2018/11/20 20:56

メンバーブログのラストを務めさせて頂きます。F/Actoryの総合プロデュースと運営をしていますKeitoです。

簡単に僕の自己紹介をさせてください。


僕は高校を辞めさせられ渡英し、世界最高峰のアートスクールでデザインとアートを学び、ヨーロッパ諸国でホームレス生活を送り、ソーシャリーエンゲージドアート活動を始め、帰国しシェフになり、今はF/Actoryというコミュニティーを共同運営しています。



美しくない経歴ですよね(笑)


さてさてまずは皆さんが気になっているF/Actoryの好きなことを追及できる環境とは具体的にどういう事かについて僕なりの考えを書きたいと思います。

(コミュニティーの考え方は上書きされていったほうがコミュニティーとして健康だし、参加する人によって考えは人それぞれだと思うので一意見として読んで下さい)


お金と時間の余裕により自由な発想の人が増え、昔と比べ今は沢山の人が好きなことをできていると思います。

なので好きなことを追及しやすい環境はもうすでにある!と思う人もいるかと思います。


僕の言う 好きなことが追及しやすい環境づくり=「時代の価値や常識を上書きする人を増やす環境づくり」 です。


昔は貝殻を通貨として使っていました。今、貝殻と紙幣を交換してもいいと思う人は殆どいませんよね。

価値や常識などは時代によって全く違い、変化し続けます。

価値や常識とは社会の共同幻想であり、その幻想が上書きされ続けることで未来へと進んでいくということです。


時代の価値や常識を上書きする人達の考えや活動は、人々が理解ができないため価値として認識されにくい傾向があります。

そのため人一倍の情熱を持っていないと精神的にも金銭的にも続けることは難しい状況になると思います。


例えば有名アパレルブランドDIESELは創業当初は当時作業着であったジーパンを装飾するなんて無意味だと馬鹿にされていましたが

自分のやっていることを信じて継続した結果、今では誰もが知る一流ブランドであり、誰でも一着はダメージ加工などが施されたジーンズを持っていますよね。


ライト兄弟が飛行機を作ることを夢見て奮闘している頃、周りの人々は人間が鳥のように自由に空を飛べるはずがない。と彼らを相手にしませんでした。

その人たちは飛行機が世界中を飛び回る現代に来たらきっと腰を抜かすでしょう。

でもライト兄弟は当時から現代のような未来を思い描いていたのかもしれません。


彼らは情熱を持ち続けることで逆境を乗り越えて偉業を成し遂げました。


しかし、やりたいことや好きなことがあっても、

正直熱意や自信を持つのって意外とハードルが高い。それを続けることはもっと大変。

DIESELやライト兄弟のように周りに認められなければなおさらです。


でも周りに同じようなことをしている仲間がいたり、応援してくれるひとがいたらハードルはぐっと下がると思います。

現にインターネットの普及でそのハードルはどんどん下がっていると思います。


そんな人達が、やりたいこと・好きなことを追及しやすい環境作りを僕は目指しています。

なぜならそれは常識を覆す偉大な一歩かしれないからです。

そして何より僕は、常識が覆る瞬間が一番快感回路にくるんです。

価値や常識が常に上書きされていく世界。聞くだけで面白そうじゃないですか。

近い将来、おじいちゃんの時代はお金っていうものを稼ぐ為に毎日働いていたんだって~。みたいな未来になっているかもしれません。


ここからはF/Actoryの未来の話


これからは上記のことを実現できるような環境づくりを含めF/Actoryは様々なことに挑戦したいと思っています。


F/Actoryは今ちょうど転換期に差し掛かっています。

神楽坂にある一軒の古民家から、クリエイターのオフラインコミュニティーへと進化している真っ最中です。

そしてもっと世界に開いたコミュニティーへと成長するべく、

オンラインプラットフォーム作り、モバイルハウスプロジェクト、など様々なF/Actoryの未来を形どるプロジェクトを現在計画中です。


現実に夢を近づけるのではなく、夢に現実を追いつかせる。


F/Actoryにとって、関わる人全員にとって何がベストか、

どうしたらみんなの夢に現実を追いつかせる事ができるのか、じっくりと考えたいと思います。


これからもどんどん進化していくF/Actoryを是非よろしくお願いします。