2015/08/17 12:26

こんにちは!ゲストハウス紹介サイトFootPirntsのだりです。

残2日となりました!!!

皆様、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか?うちの会社はお盆休みがないので通常通りの土日休みでしたが、世間的にはお盆休みだったので、帰省されていたかたも多かったのかなと思っています。さすがにこの時期はクラウドファンディングの動きも留まってしまうだろうなあ…と思いきや、有難いことに今のところ日毎の推移は留まることなく上昇をいただいています!!

皆様あたたかなご支援を本当にありがとうございます!!

 

◆8月16日(日) 13日目

アクセス 11日目93PV → 12日目193PV → 13日目63PV

達成率158%(+7)、総額316,000円(+14,000)、シェア781件(+24)

現状では、やはり「紹介本と御礼のお手紙をご郵送!」が一番ご支持が多く「スカイプでお話orチャット!」もじわじわと増加をいただいております。

さて、残3日ということで、終盤らしい大事な話をもう少しここで開示できたらと思います*

 

◆なぜ、ゲストハウス紹介サイトをはじめたのか?【前編】

ゲストハウス紹介サイトFootPrintsをご存知いただいている方に直接お逢いした際に一番ご質問いただくのは「なぜFootPrintsをはじめたの?」ということです。ちなみに次いで多いのは「いつかご自身でゲストハウスされるんですか?」「一番好きなゲストハウスは?」というご質問で、他よく言われるのは「意外と背が低い」です。(152cm)

本日は、その「なぜはじめたの?」について記載したいと思います。

京都の大学を卒業後、2009年から広告会社で働いていました。その会社の第一印象は色鉛筆。皆芯が通っていて、でもそれぞれ個性ある特色を持っていて、単独じゃなくて一緒に描くことで彩り豊かな絵が描ける、そんな第一印象を受けてその会社に入社しました。入社してもやっぱり第一印象通りの会社で、漫画の働きマンのような慌ただしくて泥臭い生活を送りながらも、前向きにがんばっていました。

そして社会人2年目の壁にぶつかりました。仕事量の増加、真面目で頑固で納得しないと進まない私の性格、そして当時まだ私の仕事管理能力も低く、七転八倒してどうしようもない状態になっていました。手帳はいつもジャングルみたいなぐちゃぐちゃのtodoだらけで、がんばっているつもりなのに、適切な改善方法を取れておらず、ただ気持ちだけ空回りする毎日。

「どうしたら変われる?」「私はいったい何がしたいんだ?」の答えが見つからず、多忙な日々に振り落とされないように必死にしがみついて、ぽろぽろと手からこぼれるボロに、出来ないヤツのレッテルが貼られていくような気がして、会社での居場所も勝手に見失っていました。

そんな時、友人が連絡をくれました。そのひとは大学時代に知り合った友人。過去になんとなく将来について話したことがあり、私は「カフェみたいに心地良い音楽と美味しい食事があって、でもカフェみたいに各テーブル毎に分離してなくて、そこに居る皆が一体となっているような空間をつくりたい」という話をしていました。その言葉を覚えていてくれた友人が「今年10月にOPENしたゲストハウスという泊まれる場所が東京にあるんだけど、たぶんあなたのイメージにとても近いと思うから、良ければ行ってみて」と連絡をくれたのです。

多忙な毎日にぐるぐる這い回っていた私の手帳は、クリスマスの週末だけ寂しくぽっかり空いており、早速ゲストハウスへ予約の電話をしたところ「ちょうどさっき1名のキャンセルが出たので、クリスマスなら泊まれますよ」との返事。とっても嬉しくて、ドキドキして当時住んでいた大阪から、東京へ初のひとり旅に出掛けることを決めました。

そして、2010年12月25日、はじめてゲストハウスというものに巡り逢うことになりました。

その時出逢ったのが、今ではゲストハウス界隈では一番有名な東京入谷の古民家ゲストハウスtoco.さん。開業から約3ヶ月だったので、立ち上げメンバーが全員現場に出ていました。

※その時私が書いた記事(ほぼブログ):http://footprints-note.com/guesthouses/kanto/1

「いらっしゃい」や「ただいま」で繋がり、誰もが国籍も年齢もキャリアも何もかも超えてフラットに交流できる空間に一目惚れ。私が望んでいた空間はまさにこれだ!!と思いました。そんな空間に出逢えたことが嬉しくてたまりませんでした。

そして、いつか私もこんな空間をつくる側になりたい!と思ったものの、今すぐに会社を辞めて新しい環境に踏み出したらそれはまるで現状に対する逃げのようだと思い、今の自分にしっかりケリをつけてから次に進もうと思ったのです。

明確なラインを置くべく「3年以内に今の会社で明確な結果を出してから退職してゲストハウスを開業しよう」そう決めて、ならば未来の自分のために今できることも並行してやっていこうと思い、週末に国内のゲストハウスを巡ることにしました。

それまでゲストハウスに対する知識が皆無だった私にとってはどこを巡ったら良いかわからず、出逢う宿運営者や出逢う旅人に「どこがお薦めですか?」と聞いて、その薦めを頼りに数珠繋ぎで出掛けていきました。(私のサイトが良い宿が多いと言っていただけるのは、旅人皆様からのアドバイスのおかげです)

その時、自分の備忘録として、2011年1月1日からゲストハウスを巡った足跡を綴るブログをはじめたのです。それが、ゲストハウス紹介サイトFootPrintsの原点です。

自分の足跡をあちこちに付けてやるぞ!という気持ちを込めて「FootPrints(フットプリンツ)」という足跡の複数形をブログタイトルにしました。(FとPを大文字にしているのは足跡っぽい感じを出したかったので)自分の備忘録が1mmでもどこかの誰かの役に立てば幸いだなあと思い、手元の手帳ではなく、あえてブログという公開のかたちを取りました。

それからは、平日は仕事に明け暮れ、週末は日本国内のゲストハウスを巡る、そんな日々を繰り返すこととなりました。北海道や長野や京都、あちこちのゲストハウスを巡っては運営しているひとたちに話を聞いて、書き綴っていきました。

当時私の広告会社の業務も、ヒアリングをして営業して受注したら原稿に落としこむという流れだったので、仕事に近い作業を「好き」な気持ちのままにただただ趣味として楽しく続けていきました。歩みを進める度に、だんだん全国各地に友達ができはじめ、ひとに会いに行くような旅の機会が増えていきました。

また、並行して定期的にゲストハウスについて話し合う小規模イベントも企画して、ゲストハウスに興味があるひとたちで交流を深めて話し合うようなワークショップとごはん付きの気軽なイベントを開催するようになりました。

平日はがつがつ仕事、金曜は大きなカバンを持って出勤し、そのまま深夜バスで出掛けて、ゲストハウスを巡り、くたくたになるまで遊んで気持ちのチャージをしたら、また月曜からひたすら仕事。月に一回はそんな楽しい思いを共有するイベントを京都や大阪の友人のシェアスペースで開催する。そして疲れて時々月に1度の週末はどっぷり眠る、そんな生活の繰り返しでした。

今思うと、これでもかってくらい体も頭も使っていたし、とても睡眠時間は短く、気が狂うぐらい渡り回っていたけど、一心不乱で本能のままに動き続けていました。

そうすると、面白いことに、仕事もうまく行きはじめっていったのです。

ゲストハウスを軸に動き回ったおかげで、だんだんと広がった世界観が、仕事にどんどん良い影響を及ぼしはじめていきました。属するコミュニティを増やしたことで、あんなに変わりたくても変われなかった自分が変化し、もともと居た場所にも新たな風を注ぎはじめていきました。

 それから・・・と

長くなりましたので、続きはまた明日。よろしければお読みくださいませ◎

 

★★8月19日〆、翌日8月20日から新サイトリリース!★★

http://footprints-note.com/