2019/11/16 10:00

今回、挑戦中のプロジェクトに限定12個だけの特別なリターンを追加しました。

カンボジアから届いた100%現地のお母さん手作りの藤(ラタン)の丸かごです。 

小物入れや野菜トレイなど一つあると、とても便利で何にでも活用できますし、藤の自然色はどんなキッチンやお部屋にも馴染みやすいのでとてもオススメです。

ご支援はこちらから

どうしても、今回のプロジェクトでカンボジアに繋がる何かがしたかった。
理由はとてもシンプルで、カンボジアは私に幸せの価値観を教えてくれた原点でもあるから、なんです。

長くなりますが熱い想いがあるので、私がどうして、これほどまでにカンボジアが大好きなのかを伝えさせてください。

遡ること8年前。
はじめての一人旅、当時24歳のわたしがカンボジアにたどり着いたのは旅をはじめて2ヶ月くらいたった時のことでした。

カンボジアはビザが必要だったので、せっかくビザを取得したんだし、長めに滞在したいなぁ。そんなことを考えていたとき見つけたのが、「旅人と現地の子で作る学校建設」というものでした。

最初は、1週間くらいは参加しようかな!
そんな軽い気持ちで行った学校建設。

初日でこの学校が完成するのを見届けたい!
最後まで参加したい!と決意し、約1ヶ月半もの間、電気もガスも水道もない村に通う事になりました。

学校完成前→完成後

ここからは、8年前のわたしが書いたブログを、あのとき感じたことを、そのままお伝えしたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー2010.10
カンボジアからのおくりもの。

カンボジアの学校建設。
みんなはじめは、たまたま参加しただけなのに

いつのまにか
航空券を捨て
卒業旅行を諦め
旅行を放棄し
ヨーロッパから、チベットから、世界中から戻ってきて、
入院しながらも

最高のリーダーと
最高の通訳クメール人と
最高の村人の笑顔と
最高の空気に囲まれたら

最後まで参加してしまう人が何人もいるくらいの魅力がここにはあった。 

いつも話してるように、わたしは旅のテーマに幸せとは?を探したいというのがあった。

なんで日本人は、あんなにも豊かな環境にありながら幸せを実感できていない人が多いんだろうって思ってた。 

だから 

他の国を見てみたかった。 

貧しくても幸せってどういうこと?
想像するだけじゃ分からなかった。

でも
ここカンボジアに来て、1ヶ月以上この村で現地の子 人たちと触れ合って

必ずしも、
発展=幸せ
豊かな環境=幸せ
ではないんだって教えてもらった。

私達が学校を建てたルサイ村には 

電気もガスも水道も、家の扉さえない家がいっぱいある。 

でも、 

どこまでも広がる青空の下で 

キラキラ輝く笑顔がたっくさん広がってた。 


確かにたくさん不便なこともあった。
トイレは基本、草原だったし
夜中は電気ないから暗すぎて、月明かりか、ろうそくだし
水は井戸か川だし
ガスとかないから火も毎日炊いてたし
牛に道ふさがれるし
牛のうんこ踏みまくりだし
地面ゆるくて雨ふった後は足ぐちゃぐちゃになるし
日本じゃ考えられないことばっかりだった。

でも本当に毎日が楽しかった。
村人のアイディアは想像をこえる。
竹で作った弓で魚とるし、
パチンコで動物確保するし
ゴムで火おこすし

身近にあるもの全てが生活に結びついていた。 

不便だけど不可能ではない。
って教えてくれた。

カンボジアもどんどん成長してて
数年前より道も舗装されて、ホテルもいっぱい建設されてすさまじく変化している。

何年か後には
牛車もトラックに
夜道も街燈がついて
クーラーのきいた部屋がたくさんあって
道も赤土でなくなって

何かと便利な町になっていくんだと思う。
でも、
今まで見てきた町がこの世の中からなくなってしまうのは何か寂しいって思ってしまう。
この町が発展することはすごく嬉しいことだけど、

正直このままでいてほしい気持ちのほうが大きかったりもする。 

このキラキラした子供たちの目は 

都会では得られない純粋さがにじみでてて
青空と緑がホントによく似合ってて
裸足で泥の上はしゃぎまわってて

みんなどこまでもまっすぐだった。
ゲームも漫画もない村だけど
ホント楽しそうに遊んでた

うちらが作業してたら何も言わずに手伝ってくれる思いやりがあった。

これからどんどん人も町も変わっていくと思うけど
私は今回、これに関われたことでみんなの成長のスタートを見れたことが本当に嬉しいなって思う。

10年後、20年後
自分達が建てた学校で勉強した子供達は

何になってるんだろう。 

自分達が建てた学校で
みんなが勉強してる姿
想像するだけでワクワクしちゃう。
ドキドキしちゃう。

先生になりないっていってたあいつは。
ドクターになりたいって言ってたあの子は。

どんな大人になるんだろう。 

もう今から楽しみすぎる。 

だから、こんな機会にめぐり合えて本当に色んな人に感謝。
人と人とのつながりで
こんな素晴らしい体験ができたから。

そこでまた色んな人に出会って
色んなものに触れることができた

やっぱりちょっとその国に立ち寄るのと
生活するのとでは全然感じるものが違うなって思った。

長くいたからこそカンボジア想像以上に大好きになってしまったよ。 

カンボジアからのおくりもの♪ 

たくさんの笑顔と 

たくさんの思いやりと
たくさんの仲間と

たくさんの素晴らしい景色を 

本当に本当にありがとーーーー! 

いつまでもキラキラしたその笑顔をもってろよぉ。 

みんな大好き。 

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ひとまず、長い文章、読んでくれてありがとうございます笑!

あの時からわたしの中でカンボジアは特別な場所となり、その後も何度か訪れるようになりました。

みんなが成長してる姿はたまらなく愛おしい。

そんなこんなで、カンボジアは、わたしの幸せに対する価値観を大きく変えてくれた原点みたいな場所。

あまりにも大切なことを教えてくれてカンボジアに、いつか恩返しがしたい。

ずーっとそんな風に思っていました。

なので今回の「世界70カ国分の幸せの形を本にしたい!」クラウドファンディングもカンボジアなくしては語れないのです。

今回、このリターンで得られる資金はわたしの大好きなカンボジアに還元させて頂きたいと思います。 

ちなみに大金ですが、こちらのリターンもカンボジアに還元させて頂きます。(現在2名の方が支援してくれています。本当にありがとうございます) 

さて、メインの商品についての説明が、最後になってしまいましたが、以下のようなストーリーを知って、この商品を手に取って欲しいなと思っていますので、是非目を通してみてください。
こちらの商品はプロジェクトページより手にとって頂けます。

**ラタン藤かご ができるまで。 **

カンボジアのシェムリアップ州郊外の農村地域で籐(ラタン)と呼ばれるツルを用いて村のお母さんたちが、山からラタンを採取し1つ1つ丁寧に手編みで作っています。ラタンは丈夫で折れにくく壊れにくいという特徴があり、日本ではとても高値で販売されているラタン。

この商品は、カンボジア農村部での働ける環境作りの一環として、ラタン商品を作っています。

元々、村の女性が内職としてラタンでカゴ作りを行っていました。
今までは同じ大きさ、形のカゴだけを作っていましたが、今回村スタッフの向上心のおかげで、大きさや形を進化させ、染めたラタンを編み込むなどの工夫が施され、とてもステキなラタン商品が出来上がりました。

【ラタンとは】
日本では「藤(とう)」と言われる植物の総称です。
商品になってからもラタン内部の気泡が空気中の水分を出し入れするため、高温多湿な夏には水分を吸収して湿度を下げ、乾燥した冬には水分を放出して湿度を上げてくれるそうです。

小物置きや野菜トレイとしても活用できます。


【ラタン商品が出来るまで】
素材のラタンは遠い村まで行き伐採し、一本一本節を削り、皮を取り、扱きながら手作業で丁寧に編んでいきます。
ひとつのカゴを作るのにかなりの手間が掛かるため、慣れた作り手さんでも時間と経験が必要です。

注意事項

・ハンドメイドのため大きさ、形、色が写真とは異なる場合があります。

・籐(ラタン)は性質上のささくれができることがあります。その際は無理に引っ張らずハサミやカッターなどで切り取ってください。身体や衣類などを傷つける恐れがありますので注意してください。

・天然素材を使用してますので素材特有のキズや節、線維割れなどが出てしまう可能性があります。素材の本来の自然のものであり汚れや不良品ではありません。天然素材のままその質感や温かさを感じて頂けると幸いです。

・直射日光や、風など当て続けると変色や変形する恐れや、湿気が強い場所で保存されますとカビが発生する場合があります。色物と一緒にしてしまうと色移りの可能性がありますので避けて下さい。 

藤かごは、こちらのページの「リターン」よりお選びください。



最後になりましたが、わたしが今挑戦しているプロジェクトも、残り2週間を切りました。
なんと現在250名以上の方が支援してくれています。
しかし目標の350万円までは100万円以上たりません!
目標に到達しなければプロジェクトは白紙となってしまいます。

支援する、しないは別として、一度ページだけのぞいてみてほしいです。
わたしが世界70カ国を旅して学んだことを、知って「こんな生き方もあるんだなぁ」と思って頂けたら幸いです!

世界70カ国分の幸せの形を本にしたい!