2015/05/26 11:37

「博多帯締め、筑前しぼり、歩む姿が柳腰」と正調博多節に歌われている博多織は福岡を代表する伝統的工芸品[博多織」

それは約800年の昔から多くの人々を魅了し、現在へ受け継がれています。

その博多織ができるまでの工程を紹介したいと思います。

 

機仕掛(はたじかけ)

~一本一本の絹糸に想いを託して~

 

博多織の紋織模様が誕生するには、この作業がなければ一歩も先へは進めないという工程が、機仕掛けです。

わかりやすく説明すれば、タテ糸の連結を調整する仕事なのですが、数が多い上に、切れやすい絹糸を扱うため、大変な神経を使います。


肩線の位置を見ながら前後のアームホールのバランスを調整していきます。

 

(博多織工業組合HPより)