2017/03/05 22:50
こんにちは。はじめまして。
豊後竹田駅前の古民家イミルバ内の「たけた駅前ホステルcue(キュー)」の堀場貴雄、さくらと申します。

私たちのことを少しばかりお話させていただきますので、最後までお付き合いいただければ嬉しいです。


私たちは2014年8月に大分県竹田市に地域おこし協力隊として移住してきました。

https://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/about/index.html

私たちの地元はそれぞれ千葉と福岡です。

移住前は、貴雄は12年間スポーツ用品メーカーの営業マンとして勤め、さくらは結婚を機に10年間勤めていた小学校教諭を辞め、2012年から結婚後住まいとした千葉では旅行会社の事務や添乗員を勤めました。


結婚前はそれぞれ仕事をしながら合間を縫ってひとり旅を楽しみ、世界や日本各地を巡る風の人(旅人)でした。
そこではたくさんの土の人(地元の人)たちと交流を重ね、そこに根付くモノやお祭りや伝統などのコトを教えてもらい、その場所を愛おしく思えるくらい好きになりました。それはまるで自分たちの故郷のような場所がどんどん増えていくそんな感覚でした。その時に利用していた宿がゲストハウスと呼ばれる「人と人との出会い、交流を楽しめる」宿でした。

 

そういった旅がきっかけとなり、2011年に沖縄の波照間島で偶然出会った私たち。2012年に結婚をした後も二人で出会いの旅を楽しみ、「風の人と土の人が気兼ねなく交流できるゲストハウスを私たちも作りたい」と、いつしかそう思うようになったことはとても自然なことでした。



私たちの宿の屋号は「cue」(キュー)としています。cueとは「合図を出す」という意味で、そこから派生して「始まり、きっかけ」という捉え方もできます。コンセプトは「旅の先に続く日々の暮らしに新しい世界のきっかけを」です。


私たちは竹田で暮らす時間に比例して竹田の良さを感じてきました。竹田市には素晴らしい自然があり、歴史が残されていますが、私たちが感じている竹田の最大の魅力は日々の暮らし、そしてそれを営む人です。阿蘇山や久住山から湧き出た水に育まれた米や野菜、また野草は素材のもつ本来の美味しさを教えてくれたり、行き交う人たちが当たり前のように互いに挨拶をしたり、伝統的な神楽やお祭りを地域ぐるみで行っていたり、夜空を見上げると満天の星が輝いていたり・・・。日々の暮らしの中で季節のうつろいを感じられることで心がとても豊かになります。また、日々の暮らしの中で出会う土の人たちから教えてもらうことは自然からの恩恵であり、先人の知恵であり、それらの学びひとつひとつがとても興味深いものです。

  
 
私たちが日々感じている先にあげたようなことを風の人である旅人にも感じてもらいたい、そのための手段として私たちはゲストハウスという交流型の宿を竹田につくりたいと考えてきました。そして竹田での過ごした日々が旅を終えた後のその人の暮らし方のヒントとなるような旅を提案していきます。

私たちのゲストハウスができることで竹田の町に期待される効果
・土の人である地元の人と風の人である旅人の交流が図れる
・交流を通して、土の人たちがふるさと竹田に誇りをもてるようになる
・竹田のファンを増やすことで、交流人口の増加につながる
・竹田での雇用創出につなげることができる

とても幸運なことに、私たちは竹田で知り合い、交流を深めてきた仲間とともに、このプロジェクトを進めることができています。こういう繋がりも竹田の魅力の一つであるともいえます。ここでの出会いをこれからも大切にして、もっと多くの人同士が繋がり合うことができるような場を作り、一人でも多く竹田ファンを増やしていきたいです。


 
まずはこのクラウドファンディングをきっかけに、竹田のことを知っていただき、多くの方にこのプロジェクトに共感していただけたら嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。