2021/07/11 00:12

最愛なる支援者のみなさまへ。


大塚勇造の妹の珠奈です。

大塚勇造展の幕を閉じてから、早6日、

やっと、少し、落ち着いてきたところです。


ちゃんと、お礼を申し上げたくて、今日に至りました。

この度は、1年3ヶ月越しとなりました大塚勇造展、

たくさんのご支援をいただきましたのに、開催までずいぶんとお待たせしてしまい、

ご心配をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。


また、そんな中でも、ずっと信じて待っていてくださり、

そして、開催時には祝福のメッセージをいただいたりと、

励まして、応援し続けてくださったこと、心より感謝申し上げます。


おかげさまで、開催期間中、梅雨の時期だというのが嘘のようにお天気にも恵まれ、

ご来場の皆様も前回のヴィンテージ展よりもずっと多くて、感無量の一言です。

本当にありがとうございました。


兄:勇造が、「珠奈、やっとるな~」と、

笑顔で満足気に見守っているのをずっとどこかで感じながら、

兄に操られている感覚も密かにあり(スタッフの多くも実はこの感覚があったようなんです!!!)、

そこに、みなさまの応援と支援が重なって、思わぬ化学反応と奇跡が起きたことを実感しています。


当初、想定もしていなかった「ルーム大塚」もそのひとつ。

そもそも、ミライON図書館の2階に、大塚勇造のアトリエを構えましたが、

そのほかにも、大塚勇造の想いが詰まった作品がたくさんあって、

当初予定していたファッションショーのモデルさんたちにも、

「スポットライトが当たる機会と場所を気持ちだけでも作ってあげたい!」

その想いを諦められなくて、スタッフのたくさんの協力もあり実現しました。

大塚勇造展にも負けず劣らずの大盛況ぶり!

それはそれは、楽しんでいただけた素敵な「ルーム」に育っていったのです。


トークショーで小泉今日子さんがおっしゃっていた

「(大塚勇造さんの)姿形は、ないけれど、ファッション魂は、こうやって受け継がれていくんだな~」って、本当に、その通りだなぁって、そう思うんです。

今回の展示会に来てくださった10代の方々の中にも、

「スタイリスト目指します!」って言ってくれる方がいたり、


とってもシャイな女の子が、

兄の服を着て、勇気を出して、一歩踏み出してみる!

そして、写真も撮ったり、インスタにあげることも、抵抗があっただろうに、

何かに背中を押され、前に進む!

そんな瞬間を目の当たりにして、感激しています。


日本の最西端の長崎県の片田舎の大村で、

ひとりの若者がスタイリストになることを夢見て上京し、

憧れのひと:小泉今日子さんのスタイリングをする夢、見事叶え、

数々の作品と武勇伝を残した人生を語るかのような今回の大塚勇造展。


この展示会をきっかけに、地元大村のこどもたちが、

夢見ることにわくわくし、そして、その夢叶えていいんだと勇気をもらい、

それぞれの勇気の一歩を踏み出してくれたら・・・

What is your first step?


このテーマで、企画し、想い続け、やり遂げました。


これも、ひとえに、ご協力・応援いただいた皆様のおかげです。

そして、パトロン様のおかげで、あのように盛り上がり、楽しく実現することができた大塚勇造展です。

スタッフたちは、リターンのお茶やコーヒーで、展示会中、ほっと一息つけて、次の活力を生むことができ、さらに、大塚勇造展にも力を注ぐことができました。


そして、長崎県教育委員会様はじめ、大村市長 園田様、大村ボートレース場様、他、関係機関の皆様、共催者様、大塚勇造プロジェクトはじめこれまで関わってくださったスタッフのみなさま、チーム大塚のみなさま、そして、同級生のみなさま、地元のみなさまのおかげです。


そしてそして、

トークショーに駆けつけてくださった小泉今日子さん、小椋ケンイチさん、

テープカットしてくださった山田邦子さん、

生前と変わらぬお付き合いに、心から心から感謝いたします。


本当に、みなさま、ありがとうございました。


「まだまだ、夢の続きを見ていたい。」

そんな想いがあるのは事実です。


ただ、一つの夢を叶えて、成就したのならば、

ずっと、進化・成長を目指していた兄のこと、

「さぁ、次はなに?」

と、問いかけてきそうなので、次をみつけるためにも、

いったん、ここで、区切りをつけたいと思います。


これまでのみなさまの温かいご支援を、一生忘れることはありません。

今回の大塚勇造展が、一人でも多くの方々に、

「夢の一歩となる何か」をお届けできていたなら本望です。


やるの、やらないの?


兄の声がきこえてきそうです(笑)


みなさま、どうか、夢を諦めないで、

勇気の一歩、踏み出してみてください。


わたしも、わたしの人生の、次の一歩を踏み出す時です。


What is your first step?


自らにも問かけて、そろそろ、マイクを置きます。

       (サヨナラノカワリニ)



今後の皆様の更なる飛躍をお祈り申し上げ、心からの感謝をこめて。



2021/07/10

大塚勇造展 企画・運営  藤田 珠奈