2019/06/13 07:27

TrestのYukoです。前回の記事で、私達とMunnahのデリケートゾーンケア製品との出会いを書きました。今回はもう少し、Munnahと創始者ヌリアについて書きたいと思います。

ヌリアは現在40代。薬学を専攻し、化粧品薬学や皮膚薬理学のpostgraduate(修士のようなもの)を修了している才女です。自然本来の治癒力に着目し、植物療法やアロマテラピーにも精通しています。

彼女は昔から健康に気を使って生活をしてきました。野菜を中心とした食生活に、適度なスポーツ。しかし、数年前に癌を患いました

「今は寛解したけれど、自分が癌になったと知った時は、怒りがこみ上げてきたの。ずっと健康的な生活を心がけてきたのになぜ?と。」

「自分で調べて、気づいたの。良かれと思って食べていた、一見新鮮な食品にも、沢山の農薬や化学肥料が使われていたことを。気付かない間に、体に良くないものまで体内に取り込んでしまっていたのね。」

ヌリアは、食品はもちろんのこと、多くの女性が日常的に使う化粧品やケア製品を良く選ぶことが大切だと話します。毎日使うものだからこそ、素材や製造過程も含めて品質にこだわる必要がある。こうしてオーガニックブランド『Munnah』が生まれました。

「私は製品作りに心血を注いでいるの。ビジネスとしては、マーケティングや販促にも時間やお金を使うべきなのかもしれない。でも自分が納得するものを作りたい。こうして生まれた私の”ベビー達(製品達)”に、何か悩みを抱え相談に来た女性達が、喜んでくれているの。」

ヌリアの誠実で真摯な思いは、どことなく日本のモノづくりにも通じるものがあるかもしれません。そして、歳を重ねても健康でいるために、普段のケアが重要だという彼女の想いにも、私達は強く共感したのです。

私達がヌリアにこのプロジェクトをどう提案したかは、また別の機会にご紹介したいと思います。ただ、彼女は私達の魂が込められた提案を、スペイン人らしい朗らかさと、滲み出る聡明さを纏って熱心に聞いてくれました。
そして、「Munnahを通して日本の女性達を応援したい!クラウドファンディングのように新しいことに挑戦するのも大好き。ぜひ一緒にやろう!」と快く受け入れてくれたのです。

こうして、Munnahと私達の歩みが始まりました。キャンプファイヤーでのクラウドファンディングはその第一歩。一人でも多くの方にMunnahを知って頂く、私達の挑戦の始まりです。