父が日本人、母が韓国人の家庭に生まれた木下誉元(きのしたよもと)と申します。 過去に実家が火事になり、燃えた家の中から生活用品を家族総出で回収している中、母が必死で探さていたのはアルバムでした。 生きていくのに家族みんな必死な中、生きていくのに必要のないものに固執していた母にすごく腹が立ちましたが、全てが落ちつき2年ほど経った頃一人暮らしをはじめ、久しぶりに実家に戻り母が回収してくれたアルバムを開き、幼いころの自分自身や妹弟、若い頃の両親や祖父母の写真を見ました。 『もうこの頃には戻れないんだ…』 と思うと涙が込み上げ、アルバムを必死で探してくれた母に感謝しました。 それをきっかけにカメラマンになりました。 たくさんのご家族の大切な一瞬を残していけるお仕事に日々幸せを感じています。 今回のプロジェクトを通し、ご家族の幸せを残すだけでなく、広げていけるよう、苦難を乗り越える一助となれるよう尽力いたします。
カメラマンの木下が車で日本一周し、47都道府県で写真を撮って写真集を作り売上を2016年の震災以降、2020年の水害やコロナで復興が遅れている熊本県に寄付します...