2019/05/21 12:02

~アンリミテッドパラ陸上~第4弾〜

いろんな出会いから得るものって、形ではなく、心に沁みるもの!感じたら動く!感動なんですね!

アンリミを支えているのは、物をGetすることではなく、無形の財産となる、記憶や感動なんですね!

それこそ、崇高な贈り物GIFT!

そして、さまざまな才能ある人達が集まるイベント!

そんな世界観を共有したいと思っています。


昨年実行委員として関わった橋本から感想

どうも、今年も実行委員やってます。

橋本です。

僕はもともと耳の聞こえない人たちのフットサル【デフフットサル】いう競技に関わっていてたまたまこのアンリミテッドパラ陸上に関わることになりました。

大会運営としては、毎月のミーティングや段取りなどとても大変だと思いました。

僕が関わり一番先にしたいと思ったことは、自分がいた業界への恩返しとトレーナーとしての新しいプラットフォームの構築でした。

もちろん、アンリミテッドパラ陸上の趣旨は理解してとても楽しい良い大会だなと言うことはわかっていますが、スポーツにはそれを支える側の人間がいます。

実際にミーティングをしていて自分ができることとして初めにやろうと思ったことは、トレーナー養成校で障害者スポーツに触れたり体に触れることがまず無い!

それならそんな機会をつくって認知を広めていきたい!

セラピストやトレーナーとして生きている人たちにも普段知らない世界を知ってもらいたい。

でした!


そして実際現場で感じたこととしては、選手話の皆さんがトレーナーブースが当たり前にあるということを知らないということでした。

障害者スポーツをしてる方がトレーナーがいないことが当たり前で、手厚い環境にある選手は一部のみなんだなと思いました。

ってことで昨年はそれを設置して、セラピスト側、選手側にも経験できない経験をしてもらいました。


終わってからはとても反響の声があり、今年もそれらをグレードアップして設置したいと考えてます。

参加される方は、どんどんトレーナーさんのところに体の相談やコンディショニングをしてくださいね!

今年はもっと障がい者との壁を取っ払ったイベント、e-sportsの開催や障害者スポーツの体験会も行うので気になる方は是非会場に来てください!


昨年、アンリミテッドパラ陸上に参加して、今年は実行委員をしてる中山から感想!

私は昨年度、スペシャルチームを作ってくれ!!

と依頼されて軽いノリで訳もわからず(笑)

男女混合リレーにエントリーしちゃいました。


私のチームは現役の日本ライトフライ級

チャンピオンの久田選手、元プロ野球選手の萬谷選手

そして私が以前放課後等デイサービスで

働いていた時の利用者の高校二年生のダウン症の男の子

そして私。というメンバーで出場!


大会当日がダウン症の男の子と久田選手、萬谷選手とが初めて会う日。


お互い少し緊張モード。

両選手ともダウン症の男の子にそっと寄り添ってバトンを渡す練習や軽いウォーミングアップ


そしてあっという間にリレー本番。

もうほんとにドキドキです。


萬谷選手が1着でバトンを久田選手にバトンを託し、

久田選手が3着でダウン症の男の子にバトンを託し、

ダウン症の男の子が6着で私にバトンを託し、

そのまま私が6着でゴールイン!!!

そうです!

あたし達のチームが最下位でした!!笑


ただ、チーム4人全員が本気で走りきったということ

結果は最下位だったけどあの達成感は忘れられない。

そしてその日初めて会ったチームであったけれども

全員の心が繋がった気がしました。

何よりも一番嬉しかった事は私が

今年ももう一度同じチームで出よう!

と連絡した時、ダウン症の男の子のお母さんが

長居の近くを通るときや、私の話をする時に

"あの日のご飯美味しかった"

と毎回言ってるということを聞いた時でした。


あの時、あの場所で。真夏のあっつい中、

みんなで本気でバトンを繋いで走った達成感が

共に走ったダウン症の男の子の中に残っている。

そして私たちの心にも。

それが嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。


そして今年から私は実行委員をさせて頂いてます。

そんな体験をたくさんの子どもたちに与えたい。


たくさんの大人たちにも知ってもらいたい。


という思いで運営させて頂いてます。



次回は、なぜ夏開催?


です!お楽しみに!