▼5/23 クラウドファンディング、100万円達成!!
プロジェクトに支援をしてくださった皆さん
投稿のシェア等にご協力いただきました皆さん
私たちの文章に目を通してくださった皆さん
あたたかい声やメッセージをくれた皆さん
本当に、本当にありがとうございました。
プロジェクト終了まであと6日。
新たな目標を掲げて、最後まで挑戦することにしました。
【目指せプロジェクト支援者200人!】
目標金額100万の他に、私たちにはもう1つの目標がありました。
それは多くの方々から少しずつ力を貸してもらうこと。
この目標を達成するために私たちの思いに賛同してくださり、一緒にプロジェクトを応援してくれる仲間を最後まで集め続けたいと思っています。
追加で集まった資金は、移動式のベビーサークルを作る費用にあてさせていただきたいと思っています。
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*移動式ベビーサークルのイメージ
預かっている子どもの人数比に合わせて、部屋の中を仕切ります。0歳児が多いときは、0歳児がいる範囲を広く、2歳児が多いときは、2歳児がいる範囲を広くします。
同じ部屋の中ですが仕切りを作ることで、全員を見渡すことができながらも、0歳児がお兄ちゃんお姉ちゃんにぶつかったり、踏まれたりすることがないようになる空間を作ります。
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私たちの託児では、0~2歳の子どもを中心に預かります。
「寝返りがうてるかうてないかくらいの乳児」と、「動きたい盛りの2歳児」を同時に預かるには、仕切りで区切ることが大切だと思っています。
既存のベビーサークルだと、毎日人数に応じて動かすことが大変です。
そのため、自分たちで簡単に移動できるベビーサークルを作りたいと思っています。
これが作れれば毎日子どもの年齢別人数比が変化しても、快適に、安全に子どもたちを預かることができると考えています。
残り6日、応援よろしくお願いします!!
2019年5月23日追記
▼はじめに
こんにちは、宮城県気仙沼市で「架け橋」のオーナーをしている村松ももこです。
「架け橋」は3年ほど前、地域にあった空き家をリノベーションして作られた場所です。
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「子育てママが集まれる居場所が欲しい」
「地域の人と宿泊客が交流し、まちの復興の様子や魅力、人の温かさを伝えたい」
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そんな思いから昼間は親子の集う「絵本カフェ」夜は宿泊者や地域の人が集う「ゲストハウス」になりました。
長い間誰も住んでいなかったこの家は、今では毎日こどもからお年寄りまで様々な人々が集い、笑い声が響き、楽しむ場所になっています。
(架け橋の外観:昔ながらの古いお家です)
(地域の人や気仙沼を訪れるボランティアと一緒に自分たちの手でリノベーションしました)
(昼間の絵本カフェ:こどもがいてもゆっくりくつろげます)
(昼間の絵本カフェ:ママたち向けのイベントもたくさん開催されています)
(昼間の絵本カフェ:こどもたちにとっても楽しいがいっぱい)
(夜のゲストハウス:みんなで居間に集まって交流します)
(夜のゲストハウス:イベントには宿泊客、地元民問わず様々な人が参加します。年齢もこどもからおじいちゃんまで様々です)
様々な世代、様々な背景の人たちが、架け橋で繋がり、楽しみ、毎日を過ごす。そんな場所になったことがとても嬉しく思う一方、運営を続ける中でママたちの「ちょっと困った」という声をよく聞くようになりました。
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「たまには温かいごはんをゆっくり、味わって食べたい。」
「上の子の参観日に下の子を連れて行けないからどうしよう。」
「1時間でいいから、集中してゆっくり読書できる時間がほしい。」
「もう2年くらい美容院行ってないかも。」
「こどもがいると自分の検診行けないよね。」
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ひとつひとつは些細な「ちょっと困った」。でも積み重なると、「すごく困った」「疲れたしんどい」「毎日イライラする」になってしまう。
だからこそ「子育てがつらい、しんどい」と思う前に、このひとつひとつを解決できる環境が必要。そしてそれは架け橋のように、地域にある空き家をニーズに合わせてリノベーションすることで実現できると感じました。
今回は新しい空き家を借りて、ママたちの声に答える拠点を作りたいと思い、クラウドファンディングに挑戦することにしました。
▼わたしたちのこと
「架け橋」は特定非営利活動法人Cloud JAPANという団体で運営しています。
【田中惇敏】代表理事
震災後、九州からボランティアとして気仙沼に何度も訪れました。大学4年生になる年に大学を休学。現在の架け橋の原点となる、ボランティアの宿「ゲストハウス架け橋」をつくりました。全国から集まるボランティア述べ8000人を受け入れ、3年前に地域のニーズに合わせて架け橋を改修、同時にNPO法人Cloud JAPANを設立。全国で空き家を使って社会課題解決をサポートする事業を行なっています。
【村松ももこ】ゲストハウス架け橋 オーナー
大学卒業後、横浜で小児病院の看護師として働いていました。その後旅の最中に気仙沼に出会い、気仙沼の魅力に惹かれ3年前に移住。現在の架け橋の施工、立ち上げから関わっています。自分がこのまちで結婚したい、子育てしたいと思える気仙沼にしたいと思っています。
【半沢裕子】絵本カフェ架け橋 代表
三姉妹のママ。絵本カフェ立ち上げの時からスタッフとして関わり、現在の絵本カフェを作ってきました。子育てする上で周りの人にたくさん助けられてきたので、今度は自分が周りの人の力になりたいと思っています。
他にも移住者、大学生インターン、地域の子育てママが協力しあって運営しています。子育てママたちは、みんな未就学児のこどもを連れて出勤しています。こどもたちも大事なスタッフのひとりです。
(架け橋のスタッフとこどもたち:みんなで、みんなのこどもの成長を見守ります。)
1年間このメンバーで、気仙沼のママたちに本当に必要な場所はどんなところか、一生懸命考えてきました。(気仙沼の現状調査のアンケート)
▼今回のプロジェクトについて
みなさんご存知のとおり、こどもってかわいいんです。架け橋に来るこどもたちも、本当に本当にかわいいです。
笑っている顔、寝ている顔、泣いている顔。
ハイハイできるようになった、喋れるようになった、積み木を重ねられるようになった。
毎日変化し、成長していく姿は本当にかわいくて愛おしい。
架け橋でこどもと過ごす中で、ますますそう感じるようになりました。
一方、そんなかわいいこどもを育てているママたちは、365日、24時間ずっとこどもと一緒です。「仕事」「学校」には必ず休日が定められていますが、ママたちにはおやすみの日がないのです。
こどもと一緒に行けない場所、ママがやりたいこと、やらなければいけないこと。
そんな事態にぶつかった時、気仙沼のママたちは困っています。
ママたちはこどもとずっと離れたいわけではないのです。ただ「少しだけ」、気仙沼でママもこどもも笑顔で毎日を過ごすために、誰かに手を貸してほしい時があります。
世の中には保育園や幼稚園があるのだから、こどもを預ければいいんじゃないかな?
そう思われた方も多いと思います。
意外と知られていないことなのですが、市町村が運営する保育園は基本的に「子どもの保育が必要となる正当な理由」がないと預けられないのです。ここでいう保育が必要な正当な理由の一番は就労。他にも産前産後だったり、病気や介護があてはまります。
「検診」「病院」「家事」「上の子の行事」「ママの美容院」「休息」といった、一時的であり、緊急度が高くない(と行政が判断する)理由では預かってもらえないのです。
一方、幼稚園は理由なく預けられますが、基本的には満3歳以上からになっています。
「3歳未満」「どんな時でも」「一時的に」「気軽に」「安心して」預けられる場所は、民間で行う託児所や一時預かり事業ですが、ママたちのニーズにあった「一時預かり」は現状気仙沼市にはありません。
▼このプロジェクトで実現したいこと
今回新しく借りた空き家をリノベーションして、気仙沼のママたちに本当に必要な場所を作りたいと思っています。
(新しく借りた空き家)
今まで1年間、気仙沼の現状調査、アンケート(137世帯)、他地域の事例の視察を行ってきました。その結果からも、「一時預かり」を多くのママが求められていることがわかりました。それと同時にこんな声も聞こえてきました。
「こどもを預けたいけれど、預けてこどもと離れるのが最初は不安。」
「預けた後、ひとりでゆっくりできる居場所がほしい」
ママたちのニーズに応えるためには、ただこどもを預かる「一時預かり」を作るだけではなく、「預けた後のママの居場所」も必要だと感じました。また、
「こどもは好きだけど、なかなか接する機会がない」
「出産する前から子育てに触れる機会があれば嬉しいな」
と言った声も聞こえてきました。そのため「若い世代が子育てに触れることができる機会」をつくることも大切だと感じました。
これらを実現するために、以下の3つの機能をもった場所を作ろうと計画しています。
【一時預かり】
0~2歳を中心に、こどもたちを預かる場所を作ります。ひとりひとりをきちんとみることができるように、6人程度の少人数で一時預かりのみを行う施設とします。保育士、看護師、子育て支援員、そして地域のママたちと一緒に、こどもが安心安全に過ごせる空間をつくります。
(児童福祉法に基づいた「認可外保育所指導監督基準」に即して改修を行い、子ども・子育て支援法における一時預かり事業一般型として届出、運営予定)
【ママのゆったりスペース】
「いきなりこどもと離れるのは不安」「ひとりで好きなことをして過ごす時間をもちたい」そんなママたちのために、同じ建物内にママの居場所をつくります。少し休憩できるベッドを設置し、ママたちのリラックスできるドリンクサービスや雑誌等の設置を行います。
【シェアハウス】
気仙沼に移住してくる若い女の子向け(4名定員)のシェアハウスを併設します。アパートなどが少ない気仙沼で、楽しく生活できる環境を整えます。看護学生や調理専門学校生(再来年開校予定)向けとし、こどもや子育てママに触れる機会を作っていきたいと思います。
▼資金の使い道
今回集めさせていただいた資金は、【一時預かり】スペースを作るための資金とさせていただきます。
ママがこどもと離れて安心して過ごすには、こどもにとって安心安全、そして楽しい施設であることが何よりも大事だからです。
《床》転んだり、ハイハイしたりしても安全な柔らかい床に変えます。
《壁》棚等を全て取り除き、こどもたちが触っても安全な壁とおもちゃの収納スペースを作ります。
《ベビーベッド》お昼寝用のベッドと布団を準備します。
《おもちゃ》こどもたちが楽しく、安全に遊べるおもちゃを準備します。
▼リターンについて
今回のリターンは「3,939円の支援コース」(お礼の手紙、気仙沼での記念撮影)の一種類だけにしました。
子育てはママやパパだけで行うのではなく、地域そして社会全体で行うものだと思っています。なるべく多くの人に私たちの活動を知っていただき、少しずつ、少しずつ力を貸していただきたいと思っています。
もっとお手伝いしたかったと思ってくださる、心優しいみなさん。
家族や友達に、「架け橋でこんなことしてるんだって」「子育てに少し協力してみませんか」と、私たちの活動をみんなに伝えていただき、支援の輪を広げていただけたら嬉しいです。
また今回たくさんの皆様からの応援を集める(3月21日までに100名以上、クラウドファンディング終了までに更に100名以上)ことで、認定NPOになる挑戦もしています。今よりひとつレベルアップすることで、もっともっとこのまちで活動できる幅を広げていけていきたいと思っています。
▼実施スケジュール
2019年4〜5月 実施設計
2019年6月〜10月 施工
2020年1月 託児事業スタート
▼最後に
今回このプロジェクトのきっかけは、架け橋を利用してくれるママたちの「ちょっと困った」の声でした。そんなママたちの力になりたいと思ったのと同時に、今後もし自分が気仙沼で子育てすることになったらと想像すると、すごく不安な気持ちになりました。
今のママたちが抱えている課題に、私もきっとぶつかる。そう強く感じました。
こども大好き。そして気仙沼も大好き。
だからこそ、子育中のママ、自分の同世代の女の子たち、そして自分が「気仙沼で子育てしたい」と自信をもって思えるまちにしたいです。
今回、クラウドファンディングに挑戦しようと思った一番の理由は、子育てしたいまちを、子育て世代だけでなく、みんなで作りたいと思ったから。地域の人がこどもやママに触れる機会を増やし、子育てをもっと身近に感じてもらえたら。自分たちの活動を知ってもらえたら。
子育ての楽しいことも、嬉しいことも、大変なことも。少しずつでいいから、たくさんの人に触れてもらって、まちの中で子育て世帯に向ける眼差しのひとつひとつが、今より少しでも優しくなってもらえたら。そんなことを思っています。
みなさん、ご協力お願いします。
[All-in方式]
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
[団体情報]
公式サイト:http://cloud-japan.org
最新情報(ゲストハウス):https://www.facebook.com/kesennumaguesthousekakehashi
最新情報(絵本カフェ):https://www.facebook.com/cafekakehashi/
連絡先: info@cloud-japan.org / 0226-29-6514
住所:〒988-0224宮城県気仙沼市長磯前林55番地3
※税制優遇について
本プロジェクトは特定非営利活動法人CloudJapanが運営します、本プロジェクトを支援することで支援者が税制優遇を受けることはありません。
このプロジェクトは、東日本大震災からの復興につながるクラウドファンディングをサポートする「復興庁クラウドファンディング支援事業」の対象プロジェクトです。
※復興庁クラウドファンディング支援事業についてご相談やお問い合わせ、取材のお申込みなどがありましたら、こちらのお問い合わせフォームよりご連絡ください。
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