1959年創立の川崎市の市民劇団。「この日、この地で、この人々と」をモットーに地域に根差した活動を展開。いわゆる「名作」から児童劇、そして本作品「黒と白のピエタ」に代表される劇団オリジナル作品など、これまでに96回の公演を実施。自劇団の公演のほか、川崎市の演劇イベント「かわさき演劇まつり」や「川崎郷土・市民劇」にも第1回から参加。中心的な役割を果たしている。 また、演劇だけでなく、日本各地に伝わる太鼓の継承も活動の大きな柱の一つ。「本物」を受け継ぐために現地まで赴き習得した太鼓は、公演「日本の太鼓」として日本各地での上演はもとより、招待を受けてフランス・ロシアでも上演。世界レベルで高い評価を得ている。 1994年には、地域劇団としては日本最大級の規模の稽古場兼小劇場「スペース京浜」を建設。川崎市文化賞・神奈川県弁護士会人権賞など数々受賞歴多数。