費補助に充てさせていただきます。

フェスティバルに参加いただく団体の収入源は、チケット料金やグッズ販売のみです。上に記載したように、チケット料金は≪おとな 前売1200円≫ととても安いため、県外から来ていただく団体には非常に厳しい条件となっています。

実際、関東から福岡まで飛行機で往復する場合、1団体10名、1名往復3万円と考えて単純に計算しても
3万円×10名=30万円
となります。
チケット代が大人前売1200円ですので、1団体約300名を動員しないと交通費もまかなうことができません。

しかし現在のわたしたちの経済力では、運営費用で精いっぱいで情けないことに彼らに出演料どころか交通費もお渡しすることができません。
来ていただいたからには全力でおもてなしをし、いい公演を打っていただけるよう努めていきたいと思っていますが、気持ちだけではフェスティバルは3年、5年、10年と続いていかないのが現実です。

参加団体の負担を減らし、フェスティバルを今後も続けていくためにも、みなさまからご支援いただいたお金は心をこめて団体へ交通費補助としてお渡しいたします。

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▲実費で帰るみなさま

■運営はボランティアの方々に支えられています。

代表の菅原のもとに集ったボランティアは、演劇制作者、イベントプランナー、パフォーマー、デザイナー、プログラマー、OL、地域の方々など約30名。フェスティバル当日の運営を含めると約50名にものぼり、現在も年齢・性別・国籍関係なく募集しています。

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▲ 受付スタッフと出演者

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▲スタッフ会議の様子

■会場となる志免町(しめまち)のご紹介。

福岡県糟屋郡志免町はもと炭坑町で、H732劇場の近くには世界で三つしか現存しない「竪坑櫓」という、炭坑へ向かうための巨大なエレベーターが保存されています。そして会場付近の旧大正町商店街は、かつての繁栄のあとだけ残して今はシャッター街となっています。

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▲志免町に保存されている竪坑櫓

そんな志免町ですが、4年前から毎年4月に開催されている「志免大道芸フェスティバル」では全国から選りすぐりのパフォーマーが大集合し、昨年は2日間で約5000名の動員を達成し話題となっています。

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▲志免大道芸フェスティバルの様子

■リターンイメージです。

ご支援いただいた方へのリターンをご紹介いたします。

・お礼のメール
心をこめて、実行委員よりお礼のメッセージをお送りいたします。

・HPにお名前を掲載
公式HPに、サクセス後より1年間お名前を掲載いたします。個人名、法人名、店名などご希望に沿わせていただきます。

・チケット
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金額に応じた枚数のチケットをプレゼント。可能な方は、ぜひ演劇リゾートと化した志免町へお越しください。心よりお待ちしています。

・フェス期間中に撮影した写真(データまたは印刷したもの)
期間中に撮影したとっておきの写真を実行委員がピックアップ!

・公演ダイジェスト動画の配信(非公開)
パトロン様にだけ、フェスティバル期間中の公演をダイジェストでまとめた動画を配信。もし志免に来ることができなくてもご自宅、カフェ、職場で気軽にフェスティバルを楽しんでいただけます!
参加団体との兼ね合いで全公演をダイジェストにするのは難しい場合がございます。あらかじめご了承ください。

・オリジナル缶バッチ(イメージ)
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昨年販売し、大好評のうちに完売しました。2014年版にデザイン変更予定です。ちっちゃくてかわいい。

・フレイムストーンネックレス(イメージ)
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コメディアワード受賞団体に贈られる大きな石炭(フレイムストーン)とおなじものが中に入っています。将来志免を代表する特産品になる予定です。まだ市場に出ていないレアもの。
色や長さなどはご指定いただけません。

・オリジナルTシャツ
現在デザイン中につきイメージはございませんが、志免のシンボルである竪坑と女性の横顔のアイコンをモチーフとしたものになる予定です。しかしまだデザイン段階。変更になる場合もございますがなにとぞご了承ください。
サイズは、S、M、Lからお選びいただけます。

・参加団体のオリジナルグッズ
実行委員やボランティアスタッフが「これはいい!」と直感で選んだ参加団体のオリジナルグッズです。どの団体の何が届くかはおたのしみ。

・フェスティバルドキュメントDVD
準備期間から開催期間まで、さまざまな場面をまとめた映像をDVDにしてお送りします。何か月間もお祭りやってたら、いろんなことが起こります。当事者になるのはちょっと、、、だけど、傍観してみたらきっとおもしろいはず。毎日がコメディ!フェスの表から裏まで、全部みせちゃいます!

・オリジナルフォトブック
フェス期間中に撮影したさまざまな写真で楽しげなフォトブックをつくります。ご希望の参加団体のサイン付。サクセス後にご希望をうかがいます。完全保存版!!

・Mr.BUNBUNのパフォーマンス
パトロン様ご希望の場所へ(国内外を問いません)、代表の菅原扮するMr.BUNBUNが出張しパフォーマンスを行います。日時や場所、パフォーマンスの内容などの詳細についてはサクセス後に相談させていただきます。
交通費、出張に伴う宿泊費、荷物の搬送にかかる費用は別途必要です。遠方の場合は公共の交通機関でお伺いいたします。荷物は大口3つです。

【Mr.BUNBUNとは】
福岡を拠点とし、パーティからイベント、全国のパフォーマンスフェスティバルまで幅広い活動を行う。年間約150ステージのジャグリングを中心としたパフォーマンスのほかに、アイシュー仮面、レ・モネード、地球戦士バンデラスなどのキャラクターを輩出。みる人すべてを笑顔にするパフォーマンスは必見です!

■最後に

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国際コメディ演劇フェスティバルの「国際」という文字に敏感に反応される方もいらっしゃるかもしれない。この国際という文字は、まぎれもなく世界に羽ばたけるフェスティバルを開催しようという意思の表れである。
あらん限りのコメディが、ここから飛び立つのだ。

最後までお読みいただきまことにありがとうございます!
昨年開催した第一回目は、たくさんの方々の応援、ご協力でなんとか無事に好評のうちに幕を閉じることができました。
今後第3回、5回、10回と進化を続けていくために、実行委員会一丸となってフェスティバルづくりに取り組んでまいりますので、みなさまからのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

代表 菅原太

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