新潟市で介護保険事業を26年間携わってきました。その中で介護保険は同居家族がいると生活支援は家族が行わなくてはならないというルールのもと、家族の時間が介護によってすべて使われていく現状を目の当たりにしており、その状況にたいして支援できる仕組みが全くありませんでした。更にキーパーソンというすべて責任を負わなければならない人に設定され、責任に追われ自殺してしまったり、虐待に至ってしまったり、介護の当事者の支援はできるが、家族の支援者は誰がするのかということを悩み続けて、ようやく今、行動することができました。
身元保証がないだけアパート契約できない、施設入所できない、入院できないなど社会的に排除や不利な状況になっています。これだけ一人暮らしが増えているのに我が国は親族...