2021/01/11 21:55
最近、集中できてますか?

昨今、いろいろなサービスやエンターテイメントが日進月歩で進化し、

私たちは本当に便利な生活を送っています。

  • 常に更新され続けるニュースに頭は飽和状態
  • 携帯電話からの通知が気になって仕方がない
  • 各種エンタメから、全ての時間を奪うかのような誘惑を受け続ける

過多な情報や娯楽は、本当に必要なことに集中するための時間や脳のリソースを奪っているような気がします。


集中を阻害するのは情報だけではなく、過ごす環境も同様です。

勉強や仕事などをしているときに、音や、視覚情報、匂いなどに意識が向いてしまい集中できない、といった経験はだれでもあると思います。

全然音が聞こえず、視界にも気になるものが入らない、空気もおいしい。

そんな場所は都市部には存在しないのではないでしょうか。


集中する環境は整わないし、スマホからは邪魔をする刺客がどんどんと押し寄せる。

現代は、本当に集中することが難しい時代になりました。


そんな問題を解決するため、長野県小川村にある古民家の蔵を

独りで何かに打ち込むための、”全集中の拠点”に改装しました。

 

東京から新幹線と車を乗り継ぎ3時間弱。

wifiは飛んでいないし、携帯の電波も届きづらい。窓も一つで中は暗め。

普通に使おうと思うと、不便極まりない施設です。

でも、「集中する」という目的に対しては最強の施設かもしれません。


改装した蔵で、何かに集中するとしたらどんな事をするか。

そんな話を関係人口と一緒に考えませんか?


<開催場所>

Youtube Live

https://youtu.be/LW3xDhwb9p0


<タイムテーブル>

※変更の可能性があります※

19:00 オープニング

19:05 改修した蔵の紹介

19:30-20:30 蔵の活用方法について関係人口がトーク


小川村について>

小川村は、東京から新幹線で90分+車で60分。

長野県の北部、長野市と白馬村の中間の山あいにあります。

食べ物ではおやきが有名。

村の標高が高い所からは北アルプスの雄大な景色が見られる。

山々に沈んでゆく夕日は、信州サンセットポイント百選にも選ばれているほど。

でも一番推したいのは、村民のクリエイティブさ、

なんでも自分で作ってみよう、やってみようという意思は、

買うことになれた都市の人にとってはとても新鮮なはず。


<改修した拠点について>

東京から小川村に移住した方が住む古民家に併設された2階建の土蔵を借り受け、改修をしました。

主に改修したのは床で、もともとあった床板を剥がし、下地の板、杉板のフローリングに張り替えて、裸足で過ごせる空間にしました。


土蔵は、頑丈な木の骨組みを、土と漆喰の壁で覆った小屋です。

温度や湿度の変化が少なく、火にも強いため、昔はお米などを保管する倉庫として使われてきました。

土蔵は以下のような特徴がある、直してよし、使ってよしの素敵な建築物です。

・構造がシンプルであるため改修がしやすい

・骨組みが頑丈であるため、一般的な古民家より痛みが少ない

・壁が厚いため、周囲の音が入りづらく、中の音も漏れづらい

・温度変化が少なく、夏涼しく、冬は暖房が効きやすい


改修の内容については以下をご参照ください。 

https://note.com/slidinglife/m/maca480aac8a2

https://www.youtube.com/watch?v=hIynVI0fsA8&feature=emb_logo