2019/12/14 01:47

日付を跨いでしまいましたが、13日分の進捗報告して更新させていただきたいと思います!

今回は絵コンテと絵コンテからおこした原画をご紹介させていただきたいと思います。


▼絵コンテ

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▲こちら、プエラドラコのとあるシーンの絵コンテとなります。

(ちょ~~~っと下の方、インクが滲んでしまっていますが気にしない!)

actionの欄に登場人物の行動やシーンの情景などを詳しく書き込み、dialogueには登場人物のセリフなどを書き込んでいきます。

また、timeの欄にはカットごとの所要時間などを記していきます。

timeのところ、例えばカット8。「2:12」という数字が書き込まれているのが分かるでしょうか?

2Dのアニメーションは基本1秒24fpsで作られています。

1秒間に24枚の絵がパラパラ漫画のように連続再生されているということですね。

絵コンテでは24”fps”や24”枚”ではなく、24コマ=1秒という数え方をしており、2:12は2秒12コマ……つまり、2秒半という尺を指定していることになります。

これで尺指定の見方は分かりましたね!

右側のcut欄にはカット番号を振っていきます。

カットはカメラが切り替わる瞬間に1カット、2カットと数えていきます。

さて、難しいことはさておき…実際に絵コンテからおこされた原画&動画を見てみましょう!

▼原画と動画

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絵コンテのカット7ですね。必要尺は6:00、つまり6秒分の原画を描いてという指示。

こちらはマルムとアミーが走るシーンの動画入りのカット。指示通りの動きと尺となっております。

そして次にカット8。

こちらは、原画におこした際に絵コンテにはないカメラ指示の追加、構図を変更した原画。

制作するにあたって演出さんや作画監督さんの指示により、構図が変わったりすることが多々あります。

作品制作に絵コンテは必要不可欠なものですが、必ずしもその通りになる訳ではありません。

作品を良くしていくために、後の工程でも試行錯誤をするわけですね!

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今回の進捗報告は以上となります!

人数の少ない中、少しずつ、少しずつ制作は進んでおります。

今後とも、スタジオゲイズの応援をよろしくお願いいたします!