2014/08/04 18:43
<先日投稿したQ&A内容を間違って削除したため、整理して再投稿します。>

こんにちは!
今回、多数の質問をいただいたので、一度Q&A形式で皆様の疑問にお答えします!
他にご質問があれば、ぜひ聞いてください。

Q: 自己紹介をお願いいたします。

A: アプリゲーム「新生ヒストリカ」の制作者のカカシです。20年前の夢を叶えたくて2012年11月に始めた無謀な挑戦でしたが、今年5月28日にゲームを無事リリースしました。今回は、作業効率と速度アップのため、Campfireにて支援者の募集を開始しました。

Q: 現在の状況について教えてください。

A: 「新生ヒストリカ」のver1.0.11の最終テストと内容を確認しています。審査が通ったら、夏イベントは8月に出します。来年正月までのイベントとストーリーのネタが溜まるように準備中です。この準備のため、プロジェクトの協力者とのメールやり取りでバタバタしています。

再び投稿チャンスを下さったCampfire様への感謝と敬意をこめて、自分に必ず1日1回以上の活動報告を行うマニフェストを決めました。同時にCampfireの皆様にゲーム制作の裏話や報告を楽しんでほしいです。

Q: 本当に一人で作ったのですか?

A:「一人で作った」というより、「一人で仕上げた」という表現が正しいです。インターネットのクラウドソーシングを利用して、開発者やイラストレーターや協力者を探しました。協力といっても、依頼する方は新生ヒストリカの世界観と仕様とイメージが分からないため、こちらが全部ゼロから作り上げて依頼するしかありません。

 新生ヒストリカの世界観と設定は一人で作りましたが、イラストやボイスやプログラマーについて、他の方々の協力で実現しました。60名〜100名ぐらいの人がこのプロジェクトに関わったと思いますが、8割以上の人に会った事がないですし、名前と性別もわからない人もいました。(ニックネーム対応でやり取りしていますから)。これはまさにインターネットの力です。

Q: なぜ個人名義ではなく、会社名義で活動しているのですか?

A:自分のコミットメントと本気度を見せたいです。そして自分を追い込むためです。個人でやっていることだからと、つい自分に甘い事と言い訳を考えてしまいます。私は安易な環境におかれたら、ダラダラする体質ですから。また、会社名義の方が、自分の理念と本気度を伝えやすいです。

Q: もしCAMPFIREプロジェクトが成功したら、支援は金具体的に何を使いますか?

A: 現在もクラウドソーシングでシナリオライターを探しながら、サイドストーリー制作を進めています。いただいた支援は、もっと人を増やして、ストーリー制作期間の短縮を図ります。また、ゲーム内で必要なカードについても、お世話になったイラストレーターにもっと仕事依頼するか、イラストレーターがもっと綺麗に仕上げるための追加予算とします。

    また、Campfireのパトロン(支援者)にも楽しくゲーム制作に関わっていただく形を考えています。例えば、パトロンが背景に登場するというリターンがありますが、数回の打ち合わせを行い、絵のチェックをさせていただきます。ステッカーについて、フィードバックを聞きながら、制作を仕上げます。ステッカーの制作過程を報告しますので、皆さんはそのノウハウを得て将来に何かの役に立てればと思います。

Q:  今回投稿した目的は本当に募金集めですか?あるいはリリースしたゲームの宣伝でしょうか?

A: Campfireの皆様は賢いです。目的が動機不純のプロジェクトは絶対成功しません。自分自身もCampfireの利用者で、いくつかプロジェクトを支援しましたから。2年前からずっといろんなCampfireのプロジェクトを見て、いろんな方の姿をみて励みになりました。

Campfireのゲーム関連プロジェクトですが、「すでにリリースしたゲームのプロジェクト」の成功事例は一度もありません。多分、宣伝目的の印象が強くて、情熱と支援の必要性を感じないのだと思います。

 「新生ヒストリカ」は違います。(ここで語るより、ぜひうちの活動報告を見てご判断ください。あるいは、プロジェクトのお気に入り登録をしてただければ、4コママンガや開発秘話のネタ話が届きます。)

 自分は、「新生ヒストリカ」を世界初(かも)、あるいはアジア初のリリースしたゲームがクラウドファンディングによる成功事例を作りたいです。 すこし調べてみたら、リリースしたゲームの成功事例が見つかりませんでした。

また、現在は「リリースしたゲームのクラウドファンディングのプロジェクトは絶対失敗する」という傾向に成りつつあります。個人ゲーム開発者の立場としては、悲しい事態です。

もしゲームをリリースした個人とインディーズゲーム開発者さんが、「あと少しの予算をもらえたらゲーム品質を大きく向上できるのに、すでにリリースしているならクラウドファンディングは無理!」と思われたら、ゲームの可能性を抹殺してしまう事になります。

 このプロジェクトが成功し、世間と開発者に新しい考え方を吹き込めたら嬉しいです。

Q: よく人気がないゲームアプリは突然サービス終了と宣言します。せっかく「新生ヒストリカ」を支援しても、急にバーになりませんか?

A: ゲームがサービスを終了する理由は人気がないことではありません。ゲームの運営費が高くて維持できないことに原因があります。通常のソーシャルゲームでしたら、2、3名のスタッフが必要です。そのスタッフの給料や交通費等々の費用を負担します。また、ゲームを動かすインフラの維持費があります。下手すれば、通常のゲーム会社さんは毎月50万円〜100万円以上の運営費がかかっています。だから、ゲームの収益の見込みがないと、終了するしかありません。

  新生ヒストリカは違います。現在「個人」で動いていますから。費用は基本的にインフラです。現在のクラウドサービスと良き相談者のおかげで、インフラ維持費が抑えられています。本当に最悪のシナリオがおきた場合、こちらが普通に牛丼屋で働いても、生活費と運営費が負担できます。

 ですので、「せっかくの支援をいただいたのに翌月終了!」ということには絶対なりません。

Q: 最後に皆様へのメッセージ

A: Campfireへ投稿をする前に、ある知り合いに「プロジェクト投稿は絶対やめた方がいい」と言われました。

なぜなら、かける時間と目標金額が割りに合わないことから、成功事例がないといわれました。

知り合い友人の言っている事は大正解だと思います。

だからこそ、このプロジェクトが成功したら面白いじゃないですか?

上記に述べたように、今回の活動は自分のためではなく、奮闘中の個人・インディーズゲーム開発者にもう一つの活路を開拓していくことです。もちろん、成功するかどうかは、ゲームの魅力と開発者のアプローチと情熱にかかっています。

もしこれが達成したら、「世界初(かも)!リリースした携帯ゲームがクラウドファンディングにて集金成功!」って面白いじゃないですか?

よろしくお願いします。

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株式会社GOPA 代表取締役
マ・ジェームス (通称:カカシ)

個人プロフィール

<前職> 
中古回収企業 リサイクルポイント東京株式会社 執行役員 
 
<好きなマンガ・アニメ>
黒執事、銀魂、ナルト、進撃の巨人

<好きな映画>
PINGPONG

<好きな音楽>
島唄、 夏祭り、HAPPY

<好きな人物>
中田ヤスタカ、高杉晋作

<自分が好きな名作ゲーム>
伝説のオウガバトル、シャイニング・フォーズ

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