2019/07/01 08:40

クラウドファンディング 残り 3日 となりました。

現在、目標の84%の応援を頂きました。
誠にありがとうございます。

最後のラストスパート!活動報告の連続投稿をお許し下さい。
ツミの物語をお届けします。ぜひ楽しんで頂けたら幸いです。

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「始まり...新たな命をのこすために」

5月上旬。
オオタカの取材を終えて帰路につくと、
民家の隣の林の中で聞きなれた鳴き声がする。

「この声間違いないツミだ!」
自転車を停め林の中に向かう。すると、さっそうと目の前を横切る影。 

居た!ツミのメスだ。

そして上空には、オスが鳴きながら飛んでいる。

「この時期にオスメス両方居る、間違いない営巣だ」

確信して巣を探す。恐らくこれだ!
巣を1つ見つけ、今日の所は帰る。

そして翌日から本格的に取材に取り組む。
朝5時、鳴き声を頼りに探す。

お互いに鳴きかわし、それぞれ高い梢に止まっている。

とにかく慌てず、騒がず、静かにゆっくりと状況を見守る。

オスが林の外側に向けて飛んで行った。狩りに出たのだろう。
この時期はオスが餌を獲りメスに運び、
メスは卵を産む為にゆっくりと身支度を整える。

その10分後。戻って来た。 


どうやら餌はスズメのようだ。
メスが餌を食べている間、オスは別の木の上でのんびりと羽繕い。

メスが食べ終わり、くちばしを枝でふきだすと、
オスがさっそうとやってきて交尾が始まった。


巣自体はほとんど出来上がっているので、あと数日はこの行動パターンが続くのだろう。

そしてその数日後から、メスはちょくちょく巣に入り、
5月10日には、完全に巣に入ったままとなった。

オスが餌を持って来ると、巣の外に出て来て、餌を食べては巣に戻る。

そう、卵を抱き始めたのだ。

ここからが勝負。
相手にストレスを与えるのは禁物。
再度気を引き締めて取材にあたる。

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クラウドファンディング残り 3日です 。

目標まで残り約15%のところまで来ました!
一重に応援して下さるみなさまのおかげです。
本当にありがとうございます。

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よろしくお願い致します。

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