2020/05/28 20:25

現在、目標金額の53%、268,900円のご支援を頂いております。
ありがとうございます!50%を超えることができました!!
今月末までとなりますが最後までご支援よろしくお願い致します。

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こちらのシリーズはクラウドファンディング終了後もやま施術院のnoteにて継続していきますのでぜひ引き続きお読みください。

https://note.com/masasama758

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やま施術院の施術

やま施術院ではトリガーポイント療法筋膜リリースをベースに施術を行います。

指圧とリリース

※画像はイメージです。

【トリガーポイント療法】
局所的に圧迫を加えることでその部分の筋肉のこり(硬結)をなくします。
じっくりと筋肉の繊維に合わせて押すことで徐々にほぐれていきます。
単純な手技ですが、押す角度や深さ・強さを間違えると翌日痛みやダルさが出る「揉み返し」になります。熟練した技術と正しい解剖学的知識が必要です。


【筋膜リリース】
全身の筋肉を包んでいる『筋膜』。この筋膜が一部固くなることで繋がっている全身に影響を及ぼします。皮膚の摩擦軽減のために主にオイルやクリームを使用して行います。これも正しく効果を出すためには技術と知識が必要です。
※当院では背中などに行う場合、クライアントのご了承を得た上で行います。


この2つに加えて、クライアントの状態・希望などによって毎回施術の内容を変更します。人間の身体は常に変化するので施術も変化して当然、という考え方です。

東洋医学をもっと身近に

上記の施術に加えて《東洋医学》の知識・技術を応用して施術を行います。


【東洋医学】
東洋医学(とうよういがく)とは、東洋起源の伝統医学を指す。東洋が指す範囲が多様であるように、東洋医学に含まれる範囲も一様ではなく、文脈・視点によって異なる。現在日本の伝統医学業界では、古典医学書に基づく薬物療法・漢方医学と、経穴などを鍼や灸で刺激する物理療法・鍼灸医学、両者を合わせて東洋医学と呼んでいる。日本では日清戦争以降、「西洋」と対になる「東洋」という用語が定着したと考えられており、1950年に日本東洋医学会が設立されて、東洋医学という呼び方も一般的になった。by wikipedia


鍼(はり)やお灸、漢方などご存知の方も多いですね。

しかしながら西洋医学に比べて東洋医学はどうも怪訝に思われがち。
その理由は「気の流れ」とか「難しい漢字が多い」「すぐに効果が出ない」といったものが多いと思われます。特に『目に見えない』というのが現代人にはウケが悪い点ですね。

西洋医学では血液検査などでもどの成分が〇〇mg/dlで足りない、と『数字』で表すので分かりやすいですよね。また、薬も割と即効性の高い成分で作られていることが多いので効果がわかりやすい。

一分一秒を争う現代社会には確かに西洋医学の方が合いそうですね(ちょっと皮肉)。
完璧なカロリーコントロール、栄養メニュー、デジタルデバイスやパーソナルトレナーによる運動管理など完璧にしても綻びは出ます。

人間は「数字」でできているわけではありません。暑い日もあれば寒い日もある。仕事が忙しくて睡眠時間が短い時もあれば、どうも眠れない日もある。

なんでだろう?医師には「数字(検査)では問題が見当たりません」と言われているのになんか調子が悪い・・・

そんな何とも言えない不調などをひっくるめて《不定愁訴(ふていしゅうそ)》と言いますがそれを含めて、根本的に「人間はこんな感じで過ごすといいよー」と指針を与えてくれるのが東洋医学。


医学というかもはや人生を健康で生きるための羅針盤的なポジション。


知ると一般の方でも便利なことがたくさんあるのですが中々手が出ない、何から知ればよくわからないのが本音。
なのでもっとわかりやすく、必要なポイントだけ抜き出して東洋医学の考え方を知ってもらおうと『超私訳』をしてみたいと思います。


参考文献

超私訳にあたり参考にしたのは「初めて読む人のための素問ハンドブック」です。


初めて読む人のための素問ハンドブックwww.amazon.co.jp
1,980円(2020年05月28日 19:42時点 詳しくはこちら)
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そもそもわかりやすく書かれていますがそれを更に(かつ勝手に)私訳しています。もっとちゃんと知りたい方はこちらをどうぞ。


超私訳 【素問:上古天真論】

まず最初に『素問』というもの(本)を超私訳してみたいと思います。
歴史的な背景を書くと小難しくなるので飛ばします。現代人の健康にはとりあえず不要です。

ざっくりいうとこの素問は「当たり前のことを書いたもの」と考えてください。


素問=当たり前のこと


素問の内容は問答形式で81に分けられて書かれています。その中に知っておくべき事が載っているものです。超私訳なのでこのやり取りも省きます。


1つ目は「上古天真論」(じょうこてんしんろん)。素問の一番最初に書かれているものです。


Q:昔の人は100歳でも元気だったのに最近の人は50歳でもヨボヨボなのはなぜ?

A:元気の秘訣
①飲食は過不足なくバランス良く
②心身のストレスを溜めすぎない
③お酒によってセックスしちゃダメ
④四季の気温や湿度、環境に合わせて生活しようね


こんな感じの基本を守って生活すると調子良いよー。


あと、男性は8年周期・女性は7年周囲で成長過程が変化していくことも書かれています。ちなみに僕は今32歳ですがこの上古天真論でいうと一番充実した身体になる時期だそうです。
大体30歳前後だと経験もそこそこあり、体力もまだある時期なので間違いではなさそうですね。


まずは「なんとなく」でOK

こんな感じで何となく「確かに健康的に良さそうだな」と当てはまる事が書かれています。これを完璧に知る必要はなくて、自分に活かせそう、できそうな部分を抜粋してみると良いと思います。

間違っているかあっているかはさておき、まず「なんとなく取り入れてみる」ところから。そこから徐々に修正していけばいいんですよ。人生長いですから。