2017/04/26 10:44

第1回目料理イベントに向けた練習会スタート!
イタリアンシェフを目指している高校生の男の子と夏のイベントに向けての練習会が始まりました!
このクラウドファンディングは、料理の道に進みたい子ども達が夏に、大人20〜30人くらいを集めて、フルコースを振る舞うようになるため、プロから料理を学び、本番に向けて練習をするという企画です。

今回は特別ゲストとしてパティシエの方と共に「カンノ―リ」というイタリアで有名なお菓子を作りました。

 

事前に高校生と夏のイベントで何を作りたいかを話していた際にカンノ―リというお菓子を見つけ、これがおいしそう!食べてみたいという気持ちからパティシエの方にお願いをして教えてもらうことになりました。

今回会場をご提供いただいたのは、このプロジェクトを一緒に進めているmogmogはうすの丸山さんです!
足立区の北綾瀬にある料理関係の人向けのシェアハウスで、ここでは「食」を通じてたくさんの人がつながれるそんな素敵な場所になっています。

高校生と緊張しながら、mogmogはうすにつくと、パティシエの方があたたかく迎えてくれました。

この日は、このプロジェクトを応援してくれている人、イベントの案内を見て、興味を持ってくれた人が参加してくれました。
自己紹介からスタートし、早速調理スタート!

まずは外側の生地作りから始まりました。
材料を混ぜてなめらかになるまでこねる作業だったのですが、思ったよりも力がいることを体感したのか疲れるねと言いながらも一生懸命にこねていました。

通常なら生地を1時間ほど寝かせるのですが、この日はそこまで時間がなかったため、事前に作っていただいていた生地を使っていきます。


次に麺棒を使って生地を、2mmの薄さにのばします。2mmってこんな薄かったっけ?と戸惑いながら、生地をのばしていきました。

薄くのばした生地で次は、6cmの正方形を作ります。それを麺棒の端につけて正方形が対角線上で結ぶように形を作っていくのですがこの形を作るのに苦戦していました。

パティシエの方に作ってもらった見本やこうするといいよというアドバイスを受けながら少しずつ上達し他の参加者の方からも上手になったねと声をかけていただけるほどまで進歩し、嬉しそうな顔をしていました。

 

その後生地を揚げる間に中に入れるクリーム作りに取りかかり、材料を混ぜて揚げた生地の中にクリームを絞ります。

今回はパティシエの方が持ってきて下さった絞り器を使って行ったのですが、これが今日の最難関だったと言っていいほど難しく、高校生も苦戦していたのですが最後には少し納得したものができた様子でした。

最後に参加者全員でカンノ―リを食べ、笑顔のあふれる素敵な時間が過ごせました。

 

 

今回はイタリアンシェフを目指す彼がデザートという枠で料理をしたのですが、作っている際に麺棒の使い方など他のメニューにも応用できる様々な技法を学び、そのひとつひとつを熱心に聞きながら学んでいました。

食後は、パティシエの方が、料理業界のことを丁寧に説明してくれ、大変な部分もやりがいのある部分も教えてもらい、これまでなんとなく、好きだから目指していたけど、考え方がちょっと変わったかもと話していました。

 

◆今後のスケジュール

そして、次のプロジェクトに関しての話をしたところ、夏の料理イベントは「夏らしいもの」をテーマに、前菜2種、パスタ、メイン、デザートを他に料理に関心のある中高生を何人か集めて、チームで作りたいと話していました。

次回は、6月25日(日)にそのメンバーの顔合わせを行い、シェフを呼んで、それぞれが作りたい料理を練習していきます。
今回は、約3、4人の中高生が主役になって、大人にフルコースをふるまっていきます。
彼らの今後の成長をお楽しみに!