2019/11/20 17:00

当プロジェクトにご支援いただいた皆様へ


主催者の原田です。

このたびは、当プロジェクトに多くのご支援を賜り、心からお礼申し上げます。

Twitterでの皆様からのメッセージも、大変勇気づけられております。もちろん、100%が賛成意見ではないのは承知しておりますが、逆に言えば、「ここまで追い込まれた(現役牡馬産駒が2頭しかいない)状況にある」ことを皆が共有できたことで、皆様の熱い想いが結集し、開始後2日半での100万円越えという、本当にありがたいスタートダッシュにつながったのかなと考えています。

それから、競馬がブラッドスポーツであるといいながら、今の現役活躍馬に過去の名馬の名前がほとんど残されていない、という現実に対し、母オーロラテルコの母系に名を連ねる、いにしえの名馬のファンの方々からもご支援をいただいています。タニノムーティエ(1970年の二冠馬)、シンザン(顕彰馬)、そして祖父シンボリルドルフの好敵手であったミスターシービー……恥ずかしながら、1969年生まれの私はどの馬も現役時代は全く存じ上げませんが、世代を越えて、いにしえの名馬が繋いでくれるご縁にも感謝しています。

また、クワイトファインの血統とは関係ありませんが、タマモクロスのファンの方が「タマモクロスのサイヤーラインが途絶えるのを黙って見ているしかなかった」無念の想いをこのプロジェクトにぶつけてくださいました。

応援する馬はそれぞれ違えども、ブラッドスポーツを取り戻したい思いは同じなんだと感じ入りました。

もちろん、シンボリルドルフ→トウカイテイオーのサイヤーラインを次代に繋ぐこと、絶滅寸前のバイアリーターク系を次代に繋ぐこと、そのことへの皆様の思いは今更ここで書くまでもありません。このプロジェクトへのコメントや、Twitter、ブログ、YouTube等、様々な媒体で皆様が発信していただいております。もっともっと、世論を盛り上げて、競馬サークルが無視できないレベルまで支持を広げていく必要があると思います。

まだまだ書きたいことは沢山ありますが、長丁場の戦いですので、また追い追い書かせていただきます。

最後になりますが、クラウドファンディングというなかなか扱い難い媒体(やはりお金が絡む話なので)に対し、Twitterでご紹介いただいたNetkeibaさん、競馬エイトのSさんに心から感謝申し上げます。

それから、現オーナーとして4年以上の長きに渡りこの馬を支えてくれたS.Hさんにも。

皆様、今後ともよろしくお願いいたします!