2019/02/11 11:50

皆様こんにちは!株式会社リブルです!

皆様のご支援のお蔭で達成率70%を達成致しました!ご支援頂いた皆様本当にありがとうございます。

今後も皆様のご支援をお待ちしつつ、拡大に向けて精進して行きたいと思います。

さて、今日は我々の実施しているシングルシード生産方式についてご紹介させて頂きたいと思います。日本の牡蠣養殖シーンでは1%にも満たないこの珍しい方式は主にオーストラリアなど盛んに行われています。日本で最も盛んな方法はイカダ垂下方式と呼ばれるホタテ貝の殻に稚貝をくっつけて育てる方式ですが、弊社はあえて違う方法をとっています!

【特徴その①】

〜敢えて牡蠣を空気中に!!〜

専用のバスケットに入れた牡蠣は、漁場に設置されたラインで1日のうちに干出と浸水を繰り返します。通常の牡蠣は水揚げまでずっと水の下にいることを考えると、そんな事をすると死んでしまうのでは?と思われるかもしれません。でもそんな事は無いのです!

↓干出したラインとバスケットの様子

↓浸水しているラインとバスケットの様子

なぜこんな事をするのか!?牡蠣に適度なストレスを与えて水中にいる時に身入りをよくする為、干出した際にバスケットや中の牡蠣に付着したフジツボや地ガキを落とすなどあまべ牡蠣になる稚貝をきれいに保つ効果があります。

水を極限まであげずに育てたトマトが甘くなるのと似ているかもしれません!

【特徴その②】

〜均一性が高く、キレイな殻を持った牡蠣〜

上述の専用バスケットにバラバラの状態で牡蠣の稚貝を入れる事で、牡蠣同士がくっつかず、均等に餌であるプランクトンなどを吸収する事ができる環境を作っています。

また個体差によって大きさにばらつきが出てくると、我々でサイズ別に選別をしてあげて、更に均一性が高くなるような環境を作ってあげています。

それによって水揚げの際にはそれぞれの大きさの均一性が高く、身入りの良い牡蠣、そして殻が綺麗な事による衛生的な品質も確保しています。

手間がかかるのでは?と思われるかもしれませんが、品質の良い牡蠣を出していく為です!また水揚げしてからの作業は圧倒的に少なくて済むのも生産的にはメリットがあるのです。

↓オーストラリアで一大生産地で牡蠣を養殖しているMr.Ashleyにも毎年見に来てもらい、的確なアドバイスをもらいながら着実に勉強を重ねています!

まだまだ新たな水産のスタンダードを創っていく為にはやるべきことは無数にあり、もっともっとチャレンジして行きますので是非これからも宜しくお願い致します!