2020/01/29 12:36

こんにちは!

つなぐファームです。本日はメンバーがソーラーシェアリングのご相談で北海道に出張しています!

すごい雪ですね。

ビニールハウスなどの農業施設の設計や運用が地域ごとに少しずつ違う部分を伺えたり、その地域の農業の考え方や文化のお話を伺えたりと各地を周りお話を伺うたびに勉強になります。そんな現地から届いた写真をご紹介させていただきました。

ご相談は全国からいただいておりますので、農作業の合間にあちこちに飛び回っております。

そんな私達が全国でソーラーシェアリングに取り組むにあたり、「適地適作」という言葉を大切にしています。
適地適作とは、土地や地域の気候条件や土壌の状況、社会や文化と言った地域背景を考慮した上で、その土地に最も適した農作物を栽培することです。

ソーラーシェアリングを行う際に、遮光率が●%だからこの作物という決め方をされるケースが多いと聞きます。

私達はできるだけ遮光率を先行して決める形ではなく、その地域でよく育てられている作物や農業者さんが経験のある作物を選び、作物にあった遮光率で設計を行うという形を大事にしています。元々地域で栽培されている作物はノウハウや販路があります。また、設備下と地域での比較が出来るため、なにか生育にトラブルがあった際にも原因の解明が容易です。「適地適作」という考え方はソーラーシェアリングにおける農業経営のリスクを下げる方策の一つだと思っています。

さて、北海道ではどのようなソーラーシェアリングが出来るでしょうか。

自分たちの畑はもちろんですが、農業にプラスになるソーラーシェアリングが増えることを目指して頑張っていきます。

それでは、また畑でお会いできるのを楽しみにしております!