2019/04/18 23:56
この度、こどももりさんのクラウドファンディング立ち上げをSNS投稿で知ったとき、まず、小口さんの夢がますます外界へと広がっている!と驚きました。 
これまではあがたまちテラスさんや、平野珈琲さん、そして、松本はamijokさんでの古絵本市(委託販売で大福屋もお世話になりました)、あるいは県外でのイベント・・と、ある程度人口のある街の特定の場所やイベントで出張販売をされてきたこどももりさんですが、この度のBOOK CARでは本屋さんのない地域にも出向くというではありませんか。

昨今、本以外の移動販売はよくSNSで見かけるように感じますが、本は私の知るところでは上田のバリューブックスさんのブックバス以外はすぐに思い当たりません。規模は小さくても本の移動販売を展開されている方はいらっしゃると思いますが、まだまだ未開拓というのが現状と感じています。 

移動販売は販売者と購入者が対面出来、購入者が商品を直接見るという点にメリットがある商品でないと成り立たないでしょう。そう、今の世の中、ネットで何でも変える時代・・・では絵本はどうか・・・。絵本は実際にページをめくって、その本の質感や絵、言葉、デザインすべてを、視覚と触覚を通じて、「家に置いておきたい」「こどもと読みたい」「あの子にあげたい」と思って購入に至ることが多いのではないでしょうか。

こどももりさんのBOOK CARは、本屋さんのある地域・ない地域にかかわらず、直接絵本にふれることのできる機会がもたらされます。〈絵本はこどものためのものだけにあらず〉と考えている私としてはこどももりさんのBOOK CARは誰にとっても暮らしのなかで必要な場面が必ずあると思うのです。

ぜひ多くの方のご協力のもと、全国津々浦々へBOOK CARを走らせていってもらいたいです! このクラウドファンディングは残り期間あと少しですが、ぜひご興味がございましたらリターンをご覧いただき、ご支援していただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。古本屋仲間として、微力ながら小口さんの夢を応援しております!