2019/06/16 12:24

こんにちは!


チームの年長組から4番目にいるデフフットサル日本代表14番の吉岡成哲と申します。


クラウドファンディングを開始してから15日に経ち、現在の支援総額は2,176,500円を突破しました。


日頃から応援や支援していただき誠にありがとうございます。

 


Deaf Futsal World Cup2019へ行くためには一人40万円~50万円の負担がかかるのですが、全員自己負担0円になるためには、2000万円が必要です。


2000万円という大きな金額ですが、シェアでも小さな支援でも拡散でも、皆さまのお力が必要なので、何卒ご協力の程、どうぞよろしく申し上げます。



【最近にて起きたこと】


4か月前に開催されたアジア予選では準優勝し、Deaf Futsal World Cup2019の出場権を取り、帰国後、地元の東武読売新聞と東武毎日新聞と越谷市広報新聞からオファーを受け、生い立ちから環境まで色々お話させていただきました。



【エピソード】


小学校から大学まで普通の学校に通い、デフサッカーとデフフットサルの出会い。


【小学生時代】


小1のとき、クラスメイトから「一緒にサッカーチームに入らない?」と誘われたキッカケで小6までサッカーを続けました。


僕は生まれつき聴覚障がいがあったため、監督とコーチとチームメイトのコミュニケーションが取れず・・・サッカーのルールや戦術を全く覚えられず・・・、ただただボールを追いかけたり、ゴールに向かって蹴ってるだけの少年だった記憶がありました。


【中学生時代】


ずっと一緒だったチームメイトとサッカーが強い地元の中学校に進学する予定だったが、小5~小6のとき、補聴器が「ポケット型補聴器」を使用していたため、当時は1990年代にブームだった【ポケットラジオ】と似てるので、「何ラジオなんか聞いてるんだよ!」「俺たちも貸せよ」などを言われ、だんだんいじめがエスカレートしていき、1年間不登校になってしまいました。

(今話題になっている【聾の形】の映画と似た環境なので是非ご覧頂けると嬉しいです。)


小学校卒業する前に同じ聴覚障がいを持った同級生(学校は別だが、きこえとことばの教室で一緒に訓練を受けた幼馴染)も僕と似たような環境に育ってきたので、残酷な環境から逃げるために東京にある【難聴者と健常者】が一緒に勉強が出来る中学校に進学しました。


(※現役しているデフサッカー日本代表の中島選手と2015年のときデフフットサル日本代表だった曽根さんが卒業した学校でしたので先輩になります。)



サッカーが出来ないくらい校庭が狭いため、サッカー部はなく・・・中2の夏まで帰宅部でした。一緒に進学した同級生(幼馴染)が小学生からバスケットが大好きで、バスケ部で中1からレギュラーを取り、すごい活躍をしていたので、「僕も入部して活躍したい!!」という気持ちが出て、中2の秋からスタートしました。


中学卒業するまで後1年しかないのに、未経験の140センチだった僕は170~185センチの10人同級生からレギュラーを取るのは不可能でしたが、何も考えず、ディフェンス中心に走り回っていました。


3年の時、最後の試合は地区リーグで関東大会に出る強豪チームに「3Pなど角度からのシュートを得意なシューティングガードの選手を抑えないと優勝できない」というキッカケで、監督からは「すっぽんのようなしつこいディフェンスで、その選手だけはずっとマンツーマンして打たせるな」と僕に任せられ、レギュラーとして出場し、区大会優勝したので、都大会に進出することが出来ました。しかし、一回戦は運が悪く、全国大会に出場する程の強豪チームと当たってしまい、180センチ以上もある選手が20人もいて、簡単に勝てず、中学時代のバスケ部はここで卒業しました。



今思えば、バスケット部に入ったキッカケで【マンツーマンですっぽんのようなしつこいディフェンス】を手に入れたんだなと思いました。(笑)


【高校・大学・社会人時代】


高校と大学はバスケットを一途だったので、サッカーはもう完全忘れてしまった頃に埼玉県に住んでいる同じ聴覚障がいを持った友人が「サッカーやらない?」と声かけられ、埼玉県聴覚障害サッカー協会に加入しましたが、デフサッカー界で天才と呼ばれている風間選手と出会い、サッカー技術ではなく、フットサル技術で高いテクニックから生み出す独創的なプレーに衝撃を受け、同じコート・交代方法・試合時間などバスケットと同じ似たルールだったので、小学校時代はサッカー(下半身で使うスポーツ)と中高大はバスケット(上半身で使うスポーツ)を融合したスポーツでフットサルにハマりました。


【デフフットサル日本代表での活動】


2014年はデフフットサル日本代表候補の合宿に初めて参加し、Deaf Futsal World Cup2015のアジア予選は1年経たないうちに選出されましたが、当時は社会人2年目のため、『有給休暇+遠征費が自己負担』のため、泣く泣く辞退しました。

2015年の10月はデフリンピック予選において、フットサルはデフリンピックがありません。親善試合のようなアジア大会に参加しましたが、絶対王者といわれるイランと2回対戦し、圧倒的にボロ負けで世界の壁を痛感しました。


そして、1ヶ月後はDeaf Futsal World Cup2015のアジア予選は2014年のときに準優勝することによって、世界大会挑戦権を獲得してくれたチームメイトが頑張ってくれたので、ヨーロッパ予選、アフリカ予選、アジア予選、南米予選で勝ち上がった強豪チームと戦い、負けたのは世界ランキング1位のロシアと世界王者のイランのみ。

連戦で戦えるフィジカルがなかったので、2019までにはフィジカル革命として東海林選手と上井選手が先陣に立ち、二人の影響で自分もやり始めました。


しかし、2017年は試合中にアクシデントがあった。【左足関節外果・左足関節三角靭帯損傷・左関節脱臼骨折・足関節外側副靭帯損傷】で緊急手術へ。


2018年はリハビリ中にネットで「怪我を治せるサプリメント」を検索し、【ステアス様】に出会いました。


早速、ステアス様の原田さんに「SPOCOLLA SPEED 3Xは骨折と靭帯を回復することできますか?」を問合せしたキッカケでサポートしていただくことになり、1年半経ちましたが、あれから大きな怪我がなく、疲労回復や靭帯と骨を修復するほどの効果が現れてると実感があります。


そして、全身の筋力を低下してしまった筋肉を取り戻すために【箱根駅伝を4連覇させた青山学院大学のフィジカルトレーナー協会】に出会い、自分の身体と筋肉質を丁寧にチェックしていただき、デフフットサルワールドカップを世界一を取るフィジカルプランを立て、スケジュール通りに進んでいます。


これまでサポートをして下さってありがとうございます。

引き続き宜しくお願い致します。


2019年はDeaf Futsal World Cup2019のアジア大会で2015年の世界王者のイランと準優勝したタイがいますが、準優勝したタイを倒したことは大きな一歩。イランは相変わらず個性揃いで強いです。

あと、5カ月ですが、歴史的最強メンバーが揃っているので、世界一を取るためにしっかりトレーニングしていきます。

応援をよろしくお願いいたします。



【活動費】


2015年~2019年 


国内活動(ケア・移動費・宿泊費等)

海外活動(台湾・タイ・イタリア(自己活動)・スペイン・タイ)


自費200万円以上

デフフットサルの未来のために、どうか皆さまのご協力、ご支援のほどよろしくお願いいたします。