2014/10/17 20:28
前回のつづき
文化財保護委員会はさっそく栢野の大杉がある菅原神社に向かいました。
委員会が大杉を見たところ、そのままにしておくとそのうち大枝が落ちてきて、
観光にきたひとにあたってしまうおそれがあり、大変危険ということで造園業者に
処理を依頼しました。
処分してほしいと頼まれたものも、栢野の大杉はご神木ということで
造園業者が枝の処理に困ってしまいました。
そこで、辻さんが所属しているろくろ技術保存会に相談しました。
ろくろ技術保存会のメンバーが話し合った結果、大枝を預かり木地挽きで
作成できるものをそれぞれがつくることになりました。
辻さんが作成した栢野の大杉の大きな枝からつくった盃
木の一部として生きることを終えた大きな枝は辻さんの木地挽きによって、
新たに命を宿し姿を盃に変え、工藝の館に今もたたずんでいます。
文化財保護委員会はさっそく栢野の大杉がある菅原神社に向かいました。
委員会が大杉を見たところ、そのままにしておくとそのうち大枝が落ちてきて、
観光にきたひとにあたってしまうおそれがあり、大変危険ということで造園業者に
処理を依頼しました。
処分してほしいと頼まれたものも、栢野の大杉はご神木ということで
造園業者が枝の処理に困ってしまいました。
そこで、辻さんが所属しているろくろ技術保存会に相談しました。
ろくろ技術保存会のメンバーが話し合った結果、大枝を預かり木地挽きで
作成できるものをそれぞれがつくることになりました。
辻さんが作成した栢野の大杉の大きな枝からつくった盃
木の一部として生きることを終えた大きな枝は辻さんの木地挽きによって、
新たに命を宿し姿を盃に変え、工藝の館に今もたたずんでいます。