山と暮らし

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  • 在住国:日本
  • 現在地:京都府
  • 出身国:日本
  • 出身地:京都府

山とともに暮らす。 その感覚を、いまの日々に届ける。 かつて、山と人の暮らしは切り離せないものでした。山から薪をいただき、下駄や器をつくり、食の一部もまた山が支えていました。山は生活資源の源であると同時に、祈りの対象でもありました。 けれどいま、山の資源といえば砕石か木材。日々の暮らしとの直接的なつながりは薄れ、山との関係を絶ったとしても生活は十分に成り立つ。私たちはそういう時代に生きています。そこに、かつてあった祈りの感覚はありません。 それでも、日本の多くの都市は山と隣り合っています。京都もまた、三方を山に囲まれた街です。山は関係が絶たれたあとも、変わらずそこにいる隣人なのです。 その隣人との関わりをもう一度見つめ直し、山がいまの暮らしをより豊かなものに変えてゆくこと。そのためのサービスや商品をお届けすることが、私たちの使命だと考えています。 「生活のなかに山がある」と聞くと、どんな暮らしを想像されるでしょうか。週末にキャンプやサイクリングに出かけること。それも山との関わりのひとつの形です。けれど私たちがより力点を置きたいのは、日常の「必然」のなかに山がそっと入り込んでいる、そういう距離感です。 たとえば、毎朝飲む一杯のお茶が、京都の山で手入れのときに出た松の葉やスギの葉からつくられていること。子どもが遊ぶ場所の先に、手入れされた森があること。特別ではないけれど、暮らしの手ざわりが少しだけ変わる。そうした提案を、山の側から届けていきたいと考えています。 いまの街の暮らしのなかで薪を焚いたり、履物を下駄に替えることは現実的ではありません。しかし「これがあったら日々がすこし良くなる」というものを、山の現場を知る者の目線で見つけ、かたちにしてゆく。その姿勢こそが、私たちのブランドの源泉です。 約20年にわたり、林業の現場に立ってきました。京都の街に暮らしながら、仕事場は里山の森。水源林の保全、神社仏閣の杜の手入れ、街路樹や庭木では対応できない特殊な伐採、山と都市のあいだを往復する日々のなかで培ってきたのは、「いま街の暮らしに足りないもの」を山の側から感じ取る感覚です。 この感覚は、おそらく都市にいるだけでも、山にいるだけでも身につきません。両方の世界を行き来してきたからこそ見えるものがあると、いま強く実感しています。 山と暮らし株式会社は、2026年に生まれたばかりの会社です。お届けできるものはまだ小さく、道のりは長い。それでも、松葉茶の一杯から始まり、森の体験を通じて、やがては山のある暮らしそのものをご提案できる企業へと育てていきたい。そう考えています。

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現在398,000円
支援者34人
残り17日