青森ねぶたウルトラノ會 公開日記 3/13(月)
本日はお返し品(リターン品)の中から、50,000円以上のご支援に入る「怪獣跳人(はねと)」の浴衣(ゆかた)をご紹介いたしましょう。
◇柄について
多くのハネト用浴衣と同様に、私たちの浴衣も白地(綿100%)に濃紺一色刷りです。ベーシックな浴衣の柄は主に「津軽地方の凧絵」がモチーフとなっておりますが、「怪獣跳人」はズバリ!怪獣です☆ ウルトラセブンに登場した怪獣だけではなく、ウルトラマンに倒された怪獣も共演しております。「温故知新」のテーマにふさわしい怪獣として、6体の怪獣を厳選しました。
「ウルトラセブン」よりエレキング、キングジョー、メトロン星人、「ウルトラマン」よりバルタン星人、ゴモラ、メフィラス星人の計6体です☆ 当初のデザインは13体の怪獣や宇宙人たちがひしめき合い、「隠れミッキー」ならぬ「隠れケムール人」がいる手の込んだ柄でしたが、青森ねぶた祭の風情に馴染むようアプローチを改め、この度の柄となりました。また、怪獣たちは天地無用、生地を上から見ても下から見ても違和感の無い配置となっております。
◇浴衣の仕様
ハネト衣装は浴衣を着る前に「腰巻き / おこし」を巻きます。脇の下には通風口のように開く「身八つ口」という箇所があります。たすき掛けも背中で蝶結び。これらは本来、女性用の和装文化ですが、男性ハネトも同じ仕様です。そもそもハネトは女性の流し踊りに端を発し、それを男性が女形(おんながた)として取り入れたのが始まりではないかと勝手に思う今日この頃ですが、いずれにしてもハネト衣装を身にまとった男性はそりゃもう日本の祭り屈指の "MATSURI JUMPER" 、ジオン主力MS「ゲルググ」の如く、勇ましい姿と化します。その他、お尻の部分の生地の伸び止めとなる四角いパーツ「居敷きあて / 尻あて」があらかじめ縫い込まれていることなどが主なハネト浴衣の特徴となります。
◇勇ましき姿
ではそのハネトの姿を見てみましょう。画像をご覧ください。撮影前に美味しいインドカレーとナンを食し、少々お腹ポッコリな、茶目っ気たっぷりなモデルさんをご覧いただけると思います☆ これは中に腰巻きを着用し、浴衣を羽織り、腰紐(こしひも)を締めた状態です。(首にはチョーカー付けしたウルトラノ會の兄弟札がチラリと覗いています)
次に色々と装着し終えたハネトの完成形です。見よ、この勇ましき姿を!
いやはや、最高です!これがハネトの正装です。この姿が「青森ねぶたウルトラノ會」が推奨する姿です。ハネト衣装をまとった方なら誰でも参加できるのが青森ねぶた祭の醍醐味ですから、是非ハネトになりましょう!花笠の着用は任意ですが、ここ数年、花笠はハネトたちの個性やねぶた愛を表すキーアイテムとなっており、着用率がグンと上がっております。花笠は観光客の方々にも絶賛されますし、何よりねぶたを綺麗に見せてくれますから、花笠の着用をオススメいたします。どんな花笠を被ればいいかって? それはもちろん、真紅のファイター「ウルトラセブン」をイメージした「ウルトラノ會別注花笠」です☆!
お気づきの通り、花笠の両サイドに手ぬぐいを通し、被ったら結んで、跳ねても花笠がズレないように固定するのですが、その際、手ぬぐいをマスクのように広げて顔を隠すという風習があり、それも女形として男性が口元を隠す必要があったことがルーツではないか?と勝手な仮説を楽しんでいる今日この頃です。(ハネトのルーツについてご存知の方は是非お知らせください。よろしくお願いいたします。)
ハネト衣装の着付け方法については、ネット上で探すことができますのでご覧ください。また、この度のお返し品の衣装特別セットには画像付きの着付け説明書を同梱いたします。どうぞお楽しみに!
最後にその着付け説明書の表紙をご覧いただきましょう。
ジュワッ☆
最高です!青森ねぶた祭×ウルトラセブン!!!
皆さまの周囲に当プロジェクトをご紹介いただけますと幸いです。
引続きご支援のほど、よろしくお願いいたします!
青森ねぶたウルトラノ會
kiiro