2019/03/14 04:04

内容は「慢性的な痛みの原因は〇〇」の〇〇についてお伝えします。


世間では「姿勢」「関節」などから「内臓」「神経」「精神的なもの」まで色々言われているんですが、そんな難しく考えない方が良いです。



結論から言いますと〇〇とは「筋肉」のことです。

筋肉といっても大事なのが「しこり、こり」と言われる部分。これが問題を引き起こします。


コリができるとその部分の血流が悪くなります。そうするとその部分が壊死しないように神経を介して脳へ伝えます。その結果痛みとして感じます。

姿勢は筋肉の硬さや状況によって変化しますので硬くなった筋繊維の方へ引っ張られるような形でいわゆる猫背だったりとかおかしくなります。

姿勢を細かく分けると関節の集合体ですので、どちらも筋肉の硬さに依存されています。

姿勢が崩れると正しい位置へ収まっていた内臓もその姿勢変化によって圧迫されたりして機能が落ちます。(例:猫背だと深呼吸しづらい)


こんな感じで色々調べて、考えてみると大体の問題の根本的なところで「筋肉のこり」があります。

急性の痛み(例:階段で足首を捻挫した)になると少し話が変わります。

骨や靭帯の損傷があればそこが主な原因。

実際には関節や骨を守るために筋肉のコリも瞬間的にできるのでこれも治癒を遅延する原因になったりします。


例えば、関節をバキッと鳴らす治療がありますが、鳴らした時は気持ち良いし、治った感じがありますよね。でも数日経つと元に戻る。あれは結局関節は動かしているんですが、大元の筋肉の緊張=コリ、が治っていないからその張力で戻ってしまうんですね。普通に考えればそりゃそうだ、と思っていただけるかと。

もし、関節を鳴らしてそれで予後が良かったら、姿勢が整ったことで自然とコリの部分血流が促され、筋繊維が緩んだ、正常化した、ということです。


最近一般的な雑誌でも目にするようになった筋膜も同じイメージでいいと思います。膜も繊維ですから、一部分が縮んでいくとコリのようになります。筋膜全体を伸ばすのも大切なんですが、局所的に硬くなった場所があるならそこはそこでしっかりと緩めないといけません。


結論としましては、いわゆる「指圧」「トリガーポイント療法」という局所的な押圧治療が一番シンプルで理にかなっている、当たり外れが少ないということです。

ただ、シンプルすぎるが故に術者の技術によって効果が大きく左右されます。

セラピストや治療院を選ぶ際のポイントとしては、治療に関して正しい説明をしてくれるかどうか、では無いかと思います。しっかりと学んでいるセラピストなら正しくお伝えできるはずなので。


ぜひご参考まで。


引き続き応援よろしくお願いいたします!


山本将也