多摩美術大学日本画科在籍中、日本画家の加山又造、米谷清和に学ぶ。大学院終了後オブジェやインスタレーションを制作する。院展同人伊藤髟耳との出会いをきっかけに日本画に戻ることに。樹木や花をテーマにして襖絵を描き始める。 その後、コンクールや個展、グループ展などで発表。現在は日展に所属しながら、美術館、ギャラリーなどと共に、古民家、ホテル、寺社、高齢者施設などの公共スペースなどで襖絵を展示。生活に身近な場所での展示をめざし、普段、美術館に足を運ばないような人々に日本画を楽しんでもらえるような機会を模索している。
【船の樹プロジェクト】日本画家笹本正明はじめとするアーティスト集団が乗船希望者とその大切な人・動物の肖像画を2.1×5.4mの壁画『船の樹』に描き込むプロジェク...