2019/05/09 20:12



Shimi43(シミ)です!


4月26日に開始したクラウドファンディング

「世界一周で描いた漫画を書籍化したい!」

ですが、わずか二週間というスピードで目標金額を集めることができました!

ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•・:*+.\(( °ω° ))/.:+ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ



みなさんのおかげです!

ほんとうにありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。



目標を達成したのにもかかわらず、その後もご支援をいただけたおかげで

現時点での達成率は122%とまだまだ伸びる気配…


それまでは漫画をネットにアップしてもレスポンスが全然なかっただけ、このリアクションには正直戸惑っております。

(いや、むっちゃ嬉しいんですよ???)


本来なら、目標金額を達成した段階ですぐにみなさんにご報告したかったのですが、それができないのにはわけがありました。

それはーーーー…







「どうせ報告するのなら、

プロモーション動画を作って驚かせたい!」


ということ!







そうです!

いっちょまえにPVを作りました!

ミュージシャンだとMVとかカッコいいのがありますよね。

僕もそういうのを作ってみたかったのです。



僕の予想ですと、クラウドファンディングの資金も期限ギリギリまで集まらないなんじゃないかって考えていたんですね。

それで、告知のイラストだけでなく、インパクトのあるものを作って発信した方が支援が集まるのではないか?と考えたわけです。

(まあ、他にも尊敬するアーティストの先輩から「動画作れよ!」とプッシュされたってのもあるんですけどね(;´д`)


というわけで動画制作は目標金額に達成する前から始めてはおりました。

ですが想定よりも早く目標金額に達してしまったこともあり、嬉しい誤算の中、PV製作を進めておりました。

ここ数日はやったこともないのに、動画編集ソフト「Filmora」の商用版を勢いで購入し、

書籍に収める漫画の中からPVに合ったページやコマを引っ張ってきては、切ったり貼ったりつなげたり、

うまくいかずにふて寝することもありました_(┐「ε:)_


ずうぅ〜〜〜〜っと動画製作に打ち込んでいたんです( ̄▽ ̄;)

目がシパシパします!

昨日だって寝たの3時過ぎです!

もう楽しくってΣ('◉⌓◉’)



いやぁ〜〜…、改めてユーチューバーの方々ってすごいと思います…。

サラっと見ているあの動画にどれくらいの時間と労力が払われているか考えると怖いですね…。




おっと!そうだ!PVだった!

製作話とか語ってしまうと長くなってしまうので、

ひとまず出来上がった渾身の動画をどうぞ!





「世界一周で描いた漫画を書籍化したい!」スペシャルトレーラー


↓↓↓






自分にとって初めての動画コンテンツ製作ということもありましたが、

ご支援してくださった方々への感謝の気持ちと、これから本を支援してくれる方へ、少しでも本の世界観を膨らませてもらおうと気合いを入れて作りました。


ポイントはなんといっても使用している楽曲です!

使っている曲は最初にクレジットがある通り、
ギタリストのKOSUKE URASAKIさんによるもの。
(ちゃんと使用許可はいただいております♪)


この曲はなんと

オーダーメイドで作ってもらった曲なのです!

あまりにもこの「Everyday Cafe in Dahab」が名曲すぎるので、

曲の背景を話させていただきますね。







コウスケさんとの出会いはダハブ


「ダハブ」はエジプトにある日本人の旅人にとって有名な沈没スポットです。

そこは世界で一番安く宿に泊まれる他、ダイビングのライセンスも安くとれることでも有名です。

旅人の間では「恋するダハブ」とも言われることもあります。


世界一周の道すがら、僕は一ヶ月ほどそこでのんびりと過ごしていたのですが、ダイビングスクールに通わずカフェで漫画を描いておりました。

(だってお金なかったんだもん)


そのカフェの名前は「Everyday」。

そう。この曲のモデルとなった場所です。


海に面した気持ちのいい店で、Wi-Fiもあるし、スタッフも陽気な人たちでとても居心地がよかった。

宿に泊まっている他のみんなは楽しそうに海に潜っていたけれど、人それぞれの旅の仕方がある。

僕はいつも安いミルクコーヒーを飲みながら店のネコとたわむれ、ダハブを満喫していました。





僕の泊まっていた宿には、たくさんの日本人がいました。

世界には「日本人宿」と呼ばれる日本人の旅人御用達のような宿があちこちに点在します。

僕が泊まっていた宿は「ディープ・ブルー」という名前の宿でした。

そこには僕と同じような長旅をしている人もいれば、短期の旅行でたまたまエジプトを訪れている人もいました。


同じ日本人と言っても色々な人がそこには集まります。

冬休みを利用して旅に出た大学生もいれば、イギリスでコックをやっていたヤツもいて、夫婦で世界一周をしている方々もいました。

そんな中でひときわ異色なオーラを放っていたのがコウスケさんだったのです。



コウスケさんは独自の時間の中で日々を過ごしているように思えました。

周りに流されず、マイペース。熱心に本を読んでいたかと思うと、賑やかなリビングで唐突に瞑想をしたり。物腰柔らかでゆったりとした口調で話す方でした。

コウスケさんをさらに際立たせていたのは「サイレントギター」という音が響かない持ち運び可能なギターでもありました。彼は一日中それを宿のキッチンで弾いているのです。

たぶんそこに泊まっていたみんなが思ったはずです。

(;゜0゜)この人はなんで旅しているんだ??!と。

その時は僕もそう思いました笑。



でも、今ならわかります。

あの時、あの場所でギターを弾かなければならなかった意味を。







"その曲"を聴いたのは日本に戻ってからのことだった



僕とコウスケさんの接点はたまたま同じ宿に泊まっていたという程度のものでしたが、

お互い日本に戻ってきてからも年に数度、SNS上でやりとりをすることがありました。

コウスケさんはギターを。僕は漫画を続けていました。


ある時、何かの折に連絡を取った際、

コウスケさんが僕にオリジナル曲の断片を聴かせてくれました。

それを聴いた時、僕は旅を感じずにはいられませんでした。

そして僕は思わずお願いしてしまったのです。





「即興でもいいので僕に曲を作ってくれませんか?」

と。





オーダーメイドといっても、その時のフィーリングを活かした一発録りでいい。

コウスケさんの負担にならないよう、練習の時に頭の片隅にあの場所をイメージして弾いてくれたものでいい。それでもあなたの音楽は素晴らしいから。

僕の心をあの時のダハブへ飛ばしてくれる、そんな曲が聴きたかったのです。


また、僕は(厚かましいながらも)作業音楽としてコウスケさんの曲を聴きたかったため、40分以上の切れ目のない長い一曲をお願いすることにしました。

PVには4分程度しか曲が流れておりませんが、この曲にはもっとストーリーが詰め込まれているんです。




もし、PVの音楽を気に入ってくださったのであれば、

僕に渡した曲をさらにアレンジしたものがコウスケさんのBASEのショップから購入できます。

https://heartvibs.thebase.in



また旅に出たくなるような、そんな一曲です。






クラウドファンディングはまだ20日以上残っております。

このまま支援が集まるようでしたら、

僕の次のチャレンジもみなさんにお話しようかと思います。


今回はひとまずこのへんで。





改めて、目標達成をしたこと、

そしてご支援いただいた全ての皆様へ

お礼申し上げます。



いつもありがとう。

旅する漫画家Shimi43